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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

Happy Halloween!

ん?
















こーゆーことね♪
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  1. 2009/10/31(土) 23:59:34|
  2. スカッシュ
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だから「目的はスカッシュの普及のため」だと言っておるだろうがっ!

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  1. 2009/10/30(金) 07:07:49|
  2. スカッシュ

まず、しなければならないこと。

全日本出場資格に関して。


「支部/県選手権主催者が開催要項発表時、『本大会の上位○名は全日本出場資格が得られます』と明記できるようになること」



だと思う。



それが各支部が選手権を開催することや、参加(出場)を強力にドライヴする。




  1. 2009/10/29(木) 12:31:34|
  2. スカッシュ
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チャレンジ

北新横浜:10:00~
仙台:10:30~
愛甲石田:8:40~
静岡:9:30~



この2カ月で出た4つの大会における、家元の試合開始時刻です。

8:00に会場入りし、受付で「8:40~て、オレに対するイジメ?」と聞いたら、「そーです。日ごろの行いのせいです!(^^)!」と天使のように微笑まれました(実話)。




5年前もノーポイントから出たことがあって、その時はまだ予選を勝ち上がれる程度の実力が残ってたんだけど、さすがに今回はキツかったっすね。朝イチのは勝っても、次かその次が突破できない、と。


負けたのは「自分の実力が相手よりも低いから」というのが明白であり、その『結果』にはどうこう言うことはない。家元は「プレイヤーとしては」エンジョイ派だと宣言しているからである。
日本代表や「インカレ団体戦で優勝したいんです!」とか言って寄付を募ったりする人は、『結果』も重視されるのだよ。



一方、「自分の実力を出し切った」かどうかという『パフォーマンス』に関しては、及第点をあげられるのは仙台くらいかな。
他は、「勝てないにしても、もちょっと何とかできたんじゃね?」という後悔が残る。




元々家元は、『本番に強いタイプ』だった。練習よりも試合の方がパフォーマンス高いの。知ってる人は少ないだろうけど、1988年のインカレチャンプ藤井雅樹はさらに本番に強いタイプだった。家元の2コ下だったから、朝7時にイセタンスポーツクラブに集合し(クラブと交渉して営業時間前に使わせてもらってた)、5回/週くらいのペースで2人でガッツリ練習してた。

藤井との練習(もちろん、家元が「してあげてた」のよ)や、坂本聖二以降何人もの日本チャンピオンたちを知り、元々本番に強いタイプだった家元が、何故今は試合で「自分本来の実力」を出し切れないのか?



答えは明白である。
「自分本来の実力」を出し切る練習をしていないから。

もう少し正確に言うと、「自分本来の実力を出し切れる相手」と練習していないから。
8月前半はしたけどね。



普段の練習で、「本来の実力を出し切る」ことにチャレンジしていない選手が、本番で実力を発揮できるわけがない。そして本当に強くなる選手は、時に練習で「自分の限界」を超えることにチャレンジする。
藤井雅樹はそういうヤツだった。



ペナンに移る直前の約8カ月間、小林僚生は家元と3回/週くらいのペースでゲーム練習をしていた。最初のころは「10ゲームやって、1ゲーム取れるかどうか」という実力差だったため、負けることが大嫌いな僚生は、家元とゲーム練習するのがイヤでイヤでたまらなかった。負けることがわかっている相手となどゲーム練習をしたくないというのが、僚生の本音だったろう。

だが、勝てないことや、やろうとしていることが上手く出来ない自分への怒りでフテ腐れた態度を取ると、練習を観ている父から「そんな態度でやってんだったら、スカッシュなんか辞めちまえっ!」と怒鳴られるので(実際、何度かくらっている)、何とかして勝とうとしなければならなかった。


勝つためには、「自分の限界を超える」必要がある。普段からそれにチャレンジしなければ、大好きなスカッシュをさせてもらえなくなってしまう。
パキスタンやマレーシアの子供たちが置かれている(であろう)そんな状況に普段からいる選手だけが、試合で「本来の自分の力」が出せるのだ。



「今の自分に出来る精一杯」に普段取り組んでいない家元が、試合で本来の力を出せないのは当然の帰結なのである。

だから、強くなりたいのなら「自分の限界を超えないと勝てない相手」と練習する時間を多く持てるよう努力しよう。そしてその時間を大切にしよう。そこでチャレンジしない選手が、試合で本来の力を出せるなんてことはないのだよ。




  1. 2009/10/28(水) 21:34:38|
  2. スカッシュ
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インカレ予選

後輩たちの応援に行くのとあらば、「応援する自分」に渇!を入れるために二郎に行かねばなるまい。


本来は三田本店であるべきだが、日曜日なので横浜関内店へ。

10:20に着いたところ、列は19人(開店は11:00)。 うーむ、おそるべし関内店。

小ヤサイニラキムチ

ヤサイコールしたにしては盛りが少ない。店主がおらず、助手2人体制だったせいか?

ま、久しぶりに関内の「汁あり」を食べられて満足☆








大学生限定大会である「インカレ」の予選会、それも3会場に分かれていて、この集客力である。
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このパワーをもっと活かす方法を考えねば、と毎回思う。今回も運営は素晴らしかった。でも、もう一歩踏み出すことを、自分たちにはそれだけのパワーがあることを、感じてみよう。








「学生の大会=うちわ」という文化は、いつ発祥したんだろ? 家元の時代にはなかったぞ。
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しかも進化してるし♪









COOLに喜びを分かち合う者あれば、
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全身で爆発させる者あり
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「鬼頭が何で泣いてるんだ」がナイスコメント☆☆☆

もらい泣きしてるのがバレないよう、家元もサングラスを用意しとかなくちゃだわ。



団体戦は、もっともっと熱いんだぜっ!!!







コーチの勇姿は、SQ-CUBEの子供たちの目にどう写ったかな。
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  1. 2009/10/26(月) 07:48:58|
  2. スカッシュ
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HEAD CUP in 静岡?

静岡に行ったはずなのに、なぜか食事は三島で












ちょとタレが濃いかなぁ。
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  1. 2009/10/25(日) 09:14:22|
  2. おいしいもの
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HEAD CUP in 静岡

控え室にみかん、お菓子、お茶が置いてあって、なごめるのねん♪





スーパーヴァームも「1本ずつどうぞ!」ですって☆





  1. 2009/10/24(土) 22:30:12|
  2. スカッシュ
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伝えよう。

パスワード化するといろいろ面倒なこともあったりするけど、良いこともある。それは、「パスワード化しなかったらコンタクトしなかったであろう方との接点」が持てたこと。温かいメールを何通もいただきました。試合会場で「先日パスワードリクエストメールさせていただいた○○です」とお声を掛けていただき、お話しすることも何度かあった。

「ちょっと難しかったです」とかでも、とにかく「家元が『何かを伝えようとしている』ことが伝わっている」という実感、手触り感が得られるだけで、更新のモチベーションになります。ありがとうございます。


「突然の暴力のように殴りつけてくる、的外れで筋違いな悪意」はパスワード化する/しないに関わらず襲ってくるので、上のことは純粋にパスワード化のメリットなわけです。そのためだけでも、定期的にパスワード化しちゃおかしらん?と思うくらい(笑)



「伝えること」が持つ力を、意外とみんな気付かないのだ。

外食して美味しいと感じたら、お店を出るときに「ごちそうさま。美味しかったです♪」と言うことを心掛けている。美味しくなかったときは「ごちそうさま」だけ。

特に個人経営の場合、「美味しかったです♪」のひと言と笑顔がどれだけ店主がお店を続ける=美味しい料理を提供し続けるモチベーションになるか、ブログをやってて実感としてわかるから。良いお店は長く続いて欲しいし、それは客である自分にとってもメリットあるし。




さとなおさんが「もっとちゃんと伝えよう。」「山本彩香、再オープン」で書いていることを、素晴らしいパフォーマンスを観せてくれたプレイヤーや、難しい試合を担当したレフリー、大会主催者、結果速報を提供してくれた人たちに実行していきたいと思う。





手軽に、簡単に、いろんな芸術作品やありがたい言葉やオリジナルな情報を享受できるようになった現代。
手に入れやすくなったからこそ、こちらからも手を伸ばして、もっとしっかり感謝や愛情を「伝える」ことをしないといけないのだと思う。彼らには心ない言葉もたくさん届いている。
それに負けないくらいたくさん「心ある言葉」を伝えないといけない。ここでも書いたが、意外と本人には伝わってない。誰かがきっと伝えてるよと思っても意外と誰も伝えていない。それどころかとっても孤独な状態にいたりする。それはきっとサイレント・マジョリティがサイレントのままでいるからだ。

加藤和彦は「これまでに作ってきた音楽というものが本当に必要だったのか」「死にたいと言うより生きていたくない、消えてしまいたい」と遺書に書いていたらしい。

居ても立ってもいられない気持ち。

もっとちゃんと伝えよう。








もっとちゃんと伝えないといけないと思う。彼ら彼女らとの距離が(ITテクノロジーによって)大幅に縮まった今だからこそ、シアワセをもらったらそれをちゃんと伝えないと。買うとか食べるとかいうだけでなく、もう一歩行動に移さないと。





同じように感じ、行動する人がひとりでも増えたら、家元がこのブログをやっている価値があるということです。

よろしくよろしく。








※これはまったく偶然なのだが、今日10月23日になったとたん、家元のウィルコムはメールの着信音が鳴りっぱなしで、パソコンにはハードディスク(500GB)から溢れ出すほどのGmailやmixiのメッセージが届いている。

ありがとうございます。これをお礼の返信に代えさせてください。





おっと、ブログのコメントも来たようだ。

どれどれ…




【FC2 blog】新着コメントのお知らせ

名前:るい
タイトル:寂しがり屋さん
ホスト:ntoska216029.oska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
********************
友達の前では少し強がって彼氏なんかいらないって言ってしまうけど、やっぱ本音では欲しいです、夜は寒いし寂しいし私の本音に気付いてください。メアド乗せておくので優しい方連絡くださいtoward-future@docomo.ne.jp
********************














スパムだった…_| ̄|○





  1. 2009/10/23(金) 18:16:15|
  2. スカッシュ
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少年時代

試合だけでなく、「レッスン中も、全力投球」ってのがいいね☆







今、「文通」という言葉は死語だよね。
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何て言うんだろ?


「文通相手」=「メル友」だとしたら、「メル」?

ちょと違うなぁ・・・・・






  1. 2009/10/22(木) 07:35:52|
  2. スカッシュ
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東京ミッドタウンにて

誰、このシャネラー?










こういうことらしいです。
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意外とブランド好きだったのね☆
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「G.V.G.V.」ってのはブランドじゃないのかな?
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ゴルチェだけど、グレッグ君じゃないのよ。
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「BALENCIAGA 」はポップなのね
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ゴージャス♪
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この「GIVENCHY」が家元の好み♪
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デートにいかがっすか☆
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  1. 2009/10/21(水) 08:13:34|
  2. デート
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さらに勝負!


内容的に、こっち







  1. 2009/10/20(火) 22:13:10|
  2. その他
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減点法で考えるのを止める

「ゴールド免許所持者は、運転が上手い」


これが正しい確率はどのくらいだろう?

少なくともウチのニョーボ殿に関しては、正しくない。元々運転が下手で、17年間運転したことがないからである。身分証明書代わりに更新は続けているから、当然ゴールド免許所持者、と。

上の命題が真であるためには、「タクシーやトラックのドライバー並に運転した時間、または距離が多い」が付帯条件となる。




「違反・事故が多い人は、運転が上手い」

これも真でないケースが多い。




「運転が上手い人は、過去に違反・事故を何度か経験している」

これはかなりの確率で真である。
公道では無事故だけど、サーキットでは何度もクラッシュしているレーシングドライバーとか、ゴロゴロいそうだ。




このフリ、元々は「自動車運転免許の免停制度のような『減点法の発想』で、レフリーを評価するのは止めよう」ということを主張するために思いついたものである。

「ミスジャッジをする=グッドレフリー」は断じて正しくないが、「グッドレフリー=何度かミスジャッジをしたことがある」はかなり当たっている、と。

他者のミスジャッジを見つけると、鬼の首を取ったような言動をする人は、レフリー能力が低いと思って間違いない。グッドレフリーは他者がしでかしたミスジャッジに対して、「ま、そういうこともあるわな。自分はしないよう『最大限の努力』をしなくちゃ」と考えるからである。




でもこれ、スカッシュの場合「プレイヤーに関しても言える」んじゃないかと思えてきた。


器械体操やフィギュアスケートの採点方法をよく知らないのだけど、着地で転倒するなどのミスによって減点されるのは確かだ。「高く美しくジャンプする」などと同じくらい、「ミスをしない」ことも勝つためには重要だと思える。
ピアノやバレエのコンクールも同様だろう。柔道やボクシングでは、(相手によるけど)たった1度のミスで1本負け、KO負けになる。



一方、マラソンでは途中で転倒しても優勝することが起こり得る。100m走では転倒やスタートのミスは取り返しがつかないけど、マラソンは「ある程度ミスしても構わない」競技なのだ。


サッカーの場合、ディフェンダーは1度のミスが試合のゆくえに多大な影響を及ぼすポジションである。これに対し、フォワードは「10回のシュートチャンスで8回シュートを打ち、そのうち1回成功(ゴール)すればヒーロー」だ。「9割ミスしてもいい」ポジションなのだ。



スカッシュは、「9回ミスしても、11回成功すればOK」というゲームである。極端な例を挙げると、11-9, 0-11, 11-9, 0-11, 11-9で勝ちなのだから「49回ミスしても、33回成功すればいい」競技だ。

まあ、これは現実的ではない。普通は「49%ミスしても、51%成功すれば良い」くらいだろう。

要するに、ある程度はミスしても構わないのだ。重要なのは「ミスを気にしない、引きずらない」こと。ミスという『過去』は、自分の力ではどうすることもできないのである。


自分次第でどうにかできる(はず)の『今』に、精一杯取り組む。成功に向かってチャレンジする。

スカッシュというのは、そういう競技なのだと思う。成功に向かってどれだけチャレンジしたかを競うゲームだ。



サッカーのフォワードは、自分で切り開いた、あるいは味方が作ってくれた10回のシュートチャンスで8回以上シュートを打ち、1回以上成功(ゴール)するのが仕事である。シュートチャンスでパスばかりしている選手は、フォワード失格だ。
大切なのは、常に「ゴールに向かってチャレンジする=シュートを打つ」姿勢を持っていることである。

ひとつのラリーでこれをするのがスカッシュだ。相手の攻撃を防ぎ(ベーシックショット/リカバリーショット)、シュートチャンスを作り(プレッシャーショット)、ゴールマウスに向かってシュートする(ウィニングショット)。そのシュートは、9割決まらなくたって構わない。


大切なのは、『チャレンジをする』こと。「あぁ、ミスしちゃった…」という減点法で考えるのを止めてみよう。その減点は、1ゲーム内なら1回でも9回でも同じだ。フィギュアスケートの採点方法とは違うのだ。11回成功するためのチャレンジに取り組もう。
そうすると、あなたのパフォーマンスは必ず向上する。


プレイヤーとしてだけでなく、レフリーに関しても同じことが言える。わからずやは多いけど、「わかる人には、わかる」から、安心してチャレンジしていいよ。



  1. 2009/10/19(月) 23:20:11|
  2. スカッシュ
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もちろん、目的は「スカッシュのパフォーマンス向上」です。

今年4月、家元は「いっしょにとれーにんぐDVD」を紹介し、読者諸君の基礎体力強化に貢献した。




しかし、ハードなトレーニングだけすれば良いというわけではない。ボディケアもスカッシュのパフォーマンス向上には欠かせない要素である。



ただし、マッサージやスパに通うのはそれなりに経費もかかる。





そこでだ、自宅で手軽にできるストレッチを導入してみてはいかがだろうか。

こんなのを観ながら、一緒に♪





あくまでも目的はそーゆーことなので、女子大生・OL・人妻は勘違いしないよーに!




  1. 2009/10/18(日) 23:53:30|
  2. スカッシュ
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勝負

いいかい、女性諸君……。

諸君らは、知らなければならない……。

 







「勝負下着」が見られた時点で、すでに勝負はついているということをッ……。









↑↑↑
あるブログからのパクリ



  1. 2009/10/17(土) 23:34:59|
  2. その他
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一生懸命ということ

5月に来日したPSAランキング80位程度のクリストファー・ゴードンやジェームス・スネルは、15年前初めて観た世界トッププレイヤーたちが私に与えたような衝撃を感じさせてくれたわけではなかった。

福井裕太が「指先にまで神経のゆき届いた丁寧で精度の高いショット」と「ごく普通、または雑なショット」の割合が〔7:3〕だとすると、ゴードン、スネルは〔9:1〕だった。これが私の印象だ。

すなわち、基本的なスキルやフィットネスはほぼ同等。違いはそれを「9割発揮できる」か、「7割」かである。「ゼンゼン次元が違うので、勝負にならない」というものではまったくなかった。



もちろん、その差を縮めるのは容易ではない。ゴードン、スネルが試合中だけでなく普段の生活でも示した高いプロ意識を見習い、精度の高いショットの割合を多くすることを意識した「精度の高い練習」に地道に取り組まければならない。


9月初旬、SQ-CUBE CUPでの福井裕太は、4ヶ月間それに取り組んだことを感じさせるパフォーマンスを披露した。

机伸之介も、福井との試合でグッドチャレンジをした。2週間後の関西オープンではスコアも競っていたので、さらに良いチャレンジをしたのだと想像できる。




選手たちは与えられた経験の場を活かし、そこで得たPSAランキングポイントを利用して自腹で海外に経験の場を求め、着実にステップアップしている。

今年、デンマークでの男子世界選手権団体戦に挑んだ日本代表は、2年前のチームに比べると実力は確実に上がっていると思う。
オーストリア戦、ケニア戦では「Squash Site」の記者に強烈な印象を与えた。前回大会でオーストリアに勝っているケニアに勝利したのも素晴らしい。セルビアもそれなりの実力を備えたチームだったようだ。




しかし、結果は前回を下回った(2007年 20位→2009年 25位)。

もし今回プールリーグでオーストリアに勝ち、17-24位決定戦に進みそこで全敗したとすると、24位になる。これならば、「前回同等の成績」と評価して良いだろう。

前回は「良いタイミングでオーストリアに勝った」ため、20位になったからである。オーストリアと対戦するタイミングがスウェーデン、スペインの後だったら、順位は23~24位になっていたはずだ。



「前回は勝ったオーストリアに、負けた」
日本は強くなったが、オーストリアの強化度合いの方が上だったということである。内容はともかく、『結果』は評価できない。








例え話をする。


大学合格を目指す2人の少年がいる。

A君は目指す大学の試験科目を調べそれに集中して取り組んだ。過去問題を入手して出題傾向を把握し、模試を受けて自分の得意/不得意分野を見つめ直し、合格に向けてアプローチした。

一方、B君は受験勉強をする時間とお金がありながらそれに取り組まず、受験当日を迎えた。

試験当日は、2人とも合格を目指して一生懸命試験に取り組んだ。





結果が『合格』であれば、何も言うことはない。しかし、『不合格』の場合はどうだ。

A君には、「もう1年頑張って、来年合格しような!」と言ってあげられる。B君にも同じことを言うのか?


私は言わない。








机伸之介よ。
君が言う「選手も役員も一生懸命やった」は、試験当日の話だ。選手に関しては、『結果』が不合格でもA君と同様の評価をして良いと思う。

だが、日本代表監督 社団法人日本スカッシュ協会常務理事選手強化委員長という肩書きを持つ者は、「試験当日は一生懸命やっていたのだから、結果がどうであろうと構わない」というわけにはいかないのだ。

2年前に20位という成績を残した時点で、「次回これ以上の成績を挙げるには、何をしていくべきか」を考え、それに必要な資金を集め、実行していかなければならない。「強化施策の立案・実行」である。そういう『公益』を担っているのだ。


フル代表に対し、アジア選手権参加等参加以外で実際に行われたのは、日韓合同合宿だけである。これが「世界選手権で前回以上の成績を挙げる」という目標から逆算して立案されたものではないことは明らかだ。






「お金がないから、強化施策を実施できなかった」と言う前に、JSAの収支計算書をみるべきである。


平成20年度の決算には、以下の支出がある

・大会開催引当預金支出        50万円
・トレーニングセンター建設引当支出 300万円

「何の大会か」、「トレーニングセンターとはいつどこにどのようなものを建設するのか」という具体策が示されないまま、350万円が支出されている。




その上で、

・次期繰越収支差額   713万円

がある。




すなわち、本来「スカッシュの普及・強化のために使われる」べきでありながら使われなかったお金が、平成20年度だけで1,063万円あったということだ。



会場や人員などの面で「現在の日本ではPSAやWISPAの大会は開催できない」わけではないことを、5月の横浜・和歌山は証明した。

JSAに欠落しているのは、資金や環境ではない。もちろん十分な資金や環境があるわけではないが、それを言う前にもっと重要な要件がある。




代表監督・選手強化委員長に必要なのは、上に述べたように「次回の世界選手権で前回以上の成績を挙げる」や「3年後に香港に勝つ」などの目標を掲げ、その実現に必要な施策を立案し、予算を確保し、実行していくことである。

もちろん、立案した施策がすべて実現できるわけではない。しかし、実現にむけて「一生懸命に取り組む」ことは必須だ。その上でなら、できなかったことを「一生懸命やったのだから、仕方ない」と評価しても良い。






代表監督・選手強化委員長はレポーターではない。だから速報レポートが選手の活躍を生々しく伝えるものではないとしても、問題にすべきではなかった。
ここで速報レポートを取り上げ、その文章を揶揄する書き方をしたことで、机ら選手・役員に不快感を与えてしまったのは、私の落ち度だ。謝罪します。申し訳ありませんでした。





だが、わかって欲しい。
私は、「世界選手権が行われているデンマークに於いて、選手や役員は勝つことに真摯に取り組んでいない」と指摘し、それを批判したのではない。
「この2年間、どのような強化施策を実施してきたか」を問題視し、その結果が「前回勝ったオーストリアに、負けた」であることに対して、“レッドカード”を突きつけているのだ。





机よ、君が不愉快を感じさせられたのは、「オーストリアに(チームとして)負けた」からだ。勝っていれば、あんな気持ちにさせられることはなかった。

あの屈辱を味わいたくないのなら、勝つことだ。もっともっと強くならない限り、この先も同じことを繰り返すことになるぞ。



「オレ、勝ちたいです! もっともっと強くなりたいです!!」と本気で思うなら、横浜・和歌山での経験と、海外のPSA大会に出場するためのランキングポイントを得させてくれた人たちと組むべきではないのか?




「一生懸命試合したのだから」で満足し、それを公言するのは、「ボクたちがやっていることは、小学校の運動会と大差ありません」と宣言するようなことだ。当人はそれで満足かもしれない。しかしそれは『公益』ではない。自己満足である。

そんなもののために「お金を出してもいいよ」と言えるほど、私たちはお人よしではない。







「日本代表を強くする」ことに一生懸命な人が、選手強化委員になるべきである。


「それは誰なのか?」と考えるのを放棄している間は、代表強化などお題目でしかない。



  1. 2009/10/16(金) 21:06:57|
  2. スカッシュ
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エッジに立とう!(2)

でも、mixiへの移行やパスワード再変更は思いとどまった。布施努さんの『ホイッスル!勝利学』を読み、「エッジに立とう!」と思ったから。


布施さんは『メンタル・タフネスを身に付ける』シリーズの基となった公開講座の講師、彼が著した『ホイッスル!勝利学』は、『ホイッスル!』というサッカーマンガの各シーンを取り上げながら、「勝つ思考法」を解説した本です。





その91ページに下の図がある
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『ホイッスル!』の主人公風祭将は、試合や普段の練習で常にA地点に立ち、「勝利」や「成功」に向かってジャンプを繰り返します。もちろん上手く飛べなくて断崖絶壁を真っ逆さまに落ちていく(=敗北・失敗)こともある。

その時取るべき行動は、崖から落ちることを恐れて安全なB地点に下がることではない。



エッジから離れたB地点は安全地帯ですので、崖から転落する心配はありません。

こういう場所にいる選手は、身の安全が保障された場所から、将のようにエッジに立つ選手の姿を眺めては、「ああでもない」「こうでもない」などと、まるで第三者的な意見を口にすることもあります。

時には「グラウンドのコンディションが悪かった」、あるいは相手のプレッシャーがキツいということは最初からわかっていたのに、「やっぱりプレスが速かった」など、自らエッジに立たない理由や、立てなかった理由を並べ立てたりするかもしれません。前を向いて勝負できるときにバックパスをして、後から「自分よりもいいポジションの味方がいたから、あえてパスを選択した」などと言い訳をすることもあるでしょう。



(布施努 『ホイッスル!勝利学』 90~92ページ)









「失敗したっていいんだ。いや、失敗しろ。できるまで何度でも失敗していい」

「いい結果というのは、本気でぶつかったことのおまけみたいなものだ」




上のように『ホイッスル!』でコーチが言った通り、成功に向かってチャレンジするのなら、結果が失敗であっても構わないのだ。チャレンジすることに価値がある。
そして、チャレンジするためには、まず「エッジに立つ」ことが必要。エッジから離れた安全地帯(B地点)からでは、いくら飛んでも成功に到達することはない。



実はエッジに立っていると、邪悪な者が崖の下から足を引っ張ろうとしたり、決して反撃されないところにいる者から「悪意という石」を投げつけられたりする。それを防ぐ手段は、安全なB地点に下がることしかない。




それでも、家元はエッジに立とうと思う。そうでないと、子供たちに「チャレンジしろ!」とは言えないからである。

自らエッジに立ち、成功に向かってチャレンジする姿を見せること。それが自分に与えられた使命だと思う。





当面は「トッププレイヤーの意外な一面」といったネタを除き、原則パスワード化はしないで更新していこうと思います。

よろしくよろしく。




  1. 2009/10/15(木) 22:08:27|
  2. スカッシュ
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エッジに立とう!(1)

さとなおさんが、『落ち込みや傷つきを回避するボクの方法』というのを書いている。



15年近くサイトをやっているわりには比較的「強烈な批判」や「誹謗中傷」が少ない方だと思うし、うれしいメールをいただくことの方が圧倒的に多いのだが(いつもありがとうございます)、それでもたまに激烈にイヤなメールが届く。うれしいメールをすべて打ち消すくらい激烈で悪意に満ちたメール。

もちろんこうして不特定多数を相手に文章を発表しているんだから仕方ない。世の中には自分と価値観が違う人がたくさんいるわけで、だからこそ人生は面白いわけで(みんなが同じ価値観な社会なんて面白くもなんともない)。まぁそれでも傷ついたり凹んだりするのだけど、しっかり受け止めるしかない。


こちらを成長させてくれたり、気づきを与えてくれる批判はありがたい。こちらの過ちを教えてくれたり、一方的だった見方を矯正してくれたりする意見もありがたい。誠意をもって返事を出すし、そういうメールのやりとりから親しくなった人もいる。いま一緒に「うまい店対談」をやっている伊藤さんも、最初は批判(意見)メールからだった。そして何回かやりとりしているうちに非常に親しくなったひとりである。


でも、ちゃんとこちらの書いたものを読まずに思い込みで批判してきたり、いちゃもんに近かったり、悪意丸出しだったり、あまりに筋違い・的外れだったりする批判も来る。これは(長い経験から)返事を出しても絶対わかりあえないことが多い。というか、返事を出してもそれに対する返事が来ないことが多い(ほぼ100%)。空しくなるので最近は返事も出さない。悪意溢れるメールやブログを書く人も固定されてきたので、最近は読まないことにしている。


とはいえ、心の準備もできてないときに突然の暴力のように殴りつけてくる激烈な悪意もあるわけで、それがいかに的外れで筋違いで自分に責任がないものだとしても、なかなかにこたえる。傷つくし落ち込むし、たまには寝込む(笑)。更新意欲はなくなるし、生きていくのもイヤになる。







さとなおさんのサイトは15年で3千万アクセス。
カウンターを設置してから3年4カ月で42万アクセス、2桁も違う家元が言うのもおこがましいのだけど、わかるなぁ、これ。


『暴力のように殴りつけてくる激烈な悪意』の標的にされると、ホント生きていくのもイヤになる。更新意欲を維持するために、このブログをmixiに移行し、マイミク限定公開にしようかと本気で考えた。mixiなら確実にブロックできるからね。




(つづく)



  1. 2009/10/14(水) 20:13:45|
  2. スカッシュ
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ターボ意味無し

クロスが打てないと、




























苦労する★
















by IEMOTO "Type R"













へっ!
(↑オードリー春日の声で)




  1. 2009/10/13(火) 22:41:55|
  2. スカッシュ
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放浪記。

支那そばや本店@戸塚


以前藤沢にあった本店が閉店し、ラーメン博物館のみで営業していた「支那そばや」が、昨年11月戸塚で復活。






「塩白式部(1,000円)」
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白式部というのは、ウズラの卵大の肉まんみたいなのですな。

ラー博だといつもミニラーメンの醤油なので(ミニは醤油しかない)、今日は塩で。
さすがの旨さです☆☆








めんや参○伍@六本木



石神秀幸によると、「今年のブームは、ドロドロ系」だとか。


今年3月にオープンした「めんや参○伍(さんまるご)」

会社のすぐ近くなんだけど、先週初めて行って三田。




ドロドロ感、伝わりますか?
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かなーり濃厚な魚介豚骨。
美味しい。家元の好みの方向です。

でも、体調悪いときに食べると、濃厚さがキツいかも。







チャーシューご飯とセットで1,000円。
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つけめん、鶏そばも食べてみよっと☆










肥後っ子大石家@淵野辺


車でお店を探してたら、一度店の前を通過しちゃいました。



だって、この外装ですぜ。
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外装からはまったく連想できないが、熊本ラーメン(600円)のお店
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加水率の低い噛み応えのある自家製麺、豚骨の旨みをストレートに搾り取った臭みのないスープ、肉汁したたるチャーシューなど本格的な熊本ラーメン。

でもデフォルトでミニトマトやスライスチーズが入っているという変化球も。
んでもスライスチーズ、このプープ合うんだなあ。不思議☆







こんなのもカウンター置いてあって、二郎ライク
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基(もとい)@町田

仲見世商店街に2007年4月にオ-プンした、ドロドロ濃厚魚介豚骨の流れを作った1店。


らあめん(700円)
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つけめん(730円)も魚介豚骨系
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汁なし(680円)は二郎インスパイアと呼んでもよい感じ。
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写真ブレちゃったけど、一番オススメは辛つけめん(780円)かな
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かなり辛いけど、唐辛子、花椒、その他いくつかのスパイスを調合した“旨みのある辛さ”。



辛いの好きな人は、ゼヒゼヒ☆







  1. 2009/10/12(月) 22:31:39|
  2. スカッシュ
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残念。

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  1. 2009/10/11(日) 18:38:01|
  2. スカッシュ

審判講習会・資格試験を受ける方へ(4) 実技試験合格のコツ

能力の高い人がレフリーをしている試合では、「あっ、レットかぁ。オレだったらストロークかな。うーん、『7:3でストローク』ってカンジ」と思うことが2、3回あったりします。それが普通です。

これは立場が逆になっても同じ。「レットでもストロークでも、どっちでもいい」という場面が、2、3回あるのが標準ということなのです。


「そんなバカなっ!」と思う人は、レフリー経験が乏しく、能力の低い人です。それが標準だから、2級審判の合格ラインが80点なのです。「(微妙な状況では)2割くらい間違える人」が、(資格としては)日本最高レベルのレフリーなんですよ。

別の言い方をすると、「2割振れる人」です。「判定の一貫性」が2割ほど足りない人ですね。

「『振れの範囲』が、2割ある」ということです。





講習会では、実技試験と同様の形式の問題(DVD画像で、ラリー中レットプリーズの場面で止まる)を見せられます。


「ハイ、今のをストロークだと思った人、手を挙げてください」と講師が言います。

「半分くらいですね。では、レットだと思った人(手を挙げてください)」

「これも半分くらいですね。じゃあ、ノーレットだと思った人! あ、2人いらっしゃいますね」


「これ、正解はレットです。なぜならば…」


と講師が説明してくれます。



これを聴きながら、「あっ、この問題を作った人は、この場面をレットと判定するのか。オレはストロークだと思ったんだけどなぁ」と感じてください。『2割の振れ』を感じ取るということです。



そして、

「問題を作った人の判定基準に、自分の判定基準をアジャストする」


これが実技試験合格のコツです。2割の振れを調整するということですね。4年くらい前の判定基準に巻き戻すとちょうど良いです。



これができる人はレフリー能力が高い人です。なので、「能力ない人でも受かる」コツではなく、「能力はあるのに、落ちる」のを防ぐコツです。



現在能力がない人は、やはり「実戦経験を積む」以外に王道はありません。





Good Luck!




  1. 2009/10/10(土) 19:13:29|
  2. スカッシュ
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審判講習会・資格試験を受ける方へ(3) ルールの要点

本当はTEAM KANO流の流儀に則った講義をしたいところですが、今回はグッとこらえて資格試験向きの内容にしています。



1.マーカーの任務

「コールによって試合を進行させる」のがマーカーの任務です。スコア(点数)やサーブするサイドを記録しますが、それは「正しくコールをする」ため。記録することが目的ではありません。



サーブでラリーが始まり、有効なリターンが続いているうちは、マーカーは何もコールしません。ということはすなわち、有効なサーブやリターンでなかった場合は、マーカーがコールしてプレーを止めさせます。

・フォルト
・フットフォルト
・アウト
・ダウン
・ノットアップ

これらはすべてマーカーのコールです。レフリーが言う前に、マーカーの判断でコールすべきもの。


ただし、「アウトかな? インかな? うーん、自信がない…」というときは、レフリーに判断をまかせて、何もコールしないでいてください。自信を持ってアウトと判断できる場合のみ、レフリーがコールする前に「アウト」とコールしましょう。



プレイヤーからアピールがあったとき、それに対応し、判定をコールするのはレフリーの任務です。マーカーは、レフリーのコールを復唱します。




スコアが10-10になったとき、マーカーはスコアに続いて「プレイヤー マスト ウィン バイ ツー ポインツ」とコールします。

私たちは「先に11点取った方が勝ち」というルールでゲームをしています。上のコールは、「このゲームに関しては『先に11点取った方が勝ち』というルールは適用されません。相手に2点差つけた方が勝ちです」とプレイヤー(と観客)に対して行う宣言です。

「ウィン バイ ツー ポインツ」でも意味を成しているので、簡略化してこれで良いと個人的には思いますけど。




ローカルな大会やプレート戦は1ゲームマッチで行われることがあります。この試合開始を宣言するときに「ベスト オブ ワン ゲーム」とコールしている人がいますけど、おかしいですよ。

「ベスト オブ ファイブ ゲームス」の「ベスト オブ」は、「3ー0または3ー1になったら、残りのゲームはやりませんよ」という意味です。

だから1ゲームマッチの場合は「ベスト オブ」をつけなくてよいです。あるいは、「ジャスト ワン ゲーム」とコールするとか。




そんなのどーでもいいじゃん!と思うかもしれません。
確かにこれに関してはどーでもいいことです。しかし、「そのコールの意味は何か?」、「何を目的としてそのコールをするのか?」を理解するのは、スカッシュという競技を理解し、ルールを的確に適用していくのに役立ちます。

コールや用語の『意味/目的』を理解するよう努めましょう。そうすると、ルールの理解度が上がり、その結果審判能力が向上します。




2.レフリーの任務

日本で行われる試合のほとんどで、レフリーはスコアやサーブのサイドを記録しません。それはマーカーの任務だと思っている人が多いでしょう。
でも実はそれ、レフリーの任務なのです。マーカーも記録するけど、レフリーの記録が「正」で、マーカーのは「副」です。

5月のPSA大会では、正式ルールに則りレフリーが記録しました。通常マーカーだけが記録してるのは、「簡略化されたローカルルール」ですね。



このように、その試合に関することすべての責任はレフリーにあります。マーカーが間違ったスコアをコールしたら、それを訂正するのもレフリー任務です。間違ったままにしていた場合、レフリーが責任を取らなければなりません。




基本的にマーカーは「進行役」、すべてを執り仕切るのはレフリーです。

プレイヤーはガットが切れたからといってゲーム中勝手にコートから出てきてはいけません。レフリーに「ガットが切れたからラケットを交換して良いですか?」と尋ね、レフリーに「いいですよ。どうぞ」と言われてからコートを出るのです。
ちなみに、コートを出るのが許されるの時間は90秒まで。90秒を過ぎてもコートに戻らない場合は、警告の対象になります。


「シューズの紐がほどけたから、結び直して良いですか?」とレフリーに尋ねて許可を得ることをしないまま紐を結び直しているプレイヤーがいたら、レフリーは「タイムウェスティング(時間の浪費)」の警告を与えるべきです。


レフリーはこのようにすべてを執り仕切ります。




3.プレイヤーがすること

レット/ストローク/ノーレットのアピールがあるということは、プレイヤーは以下をしていることが前提です


①ノンストローカー(打つ番ではないプレイヤー)は、相手がボールを打とうとするのを妨害しないよう、最大の努力をする。

②ストローカー(打つ番のプレイヤー)は、ラリーを続けるための最大の努力をする。



①を意図的にしない人は、ほとんどいません。しかし、②ができていないプレーヤーはかなりいます。相手の妨害があった(と判断した)時点でプレーを止め、アピールする人です。あるいは、相手にラケット・ボールを当ててしまう状況ではなくなったのに、意図的にラリーを止める人。



『レット、プリーズの意味』のところで説明した通り、「相手の妨害があった→レットまたはストローク」ではないのです。


相手の妨害があった
 ↓
それでもなおストローカーはプレーを続けようと最大の努力をした
 ↓
それでもそれでもプレーを続けるのは『不可能』だった。
それは「相手の妨害のせい」である




この場合、レットもしくはストロークとなります。


相手の妨害があった
 ↓
それでも、ストローカーはプレーを続けようとすることはできた
 ↓
それなのに、プレー止めアピールした




この場合は「プレーを続けようとする最大の努力をする」という要件を満たしていないので、レット/ストロークにはなりません。ノーレットです。



明らかにプレーを続けようとしていないときは一発ノーレットで良いですが、現実の多くは微妙な状況です。この場合は、まずレットと判定し、「プレーを続ける最大の努力をしてください(そうでないと、ノーレットにしますよ)」とアピールしたプレイヤーに注意を与えるのが良いと思います。

たいていこれで「微妙なアピール」は激減します。
SQ-CUBE CUP 3位決定戦で、レフリーの家元が松本淳選手に対して与えた注意がこれです。


おっと、『TEAM KANO流 流儀』の紹介をしてしまいました。





4.観客・コーチがすること

そのルールの良し悪しは置いといて、ゲーム中にコーチング(アドバイス)をしてはいけません。以下はすべてコーチングとされます

・「集中!」
・「丁寧に」
・「ここからだよ。諦めるな!」
・「もっと長く、後ろに!」
・「ロブを使え」


レフリーはこのようなことを言っているコーチ・観客にまず注意を与え、それでも止めない場合はコーチングされたプレイヤーにコンダクトウォーニングを与えます。それでも止めない場合はコンダクトストロークです。つまりコーチングされたプレイヤーが1点失います。



観客・コーチがして良いのは、『応援』です。

・「ガンバレ!」
・「カモン!」

くらいですね。




(つづく)




  1. 2009/10/10(土) 06:13:07|
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審判講習会・資格試験を受ける方へ(2) 「レット、プリーズ」の意味

スカッシュというのは、「『有効なリターン』ができなかった方が負け」という競技です。


「レット、プリーズ」というアピールは、必ず『有効なリターンができなかった方』がするもの。その意味は以下です



①今のラリーで私は『有効なリターン』ができなかった

②だから今のラリーは私の負けだ

③でも、私が『有効なリターン』をできなかったのは、相手の妨害があったから

④もし相手の妨害がなかったら、私は『有効なリターン』をすることができたはずなのだ

⑤だから今のラリーを「私の負け」にしないでください




①~④にはあまり意識がいかず、「相手の妨害があった」ということだけをアピールをする人が結構いますね。それ、正しいアピールじゃないですよ。





レフリーはその主張(アピール)を聞いて

・相手の妨害があったか?
・アピールしたプレイヤーは、妨害がなければボールに追いつき『有効なリターン』ができたか?
・アピールしたプレイヤーは、ラリーを続けようとする最大の努力をしていたか?

を考慮します(本当はもっとチェックポイントあるのだけど、わかりやすくするために敢えて省略)。



「うん。確かにキミの主張する通り、相手の妨害がなければキミはボールに追いつき『有効なリターン』ができていたと私も判断する。だから、今のラリーはキミの負けにはしないよ」

が「イエス、レット」の意味。





どうですか、正解できましたか?


これを理解することが、レフリーへの第一歩です。これを理解していないと、「どーしてこんなルールが存在してんの?」がわかりません。モヤモヤのまま進んでいきます。

とても大切なポイントですから、しっかり頭に入れましょう。




で、

・ボールに追いつこうとしたときに相手の妨害があった。
妨害がなければボールに追いつくことができた(=『有効なリターン』ができた)

ときがレット、



・既にボールに追いつき、ラケットを振ろうとしたときに相手の妨害があった。
もしプレーを続けていたら、相手にラケット/ボールを当ててしまう。だからプレーを続ける(=『有効なリターン』をする)ことを意図的に止めた

ときがストロークです。




・相手の妨害はあったけど、もしなかったとしてもボールに追いつくことができず、『有効なリターン』はできなかった

と判断される場合はノーレット。




これも本当は他にもっといろいろチェックポイントがあるのだけど、「大原則」として覚えておいてください。


ルールブックでは「ただし○○のときは××であるが、△△が□□の場合はこの限りではなく…」といった注釈が続きます。正確であろうとすると、こうなります。その結果、わかりにくくなってしまうのです。仕方ないことです。


最初は大原則を覚え、後から細かい知識を追加していくのが良いと思います。




(つづく)





  1. 2009/10/09(金) 07:57:03|
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審判講習会・資格試験を受ける方へ(1) プロローグ

12日に神奈川支部主催の審判講習会・資格試験が実施される。


「わしゃ、レフリーなんてせんけんね。関係ないけん」とか言わないで、講習会だけでも受けておくといいですよ。今回は間に合わないだろうけど、次の機会には、ゼヒ。神奈川支部主催でなくても、どこでも。


プレイヤーとして、また観客としても、とても有益な講義が聴けます。本当はこういう講義って「受講者の利益」のためにするものではないのだけど、この話は長くなるので、また別の場で。





資格試験は、要求レベルが高過ぎると思う。

「自動車の運転をしたことがないので、これから運転できるようになりたい」という人に適切なのは、自動車教習で実施される仮免/卒検レベルの試験。

スカッシュの審判講習会とセットになってる試験は、第二種自動車運転免許、すなわちタクシーやハイヤーの運転手になろうとする人向けのレベルです。第二種を受験するには、普通免許を取得して3年が経過していることが必要。そして「プロドライバーになりたい!」というくらい運転が好きな人たちなわけですよ。

だから、「今はまだ審判の能力はないけど、これから身につけていきたい」という素晴らしい心意気で参加してくれた人にあれを受験させるのは、ちとキツイ、と。タクシードライバーを目指しているレベルの人にとっては、とても良い問題だと思います。解答・解説があると、尚良いのだけど。


試験は「落ちて当然」くらいの気持ちで受ければいいです。




でもそうは言っても、やはり受けるからには合格したいもの。正直言って「審判の実戦経験を積め!」以外に有効なアドバイスは存在しないのだけど、多少ヒントにはなることもある。





例えば、「レット、プリーズ!」の意味を説明できますか?



「レット、お願いします」じゃ、答えになってないよ。試験に合格するのは、これへの正しい答えが出せる人です。


次回でその答えを説明します。






(つづく)


  1. 2009/10/08(木) 21:21:42|
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負けから学ぶ(5)

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  1. 2009/10/08(木) 06:15:14|
  2. スカッシュ

業務連絡のような質問

このブログに関して、


「再度パスワードを変更する」

のと、

「mixiに移行してマイミク限定公開にする」

のでは、どっちがいいですか?




もいっかいパスワードを変更して、それでも状況が改善されなかったらmixiに移行かな・・・・・



  1. 2009/10/07(水) 07:52:14|
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負けから学ぶ(4) 適所

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  1. 2009/10/07(水) 07:50:08|
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負けから学ぶ(3) 事前準備編Part2

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  1. 2009/10/06(火) 07:43:35|
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負けから学ぶ(2) 事前準備編Part1

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  1. 2009/10/05(月) 07:35:27|
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世界選手権ギャラリーより

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  1. 2009/10/04(日) 08:21:15|
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