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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

全日本ジュニア(7)

1984年ジャパンオープン決勝は、当時東アジア最強を誇っていたシンガポール人同士の対戦となった。準決勝まではニコニコ笑いながらトリックショットを披露していたザイナル・アビディーンが怖いくらいの真剣な表情でショットを放ち、若いピーター・ヒルのラケットが床の上3センチのところにあるボールをピックアップしていく。

Do晴海Dコートのバックウォールから30cm後方でこの試合を観ていた20歳の家元は、「すげぇ…」と興奮しっぱなしだった。


その10年後1994年、コータコートで観た「ジャンシール・カーンvsピーター・ニコル」という文句なく世界最高レベルの試合も凄かったけど、衝撃の大きさでは、スカッシュを始めて1年2カ月のときに観たジャパンオープンもひけを取らなかった。




全日本ジュニア2日目、会場に福井裕太がいた。机伸之介と横北で練習した後、セントラル一社のジュニアプレーヤーの応援に来たのだという。
清水孝典もいた。夕方から仕事だが「15時半にSQ-CUBEを出ればいいです」とのこと。試合進行は30~40分先行している。


「福井vs清水のラリーを、ジュニアたちに観せてあげたい!」

家元の脳裏には25年前のジャパンオープンが蘇った。
特に、高いレベルのラリーを観る機会の少ない関東以外のジュニアたちに観せたい。

福井・清水の了解を取り付け、浅野雅さんらの後押しも得てエキシビジョンゲームが実現した。

ま、でも急遽コートに立つことになった2人に、神奈川オープン決勝のような質の高いラリーを期待するのは無理というもの。まあまあのラリーが披露されたのだけど、ジュニアたちには響いたかな?



本当なら、事前にエキシビジョンの予定を組み、2人にちゃんと準備をしてもらい、「勝者5万円、敗者1万円」程度の賞金を懸けてガチンコ勝負をさせたかったところだ。

こういうことにお金を使うのがジュニア育成/選手強化施策であり、プロ化推進策である。


大会は赤字?
お金を使ってジュニア育成/強化をするのが、公益法人の事業(のひとつ)である。参加者(つまり保護者)やスポンサーが出してくれたお金だけで賄おうとするのが間違っている。


「お金がない」と言う前に、700万円ほどある繰越金の用途を明確にせよ。話はそれからだ。
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  1. 2009/03/30(月) 20:24:55|
  2. スカッシュ
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全日本ジュニア(6)

U17男子決勝
高橋祐太郎(ティップネス宮崎台) bt 鈴木優希(メガロス草加) 9-4 9-3 0-9 9-3


ジュニアアスリートチームの中でやや影が薄い感あった高橋祐太郎だが、どうしてどうして。



「学生らしい、観ていて気持ちの良いスカッシュをするね」と大学生に対して言うような、“アスリートらしい”スカッシュを披露してくれた。

これなら遠藤、海道、林らと比較しても遜色ない。楽しみがまたひとつ増えた。





16歳になり、やっと週イチのレッスン以外でもコートを使えるようになったという鈴木優希。これからだよ。
  1. 2009/03/30(月) 07:29:18|
  2. スカッシュ
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全日本ジュニア(5)

U13男子決勝
机龍之介(SQ-CUBE) bt 吉田純生(SQ-CUBE) 9-1 9-8 9-1

今大会全体を通して、「巧さ」「動きの素早さ」を感じさせるコはかなりいたのだが、「ショットの力強さ」はあまりみられなかった。パキンスタンのジュニアプレーヤーたちはバカみたいにバシバシ強い球を打つ。そういうコが必ずしも将来有望とは限らないけど、力強さも重要な要素であることは間違いない。

そんな中、この2人の対戦は、身体の大きさ・筋肉の発達度合いからしてかなり強いショットを打ち合っていた。ま。隣のコートでレフリーやってたので、チラッとしか観られてないのだけど。だから写真もなし★



で、その隣のコートの試合というのが、U13男子3位決定戦の「寺井達哉(アルパークセントラル) bt ミッチェルベンジャミン(SUGATT) 3-1」。寺井が1ゲームに2本くらい打つバックのクロスは力強くて良いショットだった。このレベルのショットがコンスタントに打てるようになれば、さらに飛躍できるだろう。



U11男子決勝
矢上大和(セントラル住ノ江) bt 山口飛鳥(セントラル西東京) 9-1 9-2 9-0

一発の力強さなら矢上大和が今大会No.1だと思う。見応えのあるショットだった。





U9男子
矢上龍昇(セントラル住ノ江) bt 尾潟 祥汰(WING) 15-10 15-10 15-13
yagami.jpg

2日目に対戦していたこの2人もしっかりしたショットが打てていた。将来楽しみ☆


  1. 2009/03/30(月) 06:20:53|
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全日本ジュニア(4)

U15男子決勝
林尚輝(ティップネス宮崎台) bt 菊池兼人(キッツせんだい) 9-2 9-0 9-7




見てこのカッコイイフォーム☆



「全日本チャンピオンになったときの佐野公彦」のようなカッコ良さなのだ。林尚輝のステップやフォームは美しい。動画で撮影しなかったことを後悔した。


でも、だから「小さくまとまる」ことの無いよう、良い意味での荒々しさも身に付けて欲しいと思う。
大丈夫、斉藤誠コーチなら、きっと大きく育ててくれるだろう。期待しよう。
  1. 2009/03/29(日) 23:13:09|
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全日本ジュニア(3)

U11女子決勝
渡邉聡美(SQ-CUBE) bt 小林七彩(SQ-CUBE) 9-6 9-5 9-2

sato3.jpg

ラリーに勝つと、「ヨシ!」と大きな声を出してガッツポーズ。

礼儀正しく真面目な印象の普段の渡邉聡美からは想像できない姿だった。スカッシュのセンスは大会前から知っていたが、こんなガッツがあるとは。大きな収穫だった。









1年前の小林七彩をみたとき、正直言って「このコはエンジョイプレーヤーレベルだな」と思った。
良い意味で「家元を裏切ってくれたNo.1」は間違いなく彼女だ。
nanase_20090329225852.jpg




努力は裏切らない。

くじけてしまいがちなときに勇気を与えてくれる素晴らしいパフォーマンスだった。
  1. 2009/03/29(日) 23:01:32|
  2. スカッシュ
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全日本ジュニア(2)

あー、ジュニアの試合観るのは楽しいなっ♪



U11女子の決勝で対戦することになった小林七彩(SQ-CUBE)と渡邉聡美(SQ-CUBE)、2人ともキャリアは1年数ヶ月。昨年2月の神奈川オープン新人クラスに出たときは「お願い、サーブ入って!」というレベルだったのが、日本一を争うところにまでになっちゃった。

絶対評価ではまだまだだが、1年前の彼女たちとの相対評価では満点をあげてもいいんじゃないだろうか。彼女たち自身のスカッシュへの取り組み方と周囲のサポートの厚さを含め素晴らしいと思う。

渡邉聡美はマーカーも完璧。センスいいね☆ できない子のフォローもしてたりして、大人も見習うべきレベル。



U11男子 古積廉人(SQ-CUBE)、大段凛太郎(セントラルアルパーク)もキャリア1年程度だとか。これからが楽しみな存在。




U13女子 高橋ナナミ(セントラル稲毛海岸)、昨日は試合観られなかったけど、2月のオールセントラルではガッツ溢れるプレーを披露していた。今日3決で観られるかな?




U15男子準決勝
林尚輝(ティップネス宮崎台) bt 青木大之(海ほたる) 9-4 9-6 9-0

青木の身体能力は素晴らしい。でもこれ、昨年の神奈川オープンで初めて観たときと同じ感想なのだ。1年2ヵ月たってもこれ以外の印象を与えることができていないということ。
この試合は福井裕太vs清水孝典を観ているようだった。青木の「身体能力に頼るだけじゃないプレー」が観たい。




4面同時進行でレフリーやりながらだから見落としてる試合の方が多いので、こんなもんで。
  1. 2009/03/29(日) 08:06:52|
  2. スカッシュ
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全日本ジュニア(1)

U-19 宮川将 bt 遠藤共峻 9-6 4-9 6-9 9-5 9-5

74分の熱戦を征したのは、宮川の我慢強さだった。というか、遠藤が我慢し切れなかった。ベーシックなラリーは互角。遠藤のドロップショットがティンを叩く回数が点差となった。
ショットの精度は練習を積めば自然に向上していくだろう。遠藤の課題は、「展開を作る」を考えることだ。これは高い意識を持っていないと身につかない。4月からも斉藤誠コーチに教わることができるようになった宮崎台ジュニアアスリートチームの飛躍に期待しよう。
  1. 2009/03/28(土) 18:43:57|
  2. スカッシュ
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実話に基づいた物語

赴任早々、ボールすらまともに触ったこともない弱小男子バレーボール部の顧問になった女性教師が、ひょんなことからやる気のない部員たちと「試合に勝ったら、おっぱいを見せる!」という、あり得ない約束をさせられたことで事態は急転!思春期ど真ん中の弱小バレーボール部員たちが“おっぱいを見る!”という、ただ1つの目標に向かって、笑いあり、友情あり、涙ありで成長していくフィクションのような実話が映画化される。










ってことはさ、「おっぱいスカッシュ」があったっていいんじゃね?



それだったら家元、全日本優勝しちゃうよ!(ユウタやタカノリに毒リンゴ食べさせるから♪)



とりあえず、「Detti-CUP優勝したら☆」ぐらいから始めてみないか?



うん、そうしよう♪


  1. 2009/03/27(金) 22:52:58|
  2. スカッシュ
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しんの助@戸塚

戸塚駅から徒歩10分くらいかな、豚骨をベースに魚介ダシを加えたスープという最近流行のラーメン、「しんの助」。美味しいよ☆



得そば(900円)







「つけ麺はあまり好きじゃない」と言ってた同行者も気に入ったプリプリのつけ麺
shinnosuke2.jpg




しんの助
〒244-0003 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4701
045-871-6803
11:30~14:30 / 18:00~22:00(スープ切れ終了)
火・第3月休
  1. 2009/03/26(木) 07:30:19|
  2. おいしいもの
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YMD伝説

家元は「YMD第一期~第二期メンバー」である。つまりモーニング娘。でいうと、福田明日香なわけで。

ということで、何か誤解があるといけないので弁明しておく。




「顔はエンジェル、心はデビル」

これは単なる標語ではない。実践されていた。
このYMDにおいて、家元は「顔」の部分を担当していたのである。


家元がYMDとして活動した場所は、1983~84年「ハタスポーツプラザ」→池袋ウストゲートロマンス通りロサ会館B1「大都会」。あと、六本木「玉椿」と渋谷「LA SCALA」にも1、2回。

それと第二期1989年ころの「エグザス西宮」→西宮ノースゲート「まつや」もしくは「ふじや」。たまに日曜の夜、高松行きフェリー乗り場のあった青木(深江だっけ?)まで車で送っていったくらいである。


つまり家元が絡んでいたのは「スカッシュ→アフタースカッシュ」までであり、“アフタースカッシュのアフター”にはノータッチなのだ。そこで何が行われていたのか薄々感づいてはいたけど。



何のことだかわからない人にはわからない話だが、世の中には「わからない方がよいこと」だってあるのだ。わからないままにしておくがよい。



Do心斎橋で第1回YMDカップが開催された1992年以降に関わりを持った方は、家元が「YMDのエンジェルサイド」を担っていたと言っても容易に信じられないだろう。






よってここにその証拠をお見せする

家元、23のときである。時代を感じるなぁ。ま、22年もたちゃあ人は変わるんだよ★






ダメ押しにもう1枚
09-02-08 006
神戸ポートピアランドにて。






「顔はエンジェル、心はデビル」

「彼のスカッシュ、彼女の愛」

「天に坂本、地に出口」

「朝起きたらチャンピオンになっていた。そんな出口の独り言」

「入口あっても、出口なし」

「10年たったらまた会おう」





伝説はすべては真実である。2012年まで、あと3年。
  1. 2009/03/25(水) 07:18:34|
  2. スカッシュ
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称賛

先週末、Detti-CUPと「スカッシュやろうよ@mixi」練習会に参加した。マックが同じこと書いてたんだけど、まったく同じこと感じたので、同じこと書く。


・・・と思ったけど説明するのメンドクサイのでマックが書いたの読んでちょ。



ちょとだけ付け足しを。

スカッシュは「やってみたいスポーツ」の上位にランクされる。ってことはつまり、「知ってるけどやったことない。(アメフトやスキージャンプなんかと違って)自分にもできそうだけど、どうすればやれるのかわからないスポーツ」の代表格なわけだ。


「協会のウェブサイトにコート一覧があるから、それ見て自分で行けばいい」

「だれでも利用できる公共のコートもある」

「会員制スポーツクラブでも体験入館やってる」

「『初めてスカッシュ』というプログラムがある」・・・・



うん、その通り。
でも、それでも「やったことない。知り合いにやってる人がいない」人には微妙に敷居が高いのだ。いきなりプロのコーチのレッスン受けるとか、スクール入るってのもちょとそこまでは…と尻込みしてしまう。世の中には「やりたいから」って自分でコート作っちゃう豪快な人もいるが、それは超レアケース。

だからスカッシュ愛好家がネットで「この日にここで練習会やります。初めての人も歓迎です」呼びかけて集めるというのは、スカッシュ人口拡大のグッドアイディアだ。



アイディアを思い付くのは容易い。実行するのもそう難しくはない。実際、家元だってクラブを越えた練習会を何度か企画・実施したし、何人かの“初体験”のお相手を務めている。もちろん、ボランティアで。しかもアフタースカッシュまでまとめて面倒みちゃったりなんかして♪(←さすがYMD一期生☆)


だが、これをコンスタントに継続していくのはとても難しい。仕事が忙しくなったり、怪我や病気したり、モチベーションが下がったりして自然消滅するのが普通だ。

だから「丁稚道場」と「スカッシュやろうよ@mixi」練習会の実施頻度と継続期間は、奇跡的に素晴らしい。



「社団法人の会費というのは、こういう活動のために使われるべきなんじゃないのかい?」「みんなが出した会費から給料貰ってる人がすべきなのは、こういう活動なんじゃないのかい?」てなこと言っても蛙の面にフェイスリフト化粧品。あそこは“遮断法人”だからね。



だから、ここに大書するのである。



全国で同様の活動をされている方に最大の称賛を贈る。



素晴らしい。



  1. 2009/03/24(火) 07:42:42|
  2. スカッシュ
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COFFEE MIKI@ヨドバシ横浜

1960年に開業した老舗のコーヒー専門店「COFFEE MIKI」が、いくどかの移転を経て現在はヨドバシマルチメディア横浜のB2階にある。


カウンター席にはハンス・ウェグナーがデザインしたYチェア。テーブル席の照明はルイスポールセン社のPH5(家元宅のダイニングもこれ)。
MIKI Te


北欧系のスッキリしたデザインの内装。家元、こういうのシンプルなの好き♪ 写真だと店内暗いみたいだけど、実際は暖色系で明るいよ。





コーヒーはサイフォンで淹れる。MIKIブレンドは「マイルド」「ストロング」「ビター」の3種類(各630円)。カフェオレやココアもちゃんとした本物が味わえる。


そしてなぜだかミルフィーユ(550円)が巨大!
MIKI MIL
他のケーキはみんな普通サイズなんだけどね。ミルフィーユ、サクサクして美味しいよ♪



場所が便利で営業時間が長く、地下2階だけどイーモバ圏内(ヨドバシだから?)。なかなか“使えるお店”ですぞ☆






COFFEE MIKI
横浜市西区北幸1-2-7 ヨドバシカメラマルチメディア横浜B2F
045-312-3935
11:00-23:00
  1. 2009/03/23(月) 07:43:16|
  2. おいしいもの
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つけめん あびすけ@日吉

大会会場でお声を掛けていただいた方から「横浜のお店情報もお願いします」とリクエストいただいたので、いくつかご紹介していこう。



SQ-CUBEに関東学生団体戦を観に行く前は、気分をアゲアゲにするためにヒヨウラへ。
家元が通っていた25年前とはお店はほとんど替わっているけど、放射線状の街並みは変わらず、懐かしい。


目当ては「つけめん あびすけ」☆

つけめん(あつもり)味玉 770円
abiske.jpg


とんこつをベースに魚介系のダジを加えた今風つけめん王道の味。「六厘舎」や「仁鍛」で1時間並ぶよりもずっといいと思うよ。



つけめん あびすけ
 日吉店
神奈川県横浜市港北区日吉2-1-8
045-564-1619
11:00~翌1:00頃
無休

※お店はサンロードにある。2008年度版石神本を持っている人は要注意。地図が間違っていて浜銀通りにあることになっている。家元迷っちまいました★
  1. 2009/03/22(日) 07:57:54|
  2. おいしいもの
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スカッシュのプロモーションビデオクリップ

2016年のオリンピック競技になるべくWSFが作ったプロモーションビデオクリップ↓



「Squash for 2016」




テロップの文章がクサくて赤面モノだが、スカッシュを知らない人にはこのくらいの方が訴求力あるのかも。





2016年は東京開催の可能性があるのに、日本人がひとりも出てないのが淋しいなぁ★

ま、エリスを「さかなクンです!」と言い張るという手もあるわけだがw







日本も貢献するために、上のビデオクリップの「関連動画」にあったこれみたいなのでも作りますかね?

「Sexy sport clips - Blonde squash game」




で、日本代表として家元がひと肌脱ぎますかね♪

  1. 2009/03/20(金) 22:09:22|
  2. スカッシュ
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どぉゆうこと?!

家元が昨年最後に出た試合が8月の

「Detti CUP 2008 夏 in SQ-CUBE」

で、



今年初めて出る試合が明日の

「Detti CUP 2009 冬? in SQ-CUBE」

だ。





この間、スカッシュしたのは10回に満たない・・・・(たぶん7~8回)









どんだけDetti好きだよっ?!










〔理由〕


「Detti CUP」

 ↓

略すと、



「D-CUP」









納得。



  1. 2009/03/20(金) 20:03:29|
  2. スカッシュ
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「わからない」ということがわかるということ。

このブログで何度か述べているが、大切なことなので繰り返し声を大にして言う。


「もしプレーヤーBによる妨害がなければ、プレーヤーAはボールに追いつくことができたか? そして有効なリターンをする(あるいはウィニングショットを打つ)ことができたか?」


この命題は、「アピールした時点での“起こらなかった未来”を予測せよ」というものである。これを正邪理非の議論で律することはできない。だって未来の話なんだからどうなるのか誰にもわからないのだ。

「未来」というのは定義上「どうなるかわからない」ものである。だから、「未来予測」について満場一致の合意形成が成るということは普通起こらないし、起こるべきでもない。

「織田信長が本能寺で斃れず天下統一を果たしていたら、現在の日本はどうなっていたか?」を朝まで議論したところで正解は見つからない。できるのは「折り合いをつける」ことである。

「未来予測」という不確定要素を含んだ提案について「折り合い」をつけようとしたら、残された方法はひとつしかない。それは「私の未来予測は外れる可能性がある」ことを認め、そこから議論を始めることである。


「私の主張は間違っている可能性がある」と思っている人たちが議論すると、それぞれの論者は自説の「正しさ」よりもむしろ「自説の危うさ」の定量を優先させる。「私たちはどのようなデータを見落としているか?」「私たちは状況判断にどれほど恣意的な願望を交えているか?」という点検が主な議題となる。

「私たちはみんな間違っているのだが、それぞれの間違い方には程度差があるので、いちばん間違いが少なそうな仮説に“乗ろう”」という議論をするのである。



「私は正しい、おまえは間違っている」という議論の立て方をする人間は、自分の立場の整合性と他人の立場の破綻を過大評価する傾向を持つ。人間は自分の理説の「正しさ」を損なうデータからは構造的に目を逸らし、組織的に失念する。そして他人が「間違っている」ことを証明するデータを必要以上に強調する。そういうものなのである。それを責めても始まらない。

だから、データの管理に中立的であろうと望むなら。決して「自説の正しさ」の証明を優先させてはならない。むしろ「私が見落としていること」を探し出し、それによって自説を修正し、改良し、より汎用性の高い理説に書き換えていくべきなのである。




未来なんてどうなるかわからない。これが「『わからない』ということがわかるということ」である。


「わからない」「間違っている」から始めよう。

・レット/ストローク/ノーレットの判定は「未来予測」である。
  ↓
・未来はどうなるかわからない。
  ↓
・だから私の「未来予測=判定」は間違っている可能性がある。
  ↓
・でも、「(プレーヤーBによる妨害がなければ)プレーヤーAはウィニングショットを打つ」と未来予測するのが最も「間違いの程度が少なそうだ」と判断した。
  ↓
・だからストロークと判定する。



あのビーチルのアピールのような微妙な状況に遭遇して「わからない」という人は、グッドレフリーになる可能性がある。「絶対ストロークだ! あれをレットと、ましてやノーレットと判定するなんてあり得ない!!!」てなことばっか言ってる人は、グッドレフリーになれないだろう。


わかるかなぁ? 
  1. 2009/03/19(木) 20:37:09|
  2. スカッシュ
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空耳アワー?

これの4:50のとこをよーく聞いて欲しーの☆







「すとろーく つぅ





あるでんて






って聞こえないかい?!





アルデンテのエルヒンディ・・・・



美味しくなさそう★






「ジョナサン・パワー独り舞台」
を堪能し、「パワーが引退した今となっては、エルヒンディしかいない!」と思い、「荒ぶるアラブ人El Hindiのクレーム集」を探してたらみつけちゃったのよん。
  1. 2009/03/18(水) 18:39:36|
  2. スカッシュ
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とんでもあるもの

「《とんでもないもの》じゃないもの」=「とんでもあるもの」ってことでよかですか?



微妙な判定を見て終わりというのも後味悪いので、お口直しに「Event's Best Rallies」から判定がらみのシーンを中心に家元がピックアップしたものをお届けしよう。

「Super Series Finals 2005 Event's Best Rallies」
より


※DVDに収められている「Event's Best Rallies」は26分もある。上のはその中から6ラリー(6分)だけを並べた。
興味を持った方はゼヒSquashLive.comでDVDを購入しよう!

でも特典映像だから、必ず付いてると家元は保証しない。本編目当てで購入してね。




以下を読む前に映像を見ていただきたい。



見ましたか? じゃ、どーぞ続きを読んでね☆





最初のはビーチル、ノーアピールだよね? アピールしてもノーレットだけど。

4つ目の「Pawer vs Palmar」の最初のは、「パワーがノットアップを自己申告することもあるんだぁ」と驚いたので入れてみました(笑)
ま、自己申告の前に「ノットアップ」がコールされてるっぽいけどw


んで最後のパーマーのアピール、「ノーレット」でパーマー以外(レフリー、観客の多数、SquashLive.comの編集者)は一致している。もちろん家元もノーレットにすべきと考える。


でもさちょと待っておくんなまし。

「when LETS look like STROKES」
の2つ目、ビーチルのアピールをレフリーはレットと判定し、SquashLive.comの編集者は「ストロークっぽくね?」と言ってるわけだ。もちろんビーチルは「何でレットやねん?! ストロークちゃうんかいっ!」と言っている(超意訳 by 家元)。


2つをつなげた


もちろんこの2つに違いはある。では「パーマーのはノーレット」と「ビーチルのはレットもしくはストローク」を決定的に分けているものは何だ?

・ビーチルは十分打つ体勢になっているのに対し、パーマーのは構えが遅いから。

・ノンストローカーの位置が違う。

・ビーチルはクロスを打てるけど、パーマーはストレートかボーストしか打てない。

・ストレートのコース(どれだけサイドウォールに沿っているか)が違う。



ふーむ。テープが擦り切れるほと・・・って死語だな(笑) ハードディスクに穴が空くほど見たけど、どれもいまひとつ・・・・




あれっ? スッキリするつもりだったのに、モヤッとモヤッと★



感想でも仮説でも何でもいいから、誰かおせーて! コメントプリーズ!
  1. 2009/03/17(火) 21:23:26|
  2. スカッシュ
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TEAM KANO流審判講習会 [とんでもないもの]

銭形:「くそー、ひと足遅かったか。ルパンめ、まんまと盗んでいきおって」

クラリス:「いいえ。あの方は何も盗らなかったわ。私のために戦ってくださったんです」

銭形:「いや。やつはとんでもないものを盗んでいきました」

クラリス:「?」

銭形:「あなたの心です」

クラリス:「はい!」








クラリス萌ェー!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p




(「いや、これは銭形萌ェ♪だろ」の説は根強くあるけど)




いやー、カリオストロのラストシーンは何度観てもよいなぁ♪


というわけで、TEAM KANO流審判講習会のラストシーンは、家元が盗み出したとんでもないものをお目にかけよう。


以下は「Super Series Finals 2005 Nick Matthew vs James Willstrop」のDVDに、特典映像として収められていたものである


「ストロークっぽいけどレット」


「ノーレットっぽいけどレット」


「レットぽいけどノーレット」



HDサイズでアップしてあるので、高スペックPC(CORE 2 DUO、メモリ2GB以上)を使ってる人は画面右下の「HQ」ボタンを押しましょう。
家元の場合、マシンスペックは十分だけどADSLが12Mのせいか、1回目は何度か止まってしまった。でも2回目からはスムースに再生OK。全画面表示でもまあまあ見られる。



マシンスペックが低い人は以下でどうぞ

「ストロークっぽいけどレット」


「ノーレットっぽいけどレット」


「レットぽいけどノーレット」


こっちにも「HQ」ボタンあるので押してみよう。家元のモバイル用ネットブック EeePC901-X(Atom N270、メモリ1GB)でもHQでOKだったよ。




さて、選手たちはまごうことなき世界のトッププレーヤーである。だからたぶんレフリーも世界最高レベルのはず。ああそれなのに、わずか16試合でこれだけのシーンが集まってしまうのだ。

どーっすか? なぜその判定になったか説明できますか?


いくつかは説明できるけど、うーんと唸ってしまうのも多い。こんなの見ちゃうと、ジャッジに自信をなくしてしまいそうだ。




何のために家元はこれをみせるのかというと、一種のSMプレイ… ではなく、「レフリーなんて、こんなもん」をご理解いただくためである。世界最高レベルで、こんなもんなのだ。


「だからミスジャッジしても良い」などと言うつもりはもちろんない。ミスジャッジはあってはならないことであり、しないよう最大の努力をしなければならない。

でも現実はこんななのだ。この現実を前提にして、「じゃ、そこからどうやってミスジャッジを減らしていくか」「プレーヤーと一緒になってどうやって良い試合を創っていくか」に取り組むのが我々の務めなのである。



SM同様、審判って奥が深いのだよ。

健闘を祈る Good Luck!




なお、「Super Series Finals 2005 Nick Matthew vs James Willstrop」のDVDはSquashLive.comから入手できる。


本編の試合内容は素晴らしい。家元が持っているのと同じであれば、画質良い(元のDVDは大画面TVで観てもとってもクリアー☆)し、もうひとつの特典映像「Event's Best Rallies」も見応えある。お勧めですぞ☆
  1. 2009/03/16(月) 00:12:53|
  2. スカッシュ
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TEAM KANO戦記が本になりましたぁ☆

はい、ウソです。



でもちょとだけホントなのよ。




2006年10月、 「TEAM WATANABE OPEN in 金沢」に参加した時、地元の方々に金沢いきいき魚市に連れてっていただき、さらにこんなデザートにまでありついちゃったのだ。



それから2年半後の先月、このページを見た宝島社の編集者の方からメールがあり、「この写真を本に使わせて欲しい」と。


史ちゃんに連絡したら「掲載おっけいよ~ん」とのことだったので、OKの返事をした。






で、3週間ほどで送られてきたのがこの本ですだ

「ご当地バカ百景 ウワサの物産展」
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内容紹介
「宮城県人は、水族館でマンボウを見るとヨダレをたらす」「大阪人は、子供が悪いことをすると『吉本に入れるぞ!』と言って叱る」「千葉県人は、『一番』を『い千葉ん』と書きたがる」「大分県人は、『滑ってころんで大分県』と言われると怒る」などなど、各県の“おもわず大爆笑”な噂を大紹介! みんなでくだらない物を作るサイト『借力』の大人気コーナー、待望の第2弾です。



だそうです。

ええ、くだらないこと大好きですとも♪





で、110ページに
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こんなちっちゃく載ってました☆
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史ちゃんモデルデビュー☆(スッピンで)





家元は「写真をお借りした方々」のとこにサイト名とアドレスだけデビュー★
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というわけで、デビューを目指す女子大生・OL・人妻は、家元にBWHサイズと水着写真を送ってくればいいんじゃないかな♪
  1. 2009/03/14(土) 22:46:03|
  2. その他
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ゲーム間のアドバイス

ゲーム間インターバル、プレーヤーに「あそこがダメだ。これができていない」てなことを言う人がいる。

うん。まったくもっておっしゃる通りである。



でもさ、どうすりゃいいのさこの私?!
言われて直せるくらいなら苦労しないっちゅーの!

と、逆ギレしたくなってしまうことも数多く。



トッププレーヤーであれば、「バックのクロスを相手に読まれてカウンターボレーを食らってる。他のショットを混ぜていこう」と指摘され、それを次のゲームで実行することが出来る。
でもそこそこのプレーヤーの場合、ゲーム間にそんなこと言われてもどうしようもない(ことが多い)のだ。



じゃ、何を言えばいいのか?

2004年関東オープン予選1日目、日体大4年生との1試合目をファイナル10ー9で勝ち上がった家元は、その日の2試合目もゲームカウント1-1でファイナルを迎えようとしていた。もう40過ぎてたし、かなーりヘバッてて「もう(フィットネスが)ダメかも★」と半ば諦めてた。

その時、試合を観てた清水孝典が「相手も疲れてますよ」と言ってくれた。それで「あっ、そうなんだ。(そんなふうには感じられなかったけど)相手も疲れてるのか。じゃ、もちょとガンバッテみようかしらん♪」という気になり、その試合に勝つことができた。

「相手も疲れてますよ」のひと言が、“精神的ドーピング”になったのだ。そのドーピングは翌朝の予選決勝まで効いた。副作用で午後の本戦はレロレロだったけど。





「ゲーム間にはどんなアドバイスをすれば良いか」を一般化するのは難しい。ケース・バイ・ケースだし、プレーヤーのレベルや性格にも依る。

ただ家元の経験からすると「技術的なことよりも、精神論の方が効く」ケースが多いと思う。「試合を楽しめばいいんだ」「相手は関係ない。自分との勝負だよ」とか。

多少テクニカルなことを言うにしても、「ミスは気にしないでドンドン攻めていこう」「ボールの長さだけ注意して、あとは思い切って打っていけ!」程度にしておく、と。

例に挙げた「相手も疲れてますよ」も、たまたまその時の家元のツボに入ったということであり、どこがツボなのかを見つけるのは至難の技。だって同じ人でもその時の状態や相手によってツボの位置は変わるんだもん。手さぐりで探っていくしかない。



というわけで、手さぐりの途中でおっぱいやお尻触られてもそれはしかたないことなので、女子大生・OL・人妻は家元の気が済むまで触らせてあげればいいと思う(結局オチは下ネタ♪)
  1. 2009/03/13(金) 21:09:28|
  2. スカッシュ
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TEAM KANO流審判講習会 第6章

第6章 審判資格試験攻略法[実技編]


先日MARRさんと話したとき、彼がこんなこと言ってた

JSAは「判定基準DVD」を出して欲しい。「このケースはレット」「これはストローク」というのを示したもの。
それをみて、我々は「こう判定するのがJSAのスタンダードなんだな」と理解し、それに合わせる。資格試験の前には、そういうのをみて勉強したい。




まったくその通りだと思う。「判定基準DVD」があり、すべてのレフリーがそれを理解して実行すれば、理論上全国すべての試合で「統一された判定基準」に従ってジャッジングされる。もちろん現実はそんな上手くいかないけど、かなり前進するはず。

ちなみにこの「判定基準DVD」は、「どう判定したら良いのかよくわからない人が、わかるようになる」ための教材ではない。そういう目的にも使えるけど、主目的は違う。「既にレフリーとして活動している人たちの判定基準を標準化/統一化する」ためのものだ。

WSFは「Calling the Shots」を出している。家元はこれをみてないので内容詳しくはわからないが、上記の目的のためのものと思われる。こういうのは、オフィシャルで出すことに意義がある。





さて、「他人の良いアイディアは、恥ずかしげもなくパクる」が我がTEAM KANO流の流儀である。だがしかし某社団法人に「判定基準DVDを出してください」と提案しても、蛙の面にションベン+ウンコ。

よって潮木仁、足立美由紀、佐野公彦各氏らがレフリーを務める試合があったら、彼らの「判定基準をパクる」という意識を持って試合を観ることを励行する。
あと浅野雅、千葉直樹、斉藤輝正各氏のジャッジングも参考になる。他にも参考にすべき人がいると思うけど、家元が知らないだけなので許してちょ。



話は逸れる。
2007年5月宇都宮で東アジア選手権が開催された。家元は「日本vs香港」を観たのだが、その5試合すべてを見たことない小柄なオッサンがレフリーしていた。で、そのオッサン、ジャッジングが上手いのだ!

「誰だ、このオッサン?」と名札を見たら、「Yapkok Four」と書いてあって納得。ケネス・ローがマレーシアのトッププレイヤーだったころの3、4番手の選手で、家元は名前だけ知ってた。

「ジャッジングの上手い/下手ってわかるものなんだなぁ」とその時感じましたですよ。





さて話を戻して、資格試験の攻略法である。

資格試験前の前に講習会で、ケーススタディがなされる。実技試験の問題と同様に映像が流され(10~20問くらい?)、講師が判定を説明する。
この時に、「自分はレットだと思ったけど、回答はストロークだった」というシーンを良く覚えておく。「問題/回答を作った人のジャッジング」を脳みそに刻み込むのだ。

そして実技試験では「自分のジャッジングではなく、問題/回答を作った人のジャッジング」で回答を決める。


「そんなのズルい!」と思うだろうか。

でもこれ、トッププレーヤーはみんなやってることなのだ。試合中、「自分はストロークだと思ってアピールしたのに、このレフリーはレットと判定しやがった」と気付いたら、そのレフリーのジャッジングに自分のプレーをアジャストしていく。トッププレーヤーにはそういう能力がある。


実技試験ではそれに倣って「問題/回答を作った人のジャッジングにアジャスト」する。ま、これができる人は、かなり判定能力が高い人だ。

そう、この攻略法は「能力のない者でも合格する」ためのものではなく、「能力ある者がアンラッキーで不合格となる」ことを回避する方法なのだ。




では、能力の低い者はどうすれば良いか?

「レフリー経験を積め!」である。疑似経験でもいいけど。
DVD100本観るより、本番でレフリーやって「オレはレットにしたけど、あれはストロークと判定すべきだったかなぁ。ねえ、どう思う?」という経験をする方がレフリー能力向上に有効である。



もうひとつは有効なのは、「レフリー経験を積んでいない者を言うことをシャットアウトする」ことである。

ジャッジングに関しては、いろんな人がいろんなことを言う。上に挙げた6人が同じシーンをみて「3人がストローク、2人がレット、1人がノーレット」と判定するなんてことがある。「ストローク/レット/ノーレットが2人ずつ」てのさえあるだろう。

上に挙げた6人は、家元が「そのジャッジング(=レフリーとしての能力)を信頼してる」人たちである。彼らですら判定が分かれることがあるのだ。レフリー経験の浅い者の言うことなど聞いていた日にゃあ、わけわかんなくなって当然である。

信頼できる人の判定、及び「どうしてそう判定したかの説明」をよく聞いて理解し、自分のものにしていこう。「レフリー経験を積んでいない者の言うこと」は、積極的にシャットアウトすべきだ。

このように「情報を抜く」ことの効用を説く人は多くないけど、実はとても大切なことなのである。
  1. 2009/03/12(木) 19:22:56|
  2. スカッシュ
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TEAM KANO流審判講習会 第5章

第5章 審判資格試験攻略法[学科編]

家元が知る限り日本で唯一の「スカッシュ審判資格試験攻略法」を伝授しよう。
なーんてエラソーに言うわりには、たいした内容じゃないけどね★



学科試験に関しては、「ルールブックを熟読して、理解してください」と言うのが王道なのだが、TEAM KANO流ではこれにちょとしたアレンジが加わる。

「TOEIC 500点以上の人は、WSFのウェブサイトにあるルールブック(英語)を読んで、理解してください」


JSAが発行している日本語ルールブックを熟読するというのは、「冬に滝に打たれる」とか「裸足で火の上を歩く」といった荒行である。これを克服できたら、どんな困難にも立ち向かっていける。


TOEIC 500点以下の人は、「荒行に挑むか、TOEIC 500点以上の実力をつけるか」を二者択一することになる。もちろん家元は後者をオススメする。

不幸にも日本語ルールブックを手にしてしまった人は、わからないところに出くわしたら英語版の該当部分を読んでください。「あっ、こんなことが書いてあったのかぁ!」とスッキリする。「オレってもしかして英語力あるかも♪」という気分がオマケに付いてくる。錯覚だけど。





荒行も英語もダメな人向けの裏技がある。

現在は更新を止めてしまった「Squash in Japan(Unofficial)」にルールの翻訳が載っている。ただし1997年版(現行ルールは2001に改正されたもの)。だけど改正点も野村さんが訳してくれているので、併せて読めばOKだ。


野村さんのも直訳っぽいけど、翻訳レベルをどうこう言う前に、「ルール翻訳をウェブサイトに載せている」ことに最高の称賛を贈りたい。しかもこんなことまで書いてる



翻訳者より

この翻訳は、より広いスカッシュの普及と理解のために、WSF(ワールド スカッシュフェデレーション)から許可を得て、独自に無償で行なったものであり、この翻訳版の一部またはすべてを引用し商用に使用することを禁止します。商用以外の目的でこの翻訳版をコピーし配布することを許可し、またそれを無償とします。その場合、コピーを依頼した人に、コピー費用及び送付料金の実費以外の料金を請求することを禁止します。この翻訳版に関して、もしも誤訳が存在した場合、翻訳者は一切の責任を負いません。


翻訳者から、日本のスカッシュプレーヤーがちょっと意味を取り違えているかもしれない単語をひとつ述べておきたいと思います。それは「ストローク」です。多くのプレーヤーは「ストローク」を「妨害」という意味にとらえているかもしれませんが、実際、妨害の時使用される場合は、「ストロークを相手に与える」という意味です。「ストローク」とは、「ラケットで打つ」という意味です。言い換えれば、妨害のために「ストローク」できなかったから、「ストローク」の権利をそのプレーヤーに与えるということです。


1997年12月25日
    野村 輝淑

(太字は家元による)







素晴らしい。

こういうのが“公益”事業であり、野村さんのような考え方/行動するのが公益法人の理事なんじゃないのかい? こういうことをするために会費を集めてるんじゃないのかい、あぁ?


てなことを“死に体”の人たちに言っても、蛙の面にションベンである。
野村さんみたくWSFから「翻訳およびウェブサイト掲載の許可」をもらっちゃえば、著作権はクリアできる、と。4月のルール改正状況をみて、いっちょ「全文翻訳→ウェブサイト掲載」やっちまうかね?!

ただし家元、翻訳はしてもウェブサイト構築はメンドクサイのでやりたくない。「ウェブサイト構築、私がやりますよ」という方いらっしゃいましたら、teamkano@gmail.comまでメールをお願いします。



あと、「ストローク」の意味に関して、家元にはあたりまえ過ぎることなので「“妨害”ではなく、“ストロークの権利を与える”という意味です」と説明する必要性に気付かなかった。これに気付くというのも素晴らしい。

日本スカッシュ界の発展に必要なのは、野村さんのような知性と行動力なのだと思う。

彼は一時期は広報や会員登録システム構築などで活躍されていたようだが、現在はノータッチ。その経緯や内実を家元はまったく知らないが、容易に想像できる。「どんなところに人は集まり、どんなところから離れていく」のか。考えればすぐわかることだ。スカッシュへの情熱・能力・行動力を持つ人たちは、皆同じ経緯を辿るのである。




また、野村さんが掲出している「新ルール 2001のフローチャート」はレフリーが「レット/ストローク/ノーレット」を判定する上でとても参考になる。家元が第4章で書いたことと併せて熟読し、理解されたし。

なお、JSAオフィシャルサイトには「ワンポイントクリニック Q&A <レフリー>」があり、ほぼ同様のことが書かれている。こういうのをウェブサイトに載せていることは評価できる。でもなんだかわかりにくいので、野村さんのを参考にすることをお勧めする。




あるいは、WSFサイトの「THE INTERFERENCE LINE OF THINKING based on the 2001 rules, effective 30-Apr 2001」をよく読んで理解しよう。








さて、裏技すらもダメだというものぐささんに有効な手段が、「知り合いにルールに詳しい人がいたら、その人に訊く」です。

知り合いにそういう人がいない場合、nonoクンとお友達になってメルアドゲットすると良いでしょう。

疑問が生じたら、「こういうケースでは、どう判定するんだっけ?」とメールする。しばらくすると「第○章△項に××と書いてあるでしょ! オレ忙しいんだから自分で調べてよ!!!」と返信が来る。

「ワリイワリイ。サンキュ☆」と答えておく。もちろんまたわからないことが出てきたら、しれっとメールする♪



ちなみに家元、学科試験の成績は96点。ほぼ同時期に別会場で受けたnonoは95点だった。

いえーぃ♪
  1. 2009/03/11(水) 19:23:03|
  2. スカッシュ
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「そういうふうにできている」の補足というか訂正

ちょと訂正ね。

私たちの社会組織は、「オーバー・アチーブ」する20%と、「とんとん」の60%と、「アンダー・アチーブ」の20%で構成されている。

これが正しい。



大会運営でいえば、「大会を主催する人+積極的に無償ボランティアとして協力する」20%と、「ま、頼まれれば年1回くらいはお手伝いしますよ。でも交通費とか実費くらいはもらえるとうれしいなぁ」という60%と、「提供した労働にふさわしい対価を得られない活動なんてするは気ない」という20%で構成されている。


オーバーアチーブする人間はしばしば標準の5倍10倍のパフォーマンスの高さを示す。それはアンダー・アチーブの人々の不足分を補って余りある。
だから、人間のつくる組織は「5人に1人がオーバーアチーブする」だけで回るように設計されているのである。5人に2人がオーバーアチーブしないと動かない組織というのは、制度設計自体が間違っている。


一方、5人に1人は大会運営に協力しないで「主催者は頭固い」と言ったり、販売しているDVDのクオリティに文句つけたりする。
そういう連中が20%未満であれば、放っておけば良い。相手にしても無駄に消耗するだけである。

アンダーアチーブする人が20%を越えるようなら、制度設計を見直すべき。ってか、誰も寄り付かなくなるからその制度は自然消滅するんだけどね。



何度かこのブログで書いてるけど、「楽しそうに活動していると、人は集まってくる」。そういうものである。「何だ何だ? 何だかオモシロそうなことしてるじゃないか。オレも仲間に入れてよ☆」という気持ちになる。マックが紹介してた「スカッシュやろうよ@mixi」や「丁稚道場」などがその例。

そうした活動を主催/運営する20%と、「オレも仲間に入れてよと加わる、加わりたいけど住んでるとこが遠いから無理という人、加わらないけど素晴らしいと評価する」の60%と、「ケッ!」と冷ややかに見て、僻んでいる(でも本心は加わりたい)20%で社会は構成されている。

「本業が忙しくて…」「お金がないから…」「辞めたいけど代わりがいないから仕方なく…」てなことばっか言っててちっとも楽しそうに活動してないところからは、人は離れていく。液晶画面を通してでも「楽しそう/楽しくなさそう」は伝わるのだ。




集団は「オーバーアチーブする人間」が「アンダーアチーブする人間」を支援し扶助することで成立している。

私たちは誰であれかつて幼児であり、いずれ老人となる。いつかは病を患い、傷つき、高い確率で身体や精神に障害を負う。現在オーバーアチーブしている人も、かつては、また将来は「アンダーアチーブする人間」である。

「あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい」というのは『マタイ
伝』22章39節の有名な聖句。それは「あなたの隣人」は「あなた自身」だからである。

老い、傷つき、身体や精神に障害を負っている“死に体の組織”を、自身の将来の姿として愛する。



ありゃ、こんなこと書こうとしたつもりじゃなかったのに、意外な展開になっちゃった。
うーむ、死にかけてるご老体組織にムチ打ってもしゃーない、と。安らかに死なせてあげなきゃイカン、と。


ふむ。
ま、「死にかけてる者は痴呆…じゃなくて放置して、今自分たちが楽しいと感じることを、楽しんで実行する」が今のボクに出来ることかな。
  1. 2009/03/10(火) 20:04:24|
  2. スカッシュ
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そういうふうにできている

「パレートの法則」をご存知だろうか?

「所得上位20%の所得累計が、社会全体の所得の80%を占める」という経済学分野での理論である。「2:8の法則」といえば聞いたことある人は多いだろう。

この「2:8の法則」、経済学だけでなく、私たちの社会にかなり普遍的に当てはまるので、いろんなところで応用されている。「上位2名の営業マンの売上げが、全体(10名)の売上げの80%を占める」とか。

「5人のうち1人が頑張れば、あとの4人はテキトーに流しても何とかなる」だったりする。

人間社会というのは元々5人に1人大人がいれば、あとは全部子どもでもなんとか運転できるように制度設計してあるということである。


8割の人が「ボランティアだってそれなりの報酬がなきゃやってらんねぇぜ」と思っていても、「え、交通費もらえるんですか?!わーいラッキー☆」という2割がボランティアとして運営に参加すれば、大会運営は成立するのだ。


ごく少数がオーバーアチーブすることにによってこの世界は回っている。
スカッシュプレーヤーの2割が「レフリーですか? ええ、いいですよ。やります。どの試合ですか?」という人であれば審判の確保はOKだ。積極的に「レフリーやります!」という人は、3~5%くらいですかな。


このTEAM KANO戦記を週イチ以上で読みにくる人は約500人。パレートの法則に従い、そのうち400人は「TEAM KANO流審判講習会」というタイトル見ただけで「自分には関係ない話だ」と読むのを放棄している。



なんだとぉ? 上等じゃねぇか!

なーんて怒ってないっすよ。そいうものだとわかって書いてますから。どーせ読んでもわかんないだろうし。

ただ、「第4章」だけはプレーヤーとして知っておくべきことなので、すべての人に読んでもらいたい家元なのであった。特に学生はしっかり理解して、後輩に伝えていって欲しーの♪(←ほしのあきっぽく谷間を強調しながら)



あと、「審判に関してはアンダーアチーブする8割」の人は、(スカッシュに関する)他の分野で、何か自分にもできるオーバーアチーブメントを考え、実行してみよう。

「結果速報をする」「練習会を企画して実行する」「大会会場の近くにこんな美味しいラーメン屋があるよ、と情報提供する」、などなど。それをしたからといって自分には何ら直接的な利益をもたらさないないけど、みんなの役に立つことをする。それがオーバーアチーブメント。
なにも思いつかないのであれば、「感動をありがとう箱」に1万円入れてくださいな。


オーバーアチーブする人が2割を下回ると、その社会は崩壊する。
「私ひとりががんばって善いことをしても、何が変わるわけでもない」とか「私ひとりがこっそり悪いことをしても、何が変わるわけでもない」という人が8割を越えた匿名掲示板のスレッドは閉鎖されるでしょ。

私たちの社会は、そういうふうにできている。
  1. 2009/03/09(月) 08:17:30|
  2. スカッシュ
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TEAM KANO流審判講習会 番外編

映画「スネークフライト」を観ようと思っている人は、以下ネタバレなので読まないでください。




実は家元も観てないのだけど、サミュエル・L・ジャクソン主演のB級飛行機パニック映画「スネークフライト」はこんなお話だとか。


テロリストがジャンボジェット機内に大量の毒蛇を放った。機長・副操縦士は毒蛇に咬まれて死んでしまう。
「お客様の中に飛行機を操縦できる方はいらっしゃいませんか!?」

すると乗客のひとり(オタクっぽいオッサン)が「オレは2000時間のフライト経験がある!」と名乗り出る。

そのオタクがコックピットに座る。確かに操縦はできるようだ。でも何かオカシイ?

「2000時間のフライト経験」は本物の飛行機ではなく、フライトシミュレーターによるものだったことが判明、しかもそのフライトシミュレーターというのは…


主人公が問い詰める

「オマエ、まさか………それってXBoxか!?」


オタクは答える、



「ちげえよ! プレステ2だよ!」




ヒヤヒヤながらもオタクの操縦で着陸に成功。で、主人公が「All praises to the PlayStation.」とつぶやくというオチ。もちろんソニーピクチャーズの作品。


フライトゲームは結構シミュレーションになり得る、でもゲームの経験だけで本物を操縦されるのはシャレにならんというお話ですな。




ジャッジングの教材DVDとして、「レット&ストローク早わかり」とWSFが出してる「CALLING THE SHOTS」がある。両方とも家元はみてないので出来がどんなかはわからないけど、こういった教材で勉強する意義はあると思う。

ただし、「本やDVDでジャッジングを勉強したから、審判の能力がある」とはいえない。プレステ2のフライトゲームの達人(けど、本物の操縦経験なし)が操縦する飛行機になんか乗りたくないでしょ。




「審判講習を受け資格を取得した人だから、審判の技量が高い」は信用できない。


「講習会で学んだことを活かしながら審判の経験を積むと、講習を受けずに経験を積むよりもはるかに効率よく審判の技量を上げていくことができる」 これはいえる。


本、DVD、そして家元が書いている「TEAM KANO流審判講習会」も講習会と同様。そういうものである。

そういうものであることをちゃんと理解した上で、本やDVDを審判の技量アップに使いましょう。




家元流に言うと

「AV観るのもいいけど、そればっかじゃなく街に出て女を口説こうぜ!」

になりますです。はい。


つまり、AVで覚えたあーんなことやこーんなことを…(以下自粛)
  1. 2009/03/07(土) 23:04:47|
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TEAM KANO流審判講習会 第4章

法律の文章はわかりにくい。その理由はいろいろあるが、ひとつは「正確であらねばならない」からである。

「Aである」と言ったあとに「ただし○○の場合はBである」と続き、さらに「もし△△だったらCということも考えられる」が加わる。結果、「AかBかCか、スンナリと理解できない」文章ができあがる。


以下の法律なんて、もうタイトルだけでおなかいっぱい★

「原材料の供給事業及び水産加工品の貿易事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律」

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律」



ま、これは実定法やルールブックが宿命的に背負っていることなので、ある程度は仕方ない。


ということで、法律でもルールブックでもないTEAM KANO流審判講習テキストでは、わかりやすさを優先する。そのため「細かい部分まで正確」であろうとすることをバッサリ切り捨て、「本質をザクッと掴む」ことを選択する。
つまり「Aである」しか言わない。「ただし○○のときは…」以下をカットしてある。

以下はそういう説明であることを前提に読んでいただきたい。



第4章 レット/ストロークとノーレットの基本的判定方法


1.スカッシュとは「有効なリターンができなかった方が負け」というゲームである。



2.だが例外として「有効なリターンができなかったけど、負けにならない」ケースがある。以下の3ー①、②である。


3ー①「このままプレーを続けたら、相手にラケットまたはボールをぶつけてしまう」とストローカーが判断したとき。

・このときストローカーは自分の意志でプレーを止める(=有効なリターンはできない)。

・そしてレフリーに以下をアピールする
「今私は有効なリターンができなかったので、このラリーは負けだ。しかしそれは相手にラケット(またはボール)を当ててしまいそうだったからだ。もしラケットを当ててしまいそうな位置に相手がいなければ、私は有効なリターンができた。だから私の負けにしないでください」

・そのアピールを「もっともだ」とレフリーが認めた場合、レットもしくはストロークと判定され、アピールしたストローカーの負けとはならない。

・「自分の意志でプレーを止めても、負けにならない」のは上のケースだけである。
つまり「相手にラケットまたはボールをぶつけてしまう可能性」がない状況でストローカーが自分の意志でプレーを続けなかった場合は、ストローカーの負け(=ノーレット)である。



3ー②「ストローカーは有効なリターンをしようと最大の努力をした。しかし相手の妨害のせいで有効なリターンができなかった」とき。

・ストローカーは、「今私は有効なリターンができなかったが、それは相手の妨害のせいだ。だから私の負けにしないでください」とアピールする。

・レフリーは以下の2点をチェックする
A.ストローカーは自分の意志でプレーを止めたのではなく、続けようと最大の努力をした。しかし、相手の妨害のせいでインポッシブルだった。
B.もし相手の妨害がなかったと仮定したら、ストローカーはボールに追いつき有効なリターンをすることができた。

・上を両方をレフリーが認めた場合、レットもしくはストロークと判定されストローカーの負けとはならない。。



4.「妨害があったから、レット(またはストローク)」は正しくない


フレンド・新人・学生の試合を観ていると、「妨害があった=レット」と判定されるケースをよく目にする。もちろんその判定のしかたは間違っている。
レフリーにも問題あるけど、プレーヤーが「妨害されたこと」をアピールしているのがそもそも間違い。アピールの重点は「もし妨害がなければ、有効なリターンができた」に置かれるべきなのだ。

「妨害があった」はレットと判定される要件のごく一部に過ぎない。
・ストローカーはプレーを続ける最大の努力をした
・相手の妨害のせいでプレーを続けることができなかった
・もし妨害がなければ、プレーを続けて有効なリターンができた
これらをすべて満たしたとき、レット(またはストローク)と判定される。

レフリーとしての前に、プレーヤーとしてこれを理解しておこう。
  1. 2009/03/06(金) 22:01:14|
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TEAM KANO流審判講習会 第3章

第3章 選手に気持ち良くプレーしてもらうためのテクニック[レフリー編]

「プレーヤーとのコミュニケーションを大切にする」という点は、レフリーもマーカーも同じである。



1.大きな声で、“プレーヤーに”応える

プレーヤーは「レットにしてください。お願いします」と書いてあるボールをレフリーに投げる。レフリーは受け取ったボールに「Yes or No (or Storke)」を記入してプレーヤーに投げ返す。

レフリーがマーカーにゴニョゴニョ小声で言うのは、「プレーヤーとレフリーのチャッチボール(=コミュニケーション、会話)」が成立していないのである。ってか、レフリーがキャッチボールを拒絶している。
こういう人は、「レフリーとして」以前に「人間として」のコミュニケーション能力に問題を抱えていると言わざるを得ない。

プレーヤーからの問いかけがあったとき、レフリーは大きな声で、“プレーヤーに向けて”答えを返す。「コミュニケーションの基本、人間としての基本」である。




2.プレーヤーが何についてアピールしているのかを理解している

これもマーカーと同じ。
ラリーが終わった後でプレーヤーが「さっきの(相手プレーヤーのピックアップ)はツーバウンドじゃないの?」とアピールしたとき、その「さっきの」がどれを指すのか、レフリーがわからないとプレーヤーからの信頼を失う。
プレーヤーからアピールされそうなシーンは記憶しておき、アピールがあったら即答できるよう準備しておこう。

2006年コータコートオープン準々決勝清水孝典vsハワード・ジョーンズでレフリーの家元は、ハワードから「さっきの(清水のショットは)ダウンだったのでは?」とアピールされた時は「Ball was good」と答え、「ツーバウンドでは?」には「Pick up good」と答えた。
「キミがアピールしているシーンをオレはちゃんと見ていて、ツーバウンドではないと判断した」ということを「Pick up good」で表現して伝えたのだ。


「ダウンではないのか?」という質問に対してYes/Noで答えるとしたら、「Yes, down」もしくは「No, not down(あるいはNo. Ball was good)」になる。選手に遮られて見えずレットにする場合、「Yes let」とコールするのは、“会話としては”おかしい。この時は「Play let」と言おう。
ま、これを気にするプレーヤーはまずいないので、別にどーでもいいっちゃあいいんだけど、コミュニケーションを大切にするという観点から覚えておいて損はない。





3.なぜレット/ストローク/ノーレットと判定したのか、プレーヤーに説明する

2007年サンセットブリーズオープン予選決勝で家元がnonoクンと対戦したとき、こんなシーンがあった。


①家元が右のサービスボックスからボディサーブをコート中央寄りに打つ。


②バックで構えていたnonoはフォアに構え直し、バックウォールから跳ね返ってきたボールを打つべくテイクバックしたところでプレーを止め、レットをアピールする。
ラケットを振っても家元には当たらない。


③レフリー森亨行さんの判定は「イエスレット」。


④家元は以下をアピールする。(図1)
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「nonoがボクに当てる角度でボーストを打ったら、フロントウォールには返らないだろ?!(つまり、家元はnonoが有効なリターンをするのを妨害していない。よってノーレットだ)」





⑤これに対し、森さんは「ボクは[返る]と判断しました」と家元に説明した。つまりレフリーの目には(図2)に見えたということ。




「プレーヤー家元の主張が正しかったのか、レフリー森さんの判断が妥当だったのか」この時点では大した問題ではない。「たとえ間違ってたとしても、レフリーの判断に従う」のだから。


重要なのは、レフリーが「私はこう判断した」とプレーヤーに説明することである。
「ボクは[返る]と判断しました(よってレットです)」は、「もし[返らない]と判断した場合は、アナタが主張する通りノーレットにしますよ」を言外に含んでいる。

これによってプレーヤーは「あ、このレフリーはちゃんとルールを理解してるんだ」とわかる。判断そのものへの信頼とは別として、レフリーとして最低限備えておくべきものを持っていると信頼できる。



判断そのものについていつまでも抗議を続けるのは、プレーヤーに問題がある。レフリーが「なぜそう判断したのか」をちゃんと説明できなくてプレーヤーがキレている場合は、レフリーに問題がある。

上の例で家元はレフリーの説明を聞いてすぐ引き下がった。判断そのものについて抗議したってしかたないのである。
もし、森さんがわけわからないこと言ったり説明ができなかったら、「あっ、こいつはルールを知らないんだ」とレフリーへの信頼を失っていた。

試合中に於いて大切なのは、「なぜレット/ストローク/ノーレットと判断したかを説明する」ことである。



[第3章まとめ]

レフリーはプレーヤーとのコミュニケーションを大切にする。
・大きな声で判定をコールする
・プレーヤーのアピール内容を理解する
・判定の理由を説明する
  1. 2009/03/05(木) 22:00:30|
  2. スカッシュ
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癒し

ふぅ、「TEAM KANO流審判講習会」の続きを書くのにちと疲れたので、「愛生会病院のホームページ」で癒されよっと。


部屋を暗くして、と・・・







うん。


「そんなに頑張らなくていいんだよ」

「肩の力を抜きなよ」

「ほどほどにしとけばいいのさ」

「みんな大して期待なんかしてないんだから」


って気持ちになれるなぁ♪
  1. 2009/03/04(水) 20:04:36|
  2. その他
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そうだ、家元に訊いてみよう。

先週末、ある読者から「試合(に出るの)が好きになれないです。どうしたら好きになれますか?」とご質問いただいた。

よろしい、まかせない。「スカッシュ界のオーラの泉重千代」こと家元様がズバリお答えしましょう!



家元は女子大生・OL・人妻が好きである。ひとことで言うと、「女好き」♪

これはある日家元は「女好きになろう!」と決意し、創意工夫、血の滲むような努力を重ねた結果、「女好き」になった・・・わけではない。“根っからの女好き”なのである。[好き/嫌い]を合理的なことばで説明することは不可能なのだ。

よって「どうすれば好きになれるか」なんてわからないのであーる。




あれっ? 答えになってないぢゃん★

わはは。いかんいかん。別のアプローチを試みよう。




トーナメントでは、最後に勝ち残るひとり以外の全員は「負ける」。ということは、トーナメント参加者は確率的にはほぼ全員「負ける」ために参加しているのである。

では、毎週のように開催されるトーナメントに参加するのは、「負けるのが好き」「負けるとなんともいえない快感を得られる」人たちなのだろうか?

否。そんなことはない。みんな勝ちたいのだ。負けるのは嫌い。それなのに、負けると薄々わかってて参加する。変ですね。変態ですかね?



ここで「希望の光」で家元が説明した「なぜ学ぶのか」と「なぜ人は恋に落ちるのか」を思い出してみよう。

学ぶのは、「なんだかよくわからないけど、楽しいから」である。なにが楽しいのかというと、「知らなかったことを知る」「できなかったことができるようになる」ことだ。「知らない、わからない、できない。だから知りたい。わかりたい。できるようになりたい」という[非-知]が学びをモチベートする。


「キミのことはすべてわかった。だから愛してる、結婚しよう!」とは普通ならない。「キミのことはよく知らない。だからもっと知りたい」という欲求が恋愛をドライヴする。

家元が女好きなのは、「女をよく知らない。だからもっと知りたい」からなのだ。うん、納得。
そーいわれてみると「乗ったことないけど、フェラーリが好き」だし、「会ったことないけどマシュー南のファン」だし、「大塚愛似の女子大生と温泉行って、部屋付きの露天風呂であーんなことやこーんなことしてムフフ♪」なのである。



トーナメントにみんなが参加するのは、「したことないからよくわからないけど、優勝するのってキモチ良さそうだぞっ☆」となんとなく感知しているからである。「勝つ歓び」を知らないから、それが知りたくて、負けても負けてもトーナメントに参加するのだ。
あるいは部分的に「勝つ歓び」を知っていて、もっと深くすべてを知りたくて参加する。



「試合が好きになれない」アナタは、「勝つ歓び」を知らない。でしょ?
でも「勝てて嬉しかったぁ☆」という経験もほんの少しはあり、「優勝したらキモチいいだろーなぁ♪」と思うでしょ。

最高のモチベーションが目の前に転がってるじゃないですか! 「絵に描いたモチベーション」でも構やしない。「勝つ歓び」を知ろうよ。いいもんだよ、あれは☆




それでも、トーナメントは確率的にはほぼ全員負ける。「負ける」のは「勝つ歓び」を味わうためのスパイスだと思えばいい。


人生をフルコースで 深く味わうための

幾つものスパイスが 誰にも用意されていて

時には苦かったり 渋く思うこともあるだろう

そして最後のデザートを 笑って食べる

君の側に 僕はいたい


Mr.Children 「HERO」






さあ、試合に出よう。

幾つものスパイスを手に入れるために。


そしていつかデザートを一緒に食べよう。

ね。
  1. 2009/03/03(火) 21:41:11|
  2. スカッシュ
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