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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

世界基準

今日(日本時間10月7日)から男子本戦が始まったDelaware Investments US Open 2012、Squash TVで以下の3試合を観た。

Christopher Gordon (Usa) vs Hisham Ashour (Egy)
Gregory Gaultier (Fra) vs Olli Tuominen (Fin)
Borja Golan (Esp) vs Joe Lee (Eng)


改めて感じたのは、「日本でレットになってる状況のうち1/3は、ノーレットと判定されている」ということ。
プレーヤーもその判定が当然だという態度でいる。


3年前、日本での大会に参加したChristopher Gordonが、準決勝後にレフリーに対して「できるだけラリーを続けさせるのがレフリーの務めだ。なのにキミのジャッジングはプレーを止めさせる方向だぞ!」とクレームを付けていたのを思い出した。
彼らの基準ならば、「日本のレフリーはノーレットとしなさ過ぎ」というのは十分頷ける。実は私も、自身がレフリーを務めた準々決勝で、James Snellから試合中にGordonと同じ事を言われている。




レット/ストローク/ノーレットの判定は、ざっくり言って以下の通りに行われる

1.ノンストローカーの妨害があり、それが無ければアピールしたストローカーは有効なリターンができた→レット

2.ノンストローカーの妨害はあったけれども、妨害が無かったとしてもストローカーは(ボールに追いつくことができず)有効なリターンができなかった→ノーレット

3.ノンストローカーの妨害があり、ストローカーがプレーを続けていたら相手にラケット/ボールを当ていた→ストローク



実際はこれに「ノンスローカーは相手にプレーさせるための努力をどのくらいしたか?」など多種多様の要素が加わるのだが、概略はこれ。

「日本のレフリーはノーレットとしなさ過ぎ」は、『妨害があった→レット』としていることに拠るものがほとんど。判断するのは、『妨害の有無』ではなく、『(もし妨害がなかったら)アピールしたプレイヤーは有効なリターンができていたか、いなかったか』なのである。




既にReplayがアップされているので、Squash TVに加入している人は、Borja Golan vs Joe Leeの2ゲーム目9-9でのアピール→ジャッジ→ビデオジャッジを是非観ていただきたい。ビデオジャッジの結果に拍手しちゃった。

3人レフリーでの判定が覆るくらいだから、いろんな解釈が成立する状況なのだが、これをノーレットとするのが世界基準なのだよ。






  1. 2012/10/07(日) 19:38:48|
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