ジンギスカン、焼きそばもそうなんだけど、大会スタッフによる結果速報やこのスコアボード(?)にも主催者の「来た人を楽しませよう。スカッシュを盛り上げていこう」という姿勢を感じることができる。
サンセットブリーズ保田でも同様のホスピタリティを感じた。行ったことないけど、上田のスカッシュLemonや彦根のJ-Courtからも同様の温かさがWebから伝わって来る。
これらに共通しているのは、比較的最近に建てられた、大手スポーツクラブや公共施設ではない形態で運営される施設ということである。
以前からこうした形態の施設はあった。だがこのような盛り上がりをみせるのは割と最近のことだ。そのタイミングは、スポーツクラブ内のスカッシュコート減少との間に“何らかの力”が働いたからではないかと思う。
経済効率、つまり単位面積や時間あたりの売上げ・利益という面において、スカッシュはエアロバイクやスタジオプログラムなどに対し不利な状況にある。よってスポーツクラブ内のスカッシュコート減少を食い止め、さらに増やしていこうとする活動は、困難を極める。
だから何もしなくて良い、というわけではないが、コストパフォーマンスが悪い仕事である。金と暇が有り余ってるなら、取り組んでもいいといったところだ。
スカッシュの普及を目的とした事業を行うのなら、スポーツクラブ・公共施設・学校などのコートを増やすべくアプローチするのではなく、上に挙げた施設がビジネスモデルとして成立するよう最大限バックアップすることこそが、“公益”に繋がると思う。
これらの施設が時を前後して誕生したのは、単なる偶然ではない。
そんな気が、しませんか?
- 2008/06/27(金) 00:01:56|
- スカッシュ
-
| トラックバック:0
-
| コメント:1