賢明な読者ならお気付きのことと思う、家元の実家がある町は、『となりのトトロ』の舞台のようなところである。『となりのトトロ』はおそらく昭和30年代後半、家元の小学生時代は昭和40年代後半なので、トトロで描かれた世界の10年後が家元の少年時代だと思っていただければ間違いない。
自宅のお風呂を薪を焚いて沸かす、電話機の横にあるハンドルをグルグル回して交換台を呼び出し通話先に繋いでもらう、SLやボンネットバスが走る…そんな記憶がかすかにある。
そういえば、マックロクロスケは実際に見たことがある。
カンタのばあちゃんが「そりゃあ、ススワタリだよ〜」と言う通り、普段使われていないお寺のお堂の戸を勢い良く開けると、床にある埃や煤が風で舞い上がり、それに光が当たるとマックロクロスケみたく見えるのだ。
さすがにトトロは見たことないが。
実家から車で15分ほど行くと、「岩屋岩陰遺跡」がある。

古代はこの岩の影で時間を計ったという。
サン@『もののけ姫』がシシ神様と出会った場所のようでもある。あるいは腐海の森の底@『風の谷のナウシカ』か。
下呂温泉には油屋@『千と千尋の神隠し』のような旅館がある。

山の中腹に位置する
「湯之島館」だ。いや、油屋をかなり洗練し上品にした湯宿ではある。
ここが玄関。

駐車場まで50mくらいあるのだが、宿泊者にはバレーパーキング対応してくれる。
フロント脇のロビーには囲炉裏。

流行の“レトロ調”ではなく本物のレトロなので、施設の新しさ、便利さを重視する人には向かないが、こうした情緒が好きな人にはお勧めする。古いけどメンテナンスはしっかりされている。
13:00〜14:00の1時間のみ外来入浴ができる(1000円)。市内各所で販売している湯めぐり手形(1200円)を購入すれば、加盟している旅館などが3回利用できる(有効期間:半年)。
で、湯めぐり手形でイン!1時間貸切状態でした♪
レトロな内風呂

清潔な露天。

露天からは市内が見渡せる。夜景は綺麗かも。

下呂温泉は源泉集中管理式なので、基本的には泉質はどこでも同じ。ここは循環式だけど、悪くはない。

昭和初期に作られた家族風呂がいくつかあるけど、これの利用はは宿泊者のみ。タイル貼りのレトロな作りのようだ。
宿泊したことはないので、料理がどんなレベルなのかは不明。リアルなレトロが理解できる方にはよろしいんじゃないでしょうか。
こうゆうところも、小技効かせてる。