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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

さようなら

24日、膵臓ガンで亡くなった今敏さん(アニメーション映画監督)の「遺書」というか、お別れのあいさつ




うーん、同い歳かぁ。。。。すごいな。

昨年末手術後の半日間、下半身不随だっただけで(これね)あんな無力さを感じたのだ。死と直面したらどうなっちゃうのか…






くだらないことにつきあっている暇はない。


今を生きよう。




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  1. 2010/08/28(土) 22:10:16|
  2. その他
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家元的『東京・箱根案内』 2日目夕食~3日目

『東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園』内のレストランはコース料理が中心。ここまでかなりハードに胃を使ってきたので(笑)、2日目の夕食は『はこねずし』へ。



特上にぎり(2,800円)
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穴子寿司(2,100円)
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シャリが緩めで寿司としての完成度としてはイマイチだけど、タネのクオリティは高い。緩いシャリは、穴子寿司にはベストマッチなので、こっちをメインに注文するといいと思う。





はこねずし
0460-84-7890
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
11:30~14:30/17:00~20:30(L.O)
火、第三月休





ホテルの近くには、イタリアンの『アルペルゴ・バンブー』や中国料理の『太原』などいいお店があるので、食事には困らないよ。







ホテルをチェックアウトしたら、芦ノ湖を観光して、大涌谷へ。
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この日下界は酷暑日だったけど、大涌谷は高原の爽やかさ♪
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そして、黒玉子(5個入りで500円)がウマー!
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やっぱ玉子も源泉掛け流しだと気持ち良いのかしらん? タダモノではない美味しさなのだ。
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締めの食事は、箱根湯本の『はつ花』で。
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そばはまあ普通だけど、自然薯が美味しい☆

せいろそば(1,100円)
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はつ花
0460-85-8287~8
神奈川県足柄下郡箱根町湯本635
10:00~19:00
水休(祝日の場合は前日か翌日)










箱根のお土産は、『丸嶋』の温泉まんじゅうが定番。美味しいよ。
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以上、食事で痛烈なインパクトを与えた『家元的2泊3日の東京・箱根ツアー』でした。





  1. 2010/08/28(土) 13:21:01|
  2. デート
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家元的『東京・箱根案内』 2日目宿泊

2日目の昼食後、表参道・原宿でお買い物・プリクラなどを楽しんでから、箱根へと向かう。




宿泊は、仙石原の『東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園』。


正面玄関
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フロントロビー
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プールと池
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14畳ほどの和室+ツインベッドルームのファミリータイプの部屋には、もうひとつツインルームがコネクトできる。
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部屋のベランダから見える庭、池
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屋外プール(夏期のみ
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1年中利用できる屋内プール
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温泉は循環なのがちょとあれだけど、とてもリラックスできるオススメの宿です。






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(つづく)




  1. 2010/08/26(木) 21:21:56|
  2. デート
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家元的『東京・箱根案内』 2日目昼

ニューヨークやパリなどの大都市には、日本料理店やラーメン店が存在する。でも、きりたんぽのお店(秋田料理専門店)や長崎ちゃんぽん専門店は、まずない。

一方、トーキョーにはポルトガル料理店はもちろん、一地方の小さな島であるマディラ島の、マディラ料理専門店なんてのがあったりする。それがまた、ポルトガルにあったとしてもかなり高いレベルだったりするところが、トーキョーの懐の深さなのだ。



ということで、2日目のランチは、西麻布の『ヴィラ・マダレナ』でカタプラーナコース(2,800円 要予約)をいただく。

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イベリコチョリソー・ハモンセラーノ盛り合わせ
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バカリャウとジャガイモのコロッケ
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タコのマリネ
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色々お肉のサラダ
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これが“ポルトガルのきりたんぽ鍋”こと、カタプラーナ
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あさり、エビ、イカ、カニ、(この日は入ってなかったけど)ムール貝などをトマトベースのスープで煮込む。ブイヤベースな感じ。
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このスープで作るリゾットが絶品!
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魚介類の美味しさが凝縮されている。






コンデンスミルクが使われていて濃厚な固めのプリンと飲み物が付く。
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コースはかなりボリュームがあるので、お腹をすかせて召し上がれ!






『ヴィラ マダレナ』
東京都港区西麻布2-24-17ポケットパークビル1F
03-3499-1777
11:30~14:00/18:00~22:30(L.O.)





(つづく)



  1. 2010/08/25(水) 20:06:26|
  2. デート
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家元的『東京・箱根案内』 2日目朝

2日目の朝食は、築地市場へ。

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築地の飲食店には、「観光客向け」と「市場で働く人向け」の2種類がある。どちらがコストパフォーマンスが高いかは、言うまでもないだろう。
前者にも『大和寿司』や『寿司 大』などのように良いお店があるけど、並ぶんだなー。土曜日だと最大4時間とか。あり得ん!

後者の代表は『中栄』(カレー)、『井上』(ラーメン)など。でも、せっかく築地に来たんだから、魚を!という人には、『高はし』をオススメする。




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高級料亭などに卸すレベルの素材を、食堂で食すことができる。保田の『ばんや』の、“クオリティと価格を倍に上げた”感じですな。






刺身盛り合わせ(2,000円)
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赤めばる煮付け(2,000円)
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花鯛塩焼き(1,500円)
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高はし
03-3541-1189
東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場8号棟
8:00~13:00(売切れしまい)
日・祝・水不定休(築地市場に準ずる)







テリー伊藤の実家である『丸玉』(玉子焼き)などでお買い物して、一旦ホテルに戻る。









ホテルをチェックアウトして向かったのは、建設中の東京スカイツリー
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子供たちがおじいちゃん・おばあちゃんになったとき、「わしの中学生のとき、ちょうど作っとたんじゃよ」と言えるように、見せておこうと思って。今しかできない体験。『Always 三丁目の夕日』の、タイムカプセル。

東京タワー近くのホテルに泊まったのは、タワーの印象を強く刻んでおくためだったのだ。






(つづく)


  1. 2010/08/24(火) 21:57:45|
  2. デート
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家元的『東京・箱根案内』 1日目夜

日本食というと、寿司や天ぷら、懐石料理などが思い浮かぶだろう。それらは、海外でも大都市でなら食べることができる。「日本でないと食べられないもの」の代表格は、実は焼肉・ステーキだったりする。サシの入ったジューシーなお肉。
ジュリア・ロバーツも初来日の際、神戸ビーフを食べたいと言っていた。外国から来た人が最も印象に残った食事が肉料理だったりする。



そんな日本の肉料理の中でも、「ここでしか食べられない」ものをいくつか提供してくれるのが、足立区鹿浜の『スタミナ苑』。
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最寄り駅から徒歩だと30~40分という不便さ、予約できない、内外装が古ぼかしい、臭いが盛大に付く…といった数々のネガティブ要素を打ち消して余りある強烈な印象を与えてくれる。







上タン塩(1,800円 写真は3人前) 
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ミックスホルモン(1,600円)
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あぶりレバ塩(900円 写真は2人前)
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特選上ロース(時価 だいたい1万円ぐらい)
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上の写真だと大きさがわかりにくいけど、こんな厚さ☆
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わさびを乗せていただく。
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並カルビ切り落とし(1,300円 写真は2人前)
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テグタンスープ(800円)
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『あら皮』と競って仕入れると言われる特選上ロースは、確かに美味しい。赤身ザクザクのステーキの方が家元の好みには合うのだが、このくらい美味いと霜降り肉も認めざるを得ない。
でもあれは、3~4万円出せば、他でも食べさせてくれるところはある。

だが、ホルモン・レバー・テグタンは、他では体験させてもらえない“ここだけの味”だ。肉に対する概念を変えさせる力がある肉。体験しないとわからない世界が、ここにある。







スタミナ苑
03-3897-0416
東京都足立区鹿浜3-13-4
7:00~23:00(土・日・祝は16:30~23:00)
月・火休










1日目の宿泊は、東京タワー近くの
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ザ・プリンス・パークタワー
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38㎡のツインをトリプルユース
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一休.comで予約。






東京タワーを見せたかった理由は、次回で。




(つづく)






  1. 2010/08/23(月) 20:11:31|
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家元的『東京・箱根案内』 1日目昼

今年、両親が結婚50周年を迎えた。
「セレモニーはしなくていいけど、親族で旅行がしたい」という両親のリクエストを受け、ハワイ、沖縄などへの旅行を検討したんだけど、スケジュール調整つかず。中高生は、部活とかコンクールとか忙しいのね★

で、2泊3日ならなんとかなるということで、8月初め、東京・箱根ショートトリップとなりました。参加メンバーは両親、姉・姪、ウチの5人で計9人。「東京でしか食べられないものを、今しかできない経験を」をテーマに旅程を組んた。





移動手段は、10人乗りののタヤエース… じゃなくてハイエースをレンタル








4列シートにテンションアゲアゲ☆
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東京駅で4人をピックアップし、ミッドタウンに向かう
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日本では、広島に本店があるブーランジェリー「アンデルセン」が運営しているショコラティエ『ジャン=ポール エヴァン 東京ミッドタウン店』
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新宿伊勢丹などのお店にもカフェはあるが、食事ができるのは、サントノレの本店とここだけ。

11時~15時のデジュネ(ランチ)がお得でオススメ♪
週替わりで食事1品(1,500円前後)に、500円程度追加で「飲み物&ケーキ」を付けられる。




キッシュ ブロッコリー
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パットゥグラティネ(パスタグラタン 1,260円)
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ショコラ・ショ(温かいチョコレートドリンク)のパリジャン(単品だと1,155円)
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カラカス
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ムース オ ショコラ トラディショネル
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ここのチョコレートドリンクやケーキを食すと、「カカオって、こういう味だったのね☆」と気付くことができる。




ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店

東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリアB1F
03-5413-3676
11:00-21:00(L.O.食事 19:00/ドリンク 20:30)
不定休









食事後、新国立美術館でオルセー美術館展を観る(写真を撮ったのは別の日)
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嵐のファンだという姪のリクエストで、赤坂サカスへ。
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この後、夕食へと向かう。




(つづく)



  1. 2010/08/22(日) 16:51:06|
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Imagine no possessions

マックのコメントに、返答を。




これに対して、言い返したいことが100倍くらいある。

甲子園の高校野球は、高校生が部活としてやっている試合を、地上波で全国生中継し、夜にダイジェストを放送している。「負けたチームがかわいそうだから、中継を中止せよ」や、「決定機でエラーした姿を全国に晒された高校生は、トラウマを負う。人権蹂躙だ!」などと考える人もいるだろう。

そのような意見を採用し、ひとりでも「写されたくない」という選手がいたら中継を止めることが、野球の発展につながる、とマックは思っているわけではないよね。


>素晴らしい試合の映像はもっと流通して、スカッシュを広める役に立てば良いし、皆が研究した結果全体のレベルがあがり、代表自体が強くなればいいんじゃないかな?

これがマックの意見なのだから、「中継されることが気になって、本来のパフォーマンスが発揮できないような選手は、日本代表にふさわしくない」や、「観てくれる人が多ければ多いほど、燃えます!な選手じゃないと、世界を相手に戦えないぞ」という論調になるはずなんだけど…


とか、ね。




家元の性格からして、反応しないのは『痩我慢』であり、そうすることがメタボ呼び出しをくらうようなストレスになるのは、容易に想像できるでしょ。
「痩我慢したら、太った」という、笑えないオチ(>_<)


ただ、自身の名と責任に於いてああいうことを言ってもらえるのは、とても幸せなことだと思っとります。これは痩我慢でなく、本心から。
だから「マックが書いたことに対して、痩我慢する」というのが、『痩我慢』の主旨。



TEAM KANO流『学問のすすめ』は、掲示板に反応したのではないよ。マックが書いたのを読んで、「へー、掲示板ってそーゆー流れになってたんだぁ(@_@)」と知ったんだもん。
「荒らしは、スルー」が鉄の掟。擁護派とやらの書き込みに反応したマックの負け。放置されたら、何もできやしない連中なんだし。






TEAM KANO流『学問のすすめ』で家元が言いたかったことを、ジョン・レノンが歌っている。


Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will live as one


想像してごらん 誰も何も所有してない世界を
難しいかもしれないけど
執らわれることから解放され
みんなで共有している世界を 想像してみて

そんなことできっこないって思うかもしれない
でも、共有できると信じてるのは 僕だけじゃない
いつかきっと 君にもわかる日がくるだろう
そう信じられれば 世界はひとつになるんだ






再度述べておく。
「肖像権を理由に、撮影されることを拒否できる」や「個人情報だから、公開されてはならない」といったことのうちのいくつかは、都市伝説、つまり誤った認識である。

イチローがレストランで食事をしているシチュエーションでは、肖像権はイチローにある。撮影・公開にはイチローの同意が必要。
試合中は、商業的利用の場合を除き、イチローには肖像権が認められない。イチローが野球をしている姿という素晴らしい財産は、“みんなのもの”なのだ。

これは判例ではっきりしている。したがってスカッシュの場合でも、プロ登録している選手の試合中に関しては、(パブリシティ権を除き)肖像権が認められない=肖像権を理由に撮影・公開を拒否することはできないと判断できる。



プロ登録していない選手の試合中はどうなのか?
これははっきりしていない。肖像権を規定した特定の法律はなく、これに合致すると判断できる判例もない。

「公の場所」で公然たる活動を行っていて、不特定多数による撮影が容易に予測されるシチュエーションだから、肖像権は認められないという見解を示す法律家がいるし、逆の立場を取る人もいる。

つまり現時点では、肖像権を根拠として「撮影・公開を許可する/しない」ということができるかどうか、わからない。
よって、「撮影される人に了解を取ってから撮影・公開すべきだと私は考える。なぜならば…」という意見には、耳を傾ける価値があるかもしれない。ないかもしれないけど。
「許可を得るのが当然である」というところから始まっているのは、読まずに食べる黒山羊さんからのお手紙で構わない。




私のスタンスは、マックと同じである。

素晴らしい試合の映像はもっと流通して、スカッシュを広める役に立てば良いし、皆が研究した結果全体のレベルがあがり、代表自体が強くなればいい。




自分の負けた試合は、観られたくない。
撮影されてる(=公開される)と、気になってパフォーマンスが落ちる。
自分のプレーを、他者に研究されたくない。

それぞれ、理解できる心情だ。
だから、「Imagine no possessions, I wonder if you can. I hope someday you'll join us and the world will live as one.」なのである。

You may say I'm a dreamer.






  1. 2010/08/21(土) 15:00:09|
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麻布十番納涼まつり2010

マイウーなモンクイとレイキーなチャンネェがゴウシュウするツーナーのツリオマ☆


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今年は一の橋公園が改装中のため、国際バザールは開催されず。そのためか、「おらがくに自慢」は例年以上に混雑してるみたい。






マグロなmisaki… ぢゃなくて、三崎のまぐろも空を飛ぶ☆
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『およげ!たいやきくん』のおじさんのモデルとなった先代店主、今年亡くなっちゃったんだ。合掌。
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でも、あずきのウマさは健在♪
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白いパーカーの女の子は芸能人らしい。
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若い女の子に「キャー!ガンバッテくださいっ!!!」と声を掛けられてた。

わしゃあ、誰じゃかわからへんかったけんのぉ。





  1. 2010/08/21(土) 00:26:41|
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2010ジャパンジュニアU19準決勝 小林vs遠藤 レビュー

小林僚生 bt 遠藤共竣 11-4 12-14 10-12 11-5 15-13


「この幸せな時間が、いつまでも続いたらいいのに」

お祭りの後半、例えばワールドカップの準々決勝あたりで感じる一抹の寂しさを4thゲームあたりで味わせてくれた、素晴らしい試合だった。


トリッキーなショットを封印し、力強いドライブを根気よく打ち続ける遠藤。6月のU23時のようなフィットネス不足には陥らなかった。充実した練習・試合経験を積んできたことを伺わせるパフォーマンスを披露した。

ファイナルゲーム、遠藤の3度のマッチボールを凌いだ小林は、“決めに行くべき状況”を的確に嗅ぎ分け、ウィニングショットを放った。

両者が噛み合った観応えある熱戦に、観衆は惜しみない拍手を贈った。



  1. 2010/08/19(木) 19:44:31|
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痩我慢

福澤諭吉著『学問のすすめ』の出版部数は、70万部とか300万部とか言われている。おそらく、明治期に出版されたのが70万部くらいで、その後著作権が切れてから出版されたものや現代語訳を含めると、300万部くらいになるのだろう。


これ、ものすんごい数だよ。
このブログにアクセスカウンターを設置したのは、2006年5月末。以来4年3ヶ月の累計アクセス数は54万である。が、そのうちユニークアクセスは、1万にも満たないのではないだろうか。
つまり、このブログが手に取りやすい形式で置いてある無料の冊子になったとしても、発行部数はせいぜい多くて1万部程度なのである。もし、有料だったら…


明治5年の日本の総人口は3,480万人、明治37年で4,613万人。当時の書籍流通状態を考えると、70万部というのが途方もないベストセラーだったことが伺われる。『1Q84』の倍くらい売れたって感覚じゃないかしらん。



でも、福澤の著作の中では、『痩我慢の説』が圧倒的に面白いと思う。
これは、勝海舟と榎本武揚宛に出した手紙を本にして出版したものである。旧幕臣でありながら維新後新政府に出仕して栄達を遂げた二人の出処進退をきびしく批判した内容だ。


福澤は、「国政ってのは、痩我慢で成り立っている」と主張している。
私たちは普通、自分の可処分所得をスカッシュラケットを買うことや、レッスン代・試合のエントリーフィーなどにつぎ込んでいる。ごく一部の例外的な人が、「スカッシュが強くなりたいんです! だからエジプトに行って修行して来ます!!」という若者に、じゃあこれを費用の足しにしなよと、可処分所得の中からいくらかを分け与える。

それは、若者に分け与えなければ、自分が美味しいもの食べたり、カメラを買ったりすることに使えたお金である。
自己利益の追求と同様の情熱を、公益(この場合、「日本のスカッシュが強くなること」)の追求に注ぐことができる人が、“公人”なのだ。
公とは、痩我慢して「きれいごと」をすることだと福澤は言っている。


「きれいごと」をリアルかつクールに演じ切れる人間が、一定数いないと、社会は保たない。そこらの十把一絡げの三下連中は、強いものについて付和雷同すればよい。どうせ三下なんだから、たいしたことはできやしない。

けれども、勝や榎本のような傑出した人間は、無理を承知で「痩我慢」する例外的な責務があるんじゃないか。そういうことができるだけの器量に生まれついたか、刻苦勉励それだけのスケールの人間になれたんだから。

「痩我慢」ができる人間とできない人間のあいだに人間の格の違いというのは出るんじゃないか。勝や榎本の炯眼をもってすれば、そのあたりのことは熟知されていていいんじゃないか。


というようなこと手紙に書いて、二人に送った。
その後、これを本にしませんか?と出版社からもちかけられ、福澤は「この草稿をこれを公刊するつもりだが、事実誤認ほか、訂正すべき箇所があればご教示願いたい」と勝に示した。





それへの勝海舟の返答が、メッチャイケてる☆


「いにしえより当路者、古今一世の人物にあらざれば、衆賢の批評に当たる者あらず。はからずも拙老先年の行為に於て御議論数百言御指摘、実に慚愧に堪へず。御深志忝なく存じ候。

行蔵は我に存す。毀誉は他人の主張。我に与らず我に関せずと存じ候。各人へ御示し御座候とも毛頭異存これ無く候。御差越しの御草稿は拝受いたしたく、御許容下さるべく候。」




むかしから政治の要路にいたもので、後世の史家の批評に耐えるほどの仕事をした人間は希である。自分のような鈍才の仕事の欠陥が指摘されるのは当然のことで、ごめんねと言うしかない。

出処進退の決定については私には私なりの基準がある。それは公言して、他人の承認を求める筋のものでもない。毀誉褒貶は所詮他人ごとである。オレは知らんよ。
私への批判の文章、じゃんじゃん世間に発表してくださって結構。でも、戴いた草稿は(なかなか面白いし、私自身の反省材料にもなるから)このままくださいね。
では~


(現代語訳 by 内田樹)






勝海舟の性格や才気からして、福澤の「オメエラ、痩我慢が足りねぇんじゃね?」というイチャモンには、10倍くらい言い返したいところのはず。
それを「毀誉褒貶は所詮他人ごと。オレの知ったこっちゃない」という、一世一代の痩我慢を以て回答したわけである。





カッコイイ♪

「毀誉褒貶は所詮他人ごとである。オレは知らんよ」


真似してみよっと☆



  1. 2010/08/18(水) 21:09:37|
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TEAM KANO流 『学問のすすめ』(3) 個人情報

1.個人情報とは
氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど、「個人を特定できる情報」が個人情報である。



2.個人情報を公開するのは、悪いことか?
個人情報が知られることには、メリットとデメリット(リスク)の両面がある。どちらが大きいかは、福澤諭吉が言うところの「カシコキ人」と「オロカナル人」の割合に依る。


例えば、「慶應義塾大学スカッシュラケットクラブOB・OG&現役生名簿」があり、そこに41年分のOB・OGと現役生の住所・氏名・職業(勤務先)・連絡先などが掲載されているとする。

この名簿には個人情報が載っているので、架空請求業者やストーカー行為をするヤツらの手に渡り悪用されるリスクがある。「だから名簿を作るべきではない」とは、私は思わない。
その名簿があり、メンバーに共有されることによって得られる利益は、それがないことによって得られる利益(悪用するヤツらに個人情報を知られるリスクを低減すること)よりも遙かに大きいと判断できるからである。




3.個人情報保護法

消費者庁HPでは、個人情報保護法の目的を「個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利利益を保護すること」をとしている。


個人情報保護法は、「個人情報を公開してはいけません」ということを規定しているのではない。「個人情報を収集・公開することはOK。ただし、個人情報を扱う規模の大きな事業者は、“オロカナル人”に悪用されないよう配慮が必要である」という主旨で制定された法律である。

個人情報を的確に取り扱わなかったことを主務大臣へ報告しない、あるいはそれに伴う改善措置に従わない等の適切な対処を行わないことにより刑事罰の対象となるのは、「5,001件以上の個人情報を個人情報データベース等として所持し事業に用いている事業者」である。


つまり「刑事罰の対象になるか、ならないか」を基準にすると、

・事業に用いていない個人情報を公開した
・事業に用いている5,000件以下の個人情報を公開した
・事業に用いている5,001件以上の個人情報を公開したが、主務大臣に報告し、改善措置に従った

場合は、全て「セーフ」である。法律上何ら問題ない。



「刑事罰の対象にならなければ、何しても良い」ということではもちろんない。法律であるために、ある程度のところで線引きが必要なので、ここで線を引いたということである。
ここで線を引いたということは、これ以下の場合は「個人情報を公開するリスクよりもメリットの方が大きい、あるいは同等」と考えられているのだ。


多くの人が、個人情報保護法の主旨を正しく理解せず、過大解釈している。個人情報だから…や、肖像権が…を理由に行動を制限するのは、都市伝説である。





【まとめ】 私たちが目指すべき社会

ペナンに住んでいたころの小林海咲が一時帰国し、一緒に食事に行ったときのこと。駐車場に車を停め、バッグ類を車内に置いたままレストランに向かおうとした時、「すごい違和感あります」と彼女は言った。
日本では、「ウィンドウを閉め、ドアをロックしていれば、車内の荷物が盗まれるリスクは無視できる程度に小さい」。一方、ペナンでは「盗まれるリスクがそれなりにあるので、車から離れるときは荷物を車内に放置しないのが常識」になっているのである。

私が出会ったマレーシアの人々は、みな礼儀正しく真面目な“善い人”だった。しかし、窃盗などの犯罪発生率はどうやら日本よりも高いらしい。犯罪者の多くは不法入国者などの外国人だという指摘もあるが、とにかくマレーシアはそういう社会らしい。
国によっては、車から離れるときは、盗難されないようカーオーディオやナビを外して持って行ったり、車自体が盗まれないようハンドルに巨大なロックを掛けておくのが常識なところもある。


「セキュリティレベルが低くても、身体や財産は安全」な方が、より住みやすい社会であることは言うまでもない。私たちが目指すべきなのは、そのような住みやすい社会である。それを実現するために、国民ひとりひとりが学問をして人間性を高めよというのが福澤の指摘なのだ。

「公開された個人情報や写真・動画は、悪用されない(=悪用されるリスクは無視できる程度に小さい)ので、安心して公開できる社会」を、私たちは目指すべきである。




福澤の言葉を、再び引用しよう。


もしも、国民の徳の水準が落ちて、より無学になることがあったら、政府の法律もいっそう厳重になるだろう。もし反対に、国民がみな学問を志して物事の筋道を知って、文明を身に付けるようになれば、法律もまた寛容になっていくだろう。法律が厳しかったり寛容だったりするのは、ただ国民に徳があるかないかによってかわってくるものなのである。

厳しい政治を好んで、よい政治を嫌うものは誰もいない。






個人情報や肖像の公開を制限しようとする者たちは、民の徳を信用していない。それは、自分自身の徳が信用できないからである。
彼らは、「車から離れるときは、荷物を車内に放置しない」が法律で義務づけられるような社会を志向する。


「セキュリティレベルを下げても、身体や財産の安全が確保される社会」、そのような“住みやすい世の中”で、私たちは暮らしたい。そのためには、肖像権や個人情報に限らず、広く正しい知見を身に付け、人間性を高めることが必要なのだ。



以上が、TEAM KANO流『学問のすすめ』である。




  1. 2010/08/17(火) 21:30:36|
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TEAM KANO流 『学問のすすめ』(2) 肖像権

タイトルにある“TEAM KANO流”とは、「概念を大雑把に把握する」流儀だ。私はこの流派の家元なのである。


文章は、正確であろうとすると、何言ってるんだかさっぱりわからない、つまり「何も言っていない」ものになっていく傾向がある。法律関係の文書などは正確であらねばならないので、この傾向が強い。スカッシュのルールブックも同様である。
「そこ、ちょっと違うんだなぁ」といったツッコミをされないよう綿密な記述を心掛けると、結果として何も伝えることができない文章になってしまう。

“TEAM KANO流”では、細かいところを無視し、大切なところだけを抽出して解説する。よって、ツッコミどころ満載である。そういうものとして読み、更に詳しく知りたくなったら自身で調べるという姿勢で取り組んでいただきたい。




1.著作権
今回の本題は肖像権なのだが、それを学ぶ前に近しい概念である著作権とプライバシーについて理解しておこう。

著作権の第一義は、「著作者の経済的権利」である。
例えば、私がMr.ChirdlenのCDを購入したとする。その売上げの一部は、作詞者・作曲者やアーティストの収入となる。これが著作者の経済的権利である。

そのCDに入っている曲を、自分のiPodにコピーして聴くのは何も問題ない(私的複製)。私が複製したCDを友人Aさんに売った場合は著作権侵害になる。Aさんには正規品のCDを買う可能性があり、そうなれば著作者が得るはずの収入を阻害しているからである。

ちなみにタダで渡した場合もNG。購入したCDを譲渡するのはOKだけど、複製はダメ、と。
著作権を英語で「Copy Right」という。直訳すると、「複製権」だ。その成り立ちがわかる。



2.プライバシー権
プライバシー権は、著作権のように特定の法律で明文化された権利ではない(日本では)。したがってその法的根拠づけは、判例による。
判例では、憲法の基本的理念である「個人の尊重」の原理から導き出し、「みだりに私生活を公開されない権利」としている。病歴・犯歴などを小説で公開したことを、プライバシーの侵害とした判例がある。

ただし、凶悪犯を逮捕するためなど、公益に寄与する場合は犯歴などを公開してもプライバシーの侵害とはならない。このあたりは名誉毀損と同様である。
ちなみに、「住所・氏名・性別・年齢」はプライバシーではないとされいてる。それらは「個人情報」である。



3.肖像権とは

肖像権もプライバシー権と同様に、法律で明文化はされていない。判例では、「何人も、みだりに自己の容貌や姿態をその意に反して撮影され、撮影された肖像写真や映像を公表されない人格的な権利」とされる。

撮影された本人が意に反していると主張し、「みだりに撮影した」と認められた場合、公開を差し止めることができる。このあたりは親告罪と同様だ。第三者が撮影・公開を止めさせることはできない。

何をもって「みだりに」とするのか、明確な線引きはなされていない。ケースバイケースである。



4.肖像権が認められないケース
以下のケースでは、肖像権を主張しても認められない。

①「公の場所」で公然たる活動を行っている場合
集会やデモ行進など、不特定多数による撮影が容易に予測される場合がこれに該当する。

お祭りのパレードに参加して踊っている人は、「撮影されて、当然」なので、意に反して撮影されたと主張することができない。

では、スカッシュの試合中はどうなのか?
法律(判例)上では、よくわからない。私はマナー・モラルの問題だと思う。つまり、肖像権云々や法律の問題ではなく、マナー・モラルに照らし合わせてどうなのかを問う案件だと考える。


②不特定多数に公開されることを前提とする職業の人が、職務上の活動を行う場合

例えば、イチローがセーフィコフィールドのバッターボックスに立っている姿を、私が撮影したとする。その写真の著作権者は私、普通なら肖像権者はイチローである。が、イチローはプロ野球選手=不特定多数に公開されることを前提とする職業の人であり、試合は職業上の活動である。よって私がブログでその写真を公開しても、イチローは肖像権を主張することができない。

イチローがレストランで家族と食事をしている場合は、職業上の活動中ではないので、肖像権が認められる。撮影してもいいですか? ブログにアップしてもいいですか?と肖像権者である本人に確認し、了承を得られた場合のみ撮影・公開が可能だ。

レッスンプロの試合中の写真・動画はどうなのか?
これもわからない(=判例はない)。肖像権を主張して自身の試合中の画像の公開を差し止めたいと思うレッスンプロがいたら、訴訟して判例をつくってみればいかがだろうか。



5.パブリシティ権…肖像権のうち、経済的価値があるもの
では自分が撮影したイチローの試合中の写真なら、どのように使っても良いのかというと、そんなことはない。
私がイチローの写真を有償販売した場合、その売上げの一部はイチローの収入になるべきものだ。そうしないで勝手に販売するのは、イチローの写真(肖像)が持っている経済的価値を侵害したことになる。

販売や宣伝広告に利用するなど「商業的利用」の場合は、肖像権者にパブリシティ権が発生する。売上げの何%とか年間いくらとか、肖像権者と利用者の間で何らかの合意・契約が必要なのだ。著作権と同様に扱うことを要する。

神奈川オープンやSQ-CUBE CUPでは、試合DVDの売上げの一部を賞金に含めることで、選手のパブリシティ権を保障している。では、全日本はどうなっているのか? 選手との合意が形成されていなとすれば、パブリシティ権を侵害していることになる。




【まとめ】
1.肖像権とは、「何人も、みだりに自己の容貌や姿態をその意に反して撮影され、撮影された肖像写真や映像を公表されない人格的な権利」。

2.以下のケースでは、肖像権を主張しても認められない。
①「公の場所」で公然たる活動を行っている場合。
②不特定多数に公開されることを前提とする職業の人が、職務上の活動を行う場合。

3.肖像を商業的利用する場合は、肖像権者にパブリシティ権が発生する。



(つづく)


  1. 2010/08/16(月) 21:23:23|
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TEAM KANO流 『学問のすすめ』(1) 学問の目的

「天ハ人ノ上ニ人ヲ造ラズ人ノ下ニ人ヲ造ラズト云ヘリ」


この有名な言葉は、明治期の大ベストセラー、福澤諭吉著『学問のすすめ』の冒頭である。これは「基本的人権は、平等」ということなのだが、多くの人は「平等」の意味を誤解しているようである。

福澤が説いたのは、「誰もがみな、レースに参加する権利を持っている。スタートラインに立てるんだ」ということである。こんなことをわざわざ言うのは、徳川幕府時代は身分制度のせいでスタートラインに立てない人が多くいたからだ。

スタートラインの位置は、環境などによってまちまちだけど、持って生まれた才能などによってハンデがあるけど、誰もがレースに参加できる。この意味において、人はみな平等である。

レースの結果、1位になった人から最下位までが顕わになる。それらを、等しく扱うことが平等なのではない。



冒頭の言葉に対応する“下の句”とも言える一文が以下である。

「サレドモ今広クコノ人間世界ヲ見渡スニ、カシコキ人アリ、オロカナル人アリ、貧シキモアリ、富メルモアリ、貴人モアリ、下人モアリテ、ソノ有様雲ト泥トノ相違アルニ似タルハ何ゾヤ」



福澤の自問に対する答えが、「学問」である。だから学問をすすめているのだ。
ただし、勘違いしてはならない。福澤は、「勝者には報酬を、敗者には処罰を」というラットレースに人民を巻き込むために、学問をすすめているのではない。



学問の目的を、福澤はこう説明している



旧幕府の時代には、東海道に「御茶壺」が通るときには、みなその前に土下座した。将軍の鷹は人よりも大事にされた。幕府が使う馬には、往来の人も道を譲った。すべて「御用」という二文字をつけれれば、石でも瓦でもおそろしく尊いものに見えてしまっていた。

世の中では、ずっとむかしからこうした馬鹿げたことを嫌ってはいたが、しかし、自然にそのしきたりになれてしまっていたのだ。上はいばり、下は卑屈になるという見苦しい社会的な空気を作っていた。これらの慣習自体が尊かったのではなく、茶壺などの品物が尊かったわけでもなく、単に政府の威光で人をおどして、人々の自由を妨げようとする卑怯なやり方である。内容のないただの空いばりだった。

今日に至っては、全国的にこうしたあさましい制度や社会的な空気というのはないはずである。したがって、みな安心して、仮に政府に対して不平があったら、それを抑えて政府をうらむより、それに対する抗議の手段をきちんととって遠慮なく議論するのが筋である。天の道理や人の当たり前の情にきちんと合っていることだったら、自分の一命をかけて争うのは当然だ。これが国民のなすべき義務というものである。


一人一人の人間も、一つの国も、天の与えた道理というものに基づいて、もともと縛られず自由なものであるから、そうした一国の自由を妨げるものがあったら、世界のすべての国を敵にしても恐れることはないし、個人の自由を妨げようとするものがあれば、政府の官僚に対しても遠慮することはない。ましてや近頃は四民平等の基本もできたことなので、みな安心して、ただ天の道理にしたがって思う存分に行動するのがよい。

(中略)

もともと家柄がよく。財産があるものも、お金を蓄えることは知っていながら、自分に子どもや孫をきちんと教育することを知らない。きちんと教育されなかった子どもたちが、また愚かになっていくことも不思議ではない。そうした人間は、やりたい放題をするようにになって先祖から受け継いだ財産もすぐになくしてしまう。こうした愚かな民を支配するには、道理で諭しても無理なので、威力でおどすしかない。

西洋のことわざにある「おろかな民の上には厳しい政府がある」というのはこのことだ。これは政府が厳しいというより、民が愚かであることから自ら招いたわざわいである。愚かな民の上に厳しい政府があるとするならば、よい民の上にはよい政府がある。いまの日本においても、このレベルの人民があるから、このレベルの政府があるのだ。

もしも、国民の徳の水準が落ちて、より無学になることがあったら、政府の法律もいっそう厳重になるだろう。もし反対に、国民がみな学問を志して物事の筋道を知って、文明を身に付けるようになれば、法律もまた寛容になっていくだろう。法律が厳しかったり寛容だったりするのは、ただ国民に徳があるかないかによってかわってくるものなのである。

厳しい政治を好んで、よい政治を嫌うものは誰もいない。自国が豊かになり、強くなることを願わないものはいない。外国にあなどられることをよしとするものもいない。これは人の当然の人情である。

いま世の中に生まれて、国をよくしようと思うものは、何もそれほど苦悩する必要はない。大事なことは、人としての当然の感情に基づいて、自分の行動を正しくし、熱心に勉強し、広く知識を得て、それぞれの社会的役割にふさわしい知識や人間性を備えることだ。
そうすれば政府は政治をしやすくなり、国民は苦しむことがなくなり、お互いに責任を果たすことができる。そうやってこの国の平和と安定を守ることが大切なのだ。私がすすめている学問というものも、ひたすらこれを目的としている。


(斉藤孝訳 『現代語訳 学問のすすめ』 ちくま新書より引用)






日本のスカッシュ界に良い政治を施きたいと願うなら、われわれが賢い民にならねばならない。代表選考会という素晴らしいみんなの財産を私物化し、みんなで共有することを阻止し、その理由を説明すらしないという酷い“政府”が存在するのは、われわれの学問が足りず、物事の筋道を知らないからである。

われわれが賢い人民になることが、賢い政府・住みやすい社会を作る道筋だ。そのために、肖像権と個人情報について学んでみよう。


肖像権とは何か? 個人情報はどのように扱うべきものなのか?
多くの人が、それが何であるのか知らないまま「肖像権」という言葉を使用し、「個人情報だから…」と行動を制限している。これを正しく知ることは、私たちの社会を住みやすいものにすることにつながる。


これが『TEAM KANO流 学問のすすめ』の目的である。
その(2)で「肖像権」、その(3)で「個人情報」について学んでいく。




(つづく)



  1. 2010/08/15(日) 21:23:04|
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2010関東学生選手権 最終日










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  1. 2010/08/14(土) 19:46:09|
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ガッツポーズ











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  1. 2010/08/13(金) 18:54:08|
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2010関東学生選手権4日目












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  1. 2010/08/11(水) 23:15:40|
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ポスター

このポスター、一旦モニターから3mくらい離れて見て、それからもう一度近づいて見るとオモシロイよ☆



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♪素晴らしい CMYK CMYK

 憂鬱など吹き飛ばして 君も元気だせよ♪







って、伝わるのはごく一部w


いや、インクジェットプリンターが普及してるから、けっこう分かるかな?



  1. 2010/08/04(水) 07:28:21|
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代表選考試合 レビュー(4)

清水孝典 bt 岡田賢 11-3 11-2 5-11 4-11 11-5

いつもの素速い動きがなかった1、2ゲームをあっさり落とした岡田だったが、それを発揮し始めた3、4ゲーム目を取り返す。

ファイナルゲーム、岡田の素速い反応を高い集中力で制した清水が、息詰まるラリーを渾身のショットでものにし、代表の座を手中にした。



  1. 2010/08/03(火) 14:43:28|
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代表選考試合 レビュー(3)

河野文平 bt 前川宏介 11-3 11-7 11-4

清水戦では「従来の前川」にオフェンシブさが加わったものだったが、この試合では従来の力が出せておらず、「ただ決めにいくだけ」になってしまった。
河野のドライブに押されてルーズボールを供給し、ピックアップに行く動きにも鋭さがみられなかった。




  1. 2010/08/03(火) 13:21:42|
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代表選考会 エアHD動画

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  1. 2010/08/03(火) 00:16:25|
  2. スカッシュ

代表選考試合 レビュー(2)

清水孝典 bt 河野文平 11-7 11-7 9-11 6-11 11-4

力強いドライブで押すタイプの選手、それが河野の印象なのだが、この試合ではスピードを押さえ、ラリーを長くすることを意図してるかのようだった。
それが功を奏したのか、3rd Game 6-4とリードしたところで清水の脚の挙動が怪しくなる。いつもの痙攣の兆候が現れ、下半身が安定せずショットにブレが生じ、厳しいボールを追えなくなってきた。

しかしファイナルゲーム、辛い身体を叱咤激励し、なんとか勝利を掴もうと集中する清水に対し、河野は勝利へ真っ直ぐアプローチできていなかった。

清水の強い気持ちが河野を押さえた試合だった。



  1. 2010/08/02(月) 18:03:21|
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代表選考試合 レビュー(1)

清水孝典 bt 前川宏介 11-6 11-5 12-10

「全部オレのミスだよっ!」
2ゲーム目の中盤、ボレードロップがティンを叩いた後、前川が天井を仰いで叫ぶ。そう、前川はミスで失点を重ねた。しかしそれは攻撃すべきところで攻撃を仕掛け、その結果出たミスだった。

前川のプレースタイルはオフェンシブになっていた。攻めの意識を持ってプレーに臨んでいる。しかし、パフォーマンスはその意識についていかず、ダウンを量産してしまった。
3ゲーム目、8-3とリードされたところで清水の怪我による中断があり、その後前川は『自分がすべきプレー』を取り戻した。本人もミスで自滅していることに気付いており、パフォーマンスをマネジメントする能力も持っているのだ。
それを2ゲーム目、叫んだところで発揮できていたら…

勝負に「タラレバ」はない。負けは負け。
しかし、前川の変化には、可能性を感じさせるものがあった。



  1. 2010/08/02(月) 13:30:07|
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自分の無能力さを知ること。

先週火曜日、6年前から腰などを診てもらっている整骨院に行きました。
右アキレス腱を触ってすぐ、「あっ、いい感じです。順調順調♪」と言われました。


ここで書いた通り、この先生は「電話で聞いただけで骨折か腱断裂だと分かる」くらい家元の身体を知ってもらっているので、気を良くし、

「実は今週末、試合に出るんです」

と言いました。



すると、

「おっ、いいじゃないですか。自分の試合、ビデオに撮っておくといいですよ」

と。




ムフッ♪
「怪我する前よりパフォーマンス上がってるくらいです☆」とか言われちゃうのかしらん?と期待してたら、

「どれだけ自分が動けていないか、よぉーく分かりますから」

ですと。。。。。



曰く、
「(自分の試合のビデオを観ると、)ここが踏み込めてないなとか、テイクバックが小さいなとか気付くと思います。そういう“修正すべき点”をちゃんと把握し、それを意識してトレーニングしていけます。
大怪我から復帰した後って、そういうことするのに適してるんです。動きがダメダメで当然なんですから、軽い気持ちで自分の欠点と向き合えるんです」



あら、そうだったのね。
自分ではバリバリ動けてるつもりだったのだけど、そんなことはない、と。



ここから得られる教訓のひとつは、「怪我が治る」ということと「アスリートとしてのパフォーマンスを取り戻す」は、別の問題ということ。

昨年末アキレス腱断裂したとき、「治るのは3月末くらい」と言われました。実際、3月中旬に装具(これ)を外すことができました。その時は「階段を下るのだけは極力避けてください」と言われ、3月末に「階段下りもOK」となりました。
日常生活が普通にできるという意味で「怪我が治った」と言えます。


怪我は治ったんだから、4月からはバリバリスカッシュできるんだろー☆と思ってたのですが、さにあらず。ひとり打ちや軽いパターン練習がOKになったのは5月、ゲーム形式の練習は6月からでした。


スポーツというのはたいてい「日常生活ではしない動き」をするものなので、5ヶ月間その動きをしないでいると、取り戻すのには相応の時間が掛かるようです。
医者がしてくれるのは、「日常生活ができるようになることのお手伝い」であり、アスリートのパフォーマンスまでは面倒みてもらえない。当たり前のことなんだけど、意外と勘違いしてしまうものらしいです、人間だもの。




もうひとつは、「“自分の無能力さ”を知るところから、成長は始まる」ということ。

以前、学力(文字通り、“学ぶ力”のこと)に関して同様なことを書きました。「私は全てを知っている」という人は、「だからもう私には知るべきことはない」となります。つまり、“学ぶ力がない人”です。
「私には知らないことがたくさんある」という無能力の自覚が、「だからもっと知りたい!」という欲求をドライヴしていく。


これはインテリジェンスだけでなく、フィットネスや競技のスキルに関しても共通して言えるようです。

自分の弱点、もっと上手くできるはずなのにできていないこと、何でそんなミスするかな~★なところを的確に把握し、それを改善することに取り組む。これが成長に繋がるのです。




とゆーことで、自分の試合のビデオを恐る恐る観てみる…



うん。とっても良い教材だね★強くなるためのヒントがいっぱい見つかる(T_T)




気をつけたいのは、自分を過小評価するのもよろしくないということ。良いところもちゃんと認識し、それを活かす手立てを考え、実行していくことも大事です。

スカッシュという競技の特性から、フレンドレベルまでは「自分の得意なところを活かす」ことに注力した方が、効率的に成長していけます。
弱点を克服するのは、選手権レベルで勝ち上がることを目標にし始めてからでいいと思います。

レベルが上がるほど、いかにミスを減らすか、いかにコースや展開をマネジメントするかの勝負になるのがスカッシュという競技ですから。




家元、まだまだ成長途上です☆





  1. 2010/08/02(月) 10:06:56|
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