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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

「ありがとう」を言う能力

アヤックスでUEFAチャンピオンズカップ(現:チャンピオンズリーグ)3連覇の実績を挙げ、1973年にF.C.バルセロナに移籍したヨハン・クライフは、チームのリーガ・エスパニョーラ優勝(14年振り)に貢献した。

「ここでリーグ優勝した時一番感動したのはどんな出来事だったと思う? 『おめでとう』 じゃなくて 『ありがとう』 といわれたことだよ。胸にずしんときたね。生涯忘れられない思い出だ。誰も彼も、どこへ行っても『ありがとう』。つまりバルセロナの勝利はここで暮らす人々みんなのものなのだ」


この時のことを回想して、後にクライフが語った言葉である。





2012年12月28日に開催された「第16回 アジアジュニアスカッシュ選手権(団体戦) 代表選手選考会」で、男子は古積廉人が代表に選出されると、私は予想していた。8月のジャパンJr.時点で、4人の候補選手では古積が一番実力・実績が高く、また9月以降の上達を間近で感じていたからである。

私の予想は、「尾潟祐亮:3勝0敗(代表決定)、園部大和:2勝1敗、古積:1勝2敗、大段凛太郎:0勝3敗」という形で外れた。
(身体的成長も含めて、だが、)あの古積の伸びを上回る成長を遂げた選手が2人もいたとは、大きな、とても嬉しい誤算だった。結果が出せなかった大段も、豊かな可能性を示してくれた。


彼ら4人の成長は、もちろん当人の努力・才能に拠るものだが、それ以上に多くの人たちの様々なサポートがあってのものだろう。「サポートを、受けることができる」というのも、ひとつの才能である。



人は誰もが、誰かの助けなしには生きられない存在として数年を過ごし、かなり高い確率で介護が必要な年月を過ごすことになる。
だから、「あなたのサポートやダメ出しのおかげで、私はこうして成長し、生きていくことができました。ありがとうございます」と言える能力は、必要不可欠のものである。


ということで、昨年(「パブリック・ドメイン」)、一昨年(「贈り物」)と『干支が違うだけで、他は全く同じ年賀状』を今年もお届けする。

「彼らの勝利は、私の勝利」であり、「彼らの失敗は、私の痛み」である。
「代表入りおめでとう」ではなく、「こんなに強くなってくれてありがとう」を。「もっと頑張れよ」の代わりに、「オレも頑張らなきゃ!」を。


明けましてありがとう。今年もよろしくお願いします。






  1. 2013/01/01(火) 23:37:41|
  2. スカッシュ
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