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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

素人の上から目線(4)

箇条書きで総括しよう。


・一般のファンは好き勝手にいろんなことを言う。
・自らの貧弱な肉体を省みずに、選手たちにあれこれと注文をつけたりダメ出しをしたりしている。
・まあ、そんなものだ。別に構わない。それがスポーツを観る愉しみでもある。
・三流プレーヤーの家元(by チノウエ)も、松本・清水・福井といったトッププレーヤーにあれこれ難癖つけたりする。

・素人ならではの視点は、参考になることがある。
・でも素人の言動は、たいてい素っ頓狂だ。みゆちゃんゆうちゃんみたく。
・スカッシュに関するテキストのクオリティーによって素人でないことが保証されている場合のみ、トッププレーヤーに上から目線しても滑稽にはならない。

・素人の前に「私は専門家です」といって登場する人間は10中8、9詐欺師である。
・10中1、2のホンモノだけを信じ、得体の知れない人物の言うことは基本的に無視するのが正しい態度。

・責任と権限を持つ立場にある者は、素人であってはならない。
・日本のスカッシュの普及・強化に責任と権限を持つ者が素人だと、選手にピントが合ってなかったり、選手が隅っこに追いやられた写真のような施策がなされる。
・彼らにはジュニアの将来性を見抜く力、審判としての能力、大会運営の実行力などが求められる。
・でもそれらはマスト条件ではない。
・必要不可欠なのは、「日本のスカッシュをこうしていきたい! 普及や強化をこのように推進してゆく」と光輝くような言葉で、熱く力強く語れる人物であること。
この人たちのスカッシュに対するステートメント(声明、決意表明、建白書)を聞いてみたいものだ。
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  1. 2008/10/31(金) 12:00:18|
  2. スカッシュ
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素人の上から目線(3)

タルトさん(仮名 女性)から、コートサイドで女子小学生2名と交わした会話を投稿いただきました。




ゆう:ねぇタルトさん、○○(某男子トッププレーヤー 呼び捨て)ってマックでバイトしているの?


タルト:なんで?


ゆう:だってみゆちゃんが「賞金出ないみたいだからマックでバイトしているんじゃない?」って言っていたよ。


タルト:賞金出るのもあるみたいだよ。


みゆ:いくら?


タルト:30万くらいじゃない?


みゆ:サラリーマンの一か月分じゃん! それだけじゃ、暮らしてけないでしょ。 だから、マック。






ゆう:けど○○、スマイルないじゃん★






タルト:んんんんんんんんんんんん…




みゆ:前来た金髪のにこにこのお兄ちゃん(=清水孝典)なら、マックで働けるよ。


全員:そうだね。あのお兄ちゃんなら、大丈夫だね☆





彼女たちにとって、男は“マックで働けるか”が重要な判断材料みたいです。







見事な上から目線である。

素人は、こうあるべきなのだ(←違うって)
  1. 2008/10/30(木) 12:09:10|
  2. スカッシュ
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スルーパス?

25日(土)朝のアップした「あるあるエロ詩吟 by 家元 フィーチャリング 天津木村」の中で、「フィフティーン・セカンズと言われると…」と書くべきところを、「フィフティーン・ミニッツ」と書いてたんだよん。


読者の方から指摘され、27日(月)の昼に訂正したんだけど、指摘されるまで全く間違いに気付かなかったわけで★

まさにこれを地でいってたわけで…




だけどもだっけど、

結構な数の読者がスルーした、つまり何の違和感も覚えなかったのではないかと!?



とゆーわけで、「いーや、オレは気付いてたけど見逃してやってたんだゼ」という人は拍手ボタンを押してみろってんでぃ!
  ↓
  1. 2008/10/29(水) 00:00:01|
  2. その他
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素人の上から目線(2)

一般のファンは好き勝手なことを言う。新橋駅前で酔っぱらいサラリーマンが「星野の選手起用はアホだぞコノヤロ!」とダメ出ししたりする。小田嶋が言うように、それがスポーツを観る愉しみでもある。責任と権限がない者が好き勝手言うのは、どこの世界でもあることだ。

ただ、一般のファンがいっぱしの専門家気取りで上から目線でものを言う姿は、第三者から見ると滑稽で見苦しい。新橋駅前の映像を頭の中で繰り返し再生し、自戒しなくては。




内田樹は言う

「シロートの前に『私は専門家です』といって登場する人間は10中8、9詐欺師である」


ということは、10中1、2がホンモノである。
“過去10年の全日本優勝者をピタリと言い当てた男”は、ホンモノだ。この人が言う「今年は○○選手で鉄板だ!」は信じてもいいだろう。
そうではなく、“「私は専門家です」と自ら言うどこの誰だかわからない人”は、詐欺師だと思ってほぼ間違いない。


主観の提示の場合、言うことを聞き書いたものを読んで「この人は信用できる!」と感じられた人の言うことのみを信じ、得体の知れない人のはとりあえず無視するのが正しい態度である。相手にしちゃいけないんだよ。
  1. 2008/10/28(火) 08:05:57|
  2. スカッシュ
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素人の上から目線(1)

高木俊幸というプロカメラマンが、2004年全日本での佐野公彦を撮った写真がここに載っている。


この人、スカッシュに関しては観るのもこの日が初めてという素人。「写真:玄人で、スカッシュ:素人」が撮った写真の一例として、とてもおもしろい。スカッシュにどっぷり浸かっている人なら絶対撮らないだろうカットがいくつかある。


素人の視点は参考になる。専門家では思いつけないことを気付かせてくれたりする。だから素人にアドバイスを求めることは有効だ。でも重要な案件を決めさせはしない。
あたりまえだ。写真のスペシャリストであってもスカッシュの素人に、全日本の参加資格をどうするとか代表選手を誰にするといったことを決める権限を与えないのは、ごく真っ当である。


ところが、世の中真っ当でないことが結構ある。
横綱審議会について小田嶋隆が書いている


横綱審議委員会については、ずいぶん前から違和感を抱いていた。プロのアスリートである者の競技資格や資質について、専門外の年寄りが、あーでもないこーでもないと文句をつけているわけだから。いや、文句をつけるのは良いのだ。われわれ一般のファンとて、自らの貧弱な肉体を省みずに、選手たちにあれこれと注文をつけたりダメ出しをしたりしている。それがスポーツを見る愉しみであると言えばそれまでの話だからね。


問題は、横審の人々が「上から目線」で力士の品格を問うているその立ち位置の異様さだ。一体、何の資格で彼らは、横綱の「品格」や土俵の「美」を云々しているんだ? 彼らは相撲の専門家なのか? せめて若い頃に村相撲で横綱を張っていた程度の競技経験は持っているのか? 

否。横審メンバーズは、どうにもならない素人だ。というよりも、そこいらへんの有名人に過ぎない。新聞社の社長、大学の教授、あるいは流行作家だとか。俗世の虚名を享受しているセレブ以上のものではない。

で、その個々の委員たちの資質について審査する機関が、あるのかというと、なんということだろう、そんなものは存在していないのだ。
べらぼうな話だと思う。





「上から目線」で力士の品格を問うていることがダメなのではない。そもそも審議委員会というのは、上から目線で問題を扱う機関だ。間違っているのは、本来横綱の「品格」や土俵の「美」を云々する資格を有する人物が就くべきポジションに、“どうにもならない素人”が名を連ねていることである。

重要な案件に関する責任と権限を素人が握っているのは、異常事態だ。高木氏が撮ったような写真でオフィシャルウェブサイトや機関誌が占められているところを想像してごらんさないな。たまにああいうのがあってもいいけど、いつもあれだとやはりヘンだ。




家元はジュニア代表選考に関して、将来性で選べと主張した。「今はAクンが強いけど、将来性ではBクンの方が上だ。だからBクンを代表に選び、集中的に育成・強化していく」といったことだ。

これ、完全に「上から目線」でジュニア選手をみている。それで構わない、ってか、上から目線でなければ育成・強化は進んでいかない。
もちろん、選ぶ人が素人であってはならない。責任と権限を持つのは、その道のスペシャリストであるべきだ。



とゆーことで、これはどーなんだろーねぇ…



そいでもって顧問(アドバイザー)ってのがこんなにいる。何をアドバイスしてもらうんだろ? ま、責任と権限のないアドバイザーなら、「他分野のスペシャリストで、スカッシュは素人」でもいいんだけどね。 
  1. 2008/10/27(月) 08:17:24|
  2. スカッシュ
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あるあるエロ詩吟 by 家元 フィーチャリング 天津木村

スカッシュしている男心を吟じます!



彼女とスカッシュしててぇ~


彼女のアンダースコートがスパッツタイプじゃないとわかったときぃ~





何だか今日はいけそうな気がするぅ!





あると思います。







吟じます!



彼女の部屋でぇ~


全日本決勝のDVD観始めたけどぉ~







最後まで観る気はないっ!






あると思います。






ラスト、吟じます!



1ラウンド目が終わってぇ~


まったりしててもぉ~






フィフティーン・セカンズと言われると

2ラウンド目の準備をしてしまうっ!






あると思います。
  1. 2008/10/25(土) 09:51:21|
  2. スカッシュ
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育成・強化マター

全日本についていろいろ言いたいことはあるけど、言わない。「んじゃ、オマエやってみろよ!」と詰め寄られたらヤだもん。すんごいタイヘンそうだもん。お手伝いくらいならしてもいいけど、観たい試合が観られないのはヤだなぁ。

代表強化やルール翻訳に関して家元があれこれ言うのは、オレがやる!と意志表示してるから。「オレがやれば現状の何十倍もマシになる」という自信があるから、言ってる。





全日本は、ジュニアの育成・強化を目的として行われる大会ではない。だからアクションプラン対象ジュニア選手の参加資格を云々というのは、全日本担当者のタスクではない。ジュニア育成・強化担当者が「この選手にとって全日本に出ることが将来に繋がる良い体験になる」と判断した場合、全日本担当者に「出さしてよ」とお願いする。「全日本を、どうやっていく」という問題ではなく、ジュニア育成・強化マターなのである。



以下のエピソードはここで何度か紹介しているので、ご存知の方も多いだろう。家元が広島にいたころの話。

中四国オープンなどの大会時、ジュニア達は真っ先に集合してイスやテーブルを運ぶなど会場設営をし、受付・進行・マーカーなど大会運営を手伝い、後片付け・掃除をしてから解散というのを、当然のようにこなしていた。

もちろんジュニア達は偉いけど、そう仕向けていた指導者の功績だ。



この伝で行くと、全日本はアクションプラン対象ジュニア選手たちが運営のお手伝いをしているハズなんだけどな。
選手によるけど、試合に出るよりも準決勝・決勝など主要試合のマーカーをさせる方が、大舞台の経験になるぞ。強化の機会をみすみす逃すこたぁない。

もちろん、このためにわざわざ海外から呼び戻すほどではないし、地方から交通費と宿泊費を掛けてまでさせる価値があるかは疑問だけど。
  1. 2008/10/23(木) 19:35:35|
  2. スカッシュ
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ひけらかす

Wiki掲示板で話題になってたPAR to 11(ラリーポイント11点制)、正しくはこうゆうこと↓ね。


現状、WSF(世界スカッシュ連盟)はHand-in to 9を正式ルールとしている。

PSA(男子プロスカッシュ協会)とWISPA(女子プロスカッシュ協会)が採用しているPAR to 11は、オプション。つまり大会ローカルルールとして採用しても良い。

昨年12月の男子世界選手権団体戦(WSF主催)や今年2月のブリティッシュナショナルチャンピオンシップス(イギリスの”全日本”)はPAR to 11で行われた。


10月、WSF会議での投票で、来年4月より「PAR to 11を標準とし、Hand-in to 9はオプションとする」ことが決まった。




よって今年の全日本がPAR to 11を採用しても良いし、来年4月以降にHand-in to 9で行われる大会も有り得る。

12月の女子世界選手権(エジプト)がPAR to 11で行われるなら、今からでも全日本はPAR to 11に変更すべきだと思う。練習になるもん。
こうゆう発想をするのが、代表強化担当者の仕事なんだけどなぁ。





ところでこうした海外ネタの情報源だった「Squash Site」が閉鎖になっちゃった。ムキャー★




ま、でも良い方向に考えよう。
昨年12月、日本で開催されたFIFAクラブW杯で、準決勝浦和vsACミランのTV中継番組に出演した明石家さんまを、小田嶋隆が痛烈に批判している


ここ数年、さんまは、サッカー関連の話をするにあたって、必ずや国内サッカーに対する侮蔑の念をチラつかせずにおれなくなってきている。わざわざそんなことを言わなくても、「オレは海外サッカー通だよ」と、それだけ言っておればそれで十分なのに。

のみならず、「オレらみたいなサッカー通からすると、日本のサッカーなんかアホらしくて見てられんよ」ということを、メディアを通して公言していたりするわけだが。
いったい、どういう意図なんだ?

日本のサッカーが、現状において、欧州サッカーの最高峰と比べて見劣りのする水準にあることは、さんまの言う通りだ。そんなことは、一芸人の指摘を待つまでもなく、サッカーファンなら誰でも知っている。

でも、サッカーはレベルどうこうだけで見るものではないよ。強いチームのレベルの高いサッカーを見ることは、サッカーを楽しむ上での重要な要素のひとつではある。でも、それがすべてではない。と、そういうことだ。あたりまえの話じゃないか。

サッカーを見ることと、チームを応援することは別だ。サッカーを観賞することと、プレイを見ることもまた別次元の話になる。
だからこそ、世界中のサッカーリーグに強いチームと弱いチームがある中で、それぞれのチームに地元のファンがついていて、それぞれが熱い声援を送っているわけで、要するにサッカーというのは、スタジアムの座席に座っているファンの数と同じだけ、毎日新しく生産されている、個人的でありながら公共的でもある一種不可思議な共同体験なのである。

それゆえ、当然のことながら、強いチームのファンがすなわち一流のサッカー通だというわけではないし、高いレベルのサッカーを見ている人間が高級な人種だというわけでもない。
むしろ反対かもしれない。弱いチームの低レベルなサッカーや、マイナーなリーグの凡庸なプレーの中に観戦の楽しみを見出すためには、ゲーム観察者の側により高度なサッカー教養が備わっていなければならないはずだからだ。

……っていうのは詭弁だよ。わかってるってば。言ってみたかっただけだ。



でも、古い時代のサッカーを知っていることや、遠い国の高いレベルのサッカーについて知識を持っていることが、サッカーファンとしての品格を保証するわけではないんだよ。な、師匠。
っていうか、国内リーグのチームが試合をしている場所にわざわざやってきて、海外リーグの知識をひけらかす態度は、人として下品だぞ。

廻転寿司の店先に立って「お前らの食ってる寿司はニセモノだぞ」と言っている人間がいたとする。本人は優越感を表明しているのかもしれない。勝利宣言をしているつもりなのかもしれない。でも、彼は、人々に笑われることになる。「おい、食っている寿司の値段で自ら優位性を主張してやまない人間がここにいるぞ」と。

ベンツに乗っている人間は、カローラに乗っている人間に比べて、高い経済力を持っているのであろう。が、ベンツのオーナーがカローラのドライバーに比べて、より高級な人間だというわけではない。
アルマーニとユニクロの差も、センスの差というよりは可処分所得ないしはファッション支出の差異に過ぎない。ただ、薄っぺらな人間は、経済力がもたらす格差やファッションブランド発の優越感を、全般的な人格力の差として認識しがちだという、それだけの話だ。


さんま師匠は、あるいは高級ブランドの服を身につければそれだけで人間としての品格が向上し、高いクルマに乗れば自分の価値が上昇し、欧州リーグのサッカーを語っている自分はJリーグのスタジアムに座っている人間よりもサッカー人として高い場所に立っていると思いこむような、軽薄な人間ではないのかもしれない。

だったら、そう思われても仕方のないような言動は慎んだ方が良いと思う。
手遅れだけど。たぶん。





いやー、辛辣。
でもなるほどと思う。ジャンシール・カーンやピーター・ニコルらのプレーを生で観たことがあり、木のラケットの時代からスカッシュを知ってるからって、自分が高級な人間だと勘違いしてはいけない。

海外トッププレーヤーの高いレベルのプレーを(DVDなどで含め)観るのは素晴らしいこと。また、世界の動向を把握しチャッチアップしていくことは大事だ。でも、それらをひけらかすのは薄っぺらな証拠なのだ。


「Squash Site」の閉鎖は、これを思い知る良いチャンスだということにしておこう。そうでも思わないとやってらんないくらいショックな出来事だったのよん★



でも、ラーメン二郎に食券機が導入されておらずコールがもっと長かった時代から通っていたことはひけらかしたいぞ。
人として下品ですかああそうですか。
  1. 2008/10/22(水) 12:01:24|
  2. スカッシュ
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反タクティカルデート

8回に渡る大作となったタクティカルデートだけど、本当に好きな人、一緒にいるだけで楽しい人となら、場所なんかどうでもいいのだ。サイゼリアでもマクドナルドでも素敵なデートができる。 でしょ?





だから若者よ、パソコンに向かうのを止めよ








女を口説こう!






理論や戦略なんて後からでいいのだ。





ただ、「自分の大切な人を、美味しい料理や雰囲気の良いお店で喜ばせたい」という気持ちはあってもいいと思う。

ポイントは「大切な人を、喜ばせたい」なので、料理やお店でなくても自分の得意な分野でそれを考えればいいのだ。スカッシュという共通の趣味/話題があれば、会話に困ることもない。こんな強者もいるけど、気にせずがぶり寄ってしまえっ!




とゆーわけで女子大生・OL・人妻は、「Winning Shot決めてぇ~」と家元にメールしてくればいいんぢゃないかなっ♪
  1. 2008/10/20(月) 21:31:56|
  2. デート
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タクティカルデート(番外編) ギャンブルショット

2006年全日本準々決勝石渡康則vs福井裕太で石渡が放ったボディショットを覚えている人はいるだろうか。
フォア前方から石渡がクロスドライブを打つ。普通ならバック側に行くはずのそのショットは、福井の身体を狙って打たれたものだった。これをバックウォールに回してからドライブで返すこと考えた福井は、ボールを避けようとしたが避け切れず、身体に当ててしまう。
自分のミスに集中を乱した福井はこの後リズムを崩し、石渡に敗れる。

PSAではジョン・ホワイトがよくに使うこのボディショット、コート中央に打つためストロークを取られるリスクがあるが、試合の流れを変えてしまう威力を発揮することもある。


石渡のボディショットはイーブン状態から流れを引き寄せたものだが、劣勢から一発逆転を狙ってリスクの高い攻めのショットを打つ場合がある。このままでは負けてしまうので、理論・戦術を無視してダメ元で攻める。高い確率で失敗するのだが、運良く上手くハマれば相手はリズムを崩し、形勢逆転となる。


このような“ギャンブルショット”、デートでも使わなければならない場面がある。このままではゲットできそうにないという状況で、理論・戦術を無視してリスクの高い攻めをするのだ。

そんなギャンブルショットなら、ここ
スタミナ苑@鹿浜
どう考えてもデート向きのお店ではない。鹿浜という場所、予約ができず常に並ぶ、古い食堂のような店内、煙モウモウで臭い着きまくる。それにそもそも、焼肉!

ただしそれらのマイナスポイントをまとめてプラスに転じられるだけの美味しい肉がある。特に生レバーとホルモンが好きな相手には効果絶大だ。

美味しいお肉のためにわざわざ遠くまで出かけて長時間並ぶのを、テーマパークのアトラクションのように楽しむ。そう考えることができる相手になら、あの内装や臭いもアトラクションの一部としてプラスの効果が期待できる。


相手限定(しかもかなり範囲は狭い)だが、一発逆転の力があるギャンブルショットである。リスクは高いが、どうせ何もしなければ負けた試合、成功しなくて元々なのだ。ゲットできればラッキーという気持ちで開き直って攻めよう。

ただしゲットでききても彼女としてではなく、“食べ歩き友達として”になってしまう可能性がある。まあ、それはそれで良いではないか。



もう一軒、ギャンブルショットに使えるお店。


海員閣@横浜中華街
場所はスタミナ苑に比べればデート向き。でもこのお店にはスタミナ苑にはない大きな障害がある。接客だ。「美味しんぼ」で山岡士郎があまりの酷さに怒った店のモデルとなったという逸話がある。

特に2階のババアの接客がスゴイ。これこそもう、アトラクションとして楽しむ気持ちで臨むしかない。お店を出てから「イヤー、すごかったねぇ★」と感想を言い合うのだ。
ショウウマイ・牛バラ飯・海老の辛煮の美味しさと、接客の酷さのギャップを楽しめるのなら効果はあるはずだ。




状況によっては戦術・理論を無視して攻めることも必要なのだ。
でもこれでゲットできなくても家元を恨んではイケナイ。だって戦術・理論を無視してるんだもん。
  1. 2008/10/19(日) 21:47:56|
  2. デート
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タクティカルデート(7) Winning Shotその2

Winning Shotには『非日常性』の演出が欠かせない。となると、「ガストロノミー ジョエル・ロブション」「うかい亭」 各店などが浮かんでくるのだが、やはりこれらは“やりすぎ”だと思う。あの雰囲気を楽しむことを目的に行くのならいいけど、Winning Shotを打つには重すぎる。



適度な非日常感ということで、ここなんかどうでしょ。

マノワール・ディノ@南青山(住所は渋谷区渋谷)  
英国マナーハウスのような洋館。マノワール・ディノとは、「ディノさんの邸宅」という意味だ。庭を含めドラマの撮影(ガーデンウェディングのシーンなど)がよく行われるという。
ガストロノミー ジョエル・ロブションがマリー・アントワネットだとすると、ここはキャンディキャンディ。アンソニーが「おチビちゃん、笑った顔の方がかわいいよ」と言ってくれる、そんな錯覚を呼び起こしそうな舞台装置なのだ。少女の憧れが具現化されている。

ここで胸キュンとしない女性はいない。この隙にWinning Shotを決めてしまえっ!


土日はレストランウェディングで貸し切られてることが多いので、仏滅を狙って予約してみてはいかが。




行ったことないけど、ここも同傾向で良さげ

ラリアンス@神楽坂
ただし最初からウェディングに使われることを前提として設計されているらしく、多少あざとい。
代官山リストランテアソのようにさりげない方が効果は高いと思う。
  1. 2008/10/17(金) 12:01:31|
  2. デート
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タクティカルデート(6) Winning Shotその1

さあ、いよいよWinning Shotを決めにいこう。

決めのショットといえば、まず思いつくのが『夜景が見られるお店』。人は暗闇でチラチラする光を見せられると、それに吸い寄せられる習性があるという。これをWinning Shotに利用するのはデートの理に適っているのだが、残念ながら夜景店にはロクな店が少ない。



ラーメン王の石神秀幸が「東京お店選び」と題し、(ラーメン店以外の)お店選びに関して以下を書いている 


100席以上あるような大箱で、真っ暗な店内に間接照明、なおかつ以下に該当する店

・店員が黒服にレシーバー
・メニューにシーザースサラダと生春巻きが混在してる
・ほとんど個室で通路に水路や滝が流れてる
・壁に青色発光ダイオードがビッシリ
・テラスにプールがあるけどフードメニューに寿司がある
・料理名にやたら「○○さんの」と生産者の名前を書きたがる
・ぐるなびに出ておきながら隠れ家を謳う

こんな店にハシゴ二軒目じゃなく一軒目の食事で連れてかれたら、あまり料理には興味がない人だと思っていいと思います 。





『夜景が見られるお店』は、ほとんどが100席以上の大箱である。考えてみれば当然だ。高層ビルの上層階を小さなスペースで切り売りする家主はいない。
となると、窓際の景色の良い席は一部に限られる。雑誌などで紹介される『夜景がステキなレストラン』は嘘ではないけど、ステキな夜景が見られる席は全体のごく一部なのだ。フラッと入って窓側の席に着ける可能性は低い。

その上家賃は高い。結果、石神が挙げたのと同系のお店ができあがる。滝やプール、青色発光ダイオードの代わりに夜景があるのだ。しかもその夜景は一部の席からしか見られない。



夜景が見えるお店に料理の美味しさを求めてはいけない。そして、夜景もあまり期待できない。
『横浜大桟橋1階の駐車場に車を停め、食事はアクアオリビンで。その後直接車を取りに行かないで大桟橋屋上広場に登り、みなとみらい地区のイルミネーションを』といった組み立てをお勧めする。
oosannbashi.jpg





それでもどーしても夜景店で食事がしたいというのなら、ここ


ニューヨークグリル/ニューヨークバー@パークハイアット東京


ここなら窓際の席に着けなくても、アプローチで夜景が堪能できる。

2階の小さなロビーからエレベーターに乗り、終点の41階でドアが開くと目の前にはピークラウンジの光景。ピークバーの脇を通り、52階行きのエレベーターに乗り換え、ニューヨークグリルもしくはニューヨークバーへ。

このアプローチですっかりジョン・モーフォード(パークハイアット東京の内装設計者)の策略にハマっているはずだ。窓際の席に着ければ感動は持続するし、窓際でなくても天空にいることを感じられると思う。



41階のピークバーでは、17時~21時のうちの2時間限定で「ピークオブジョイ」というコストパフォーマンスの高いプランを提供している。陽の長い時期に17時ごろ入店し、昼から夕方そして夜へと移り変わる景色を楽しむのがお勧め。平日のこの時間なら窓際の席を確保するのもそう難しくはない。

前菜



夜景



ボトル






なお、以下は夜景店の中では席数が少ないところ。家元行ったことないから保証しないけど、多少マシかもしれない。


アーティストバーCMaj7@東京ドームホテル43階
バー 25席


赤坂@ANAインターコンチネンタルホテル東京37階
鉄板焼き 31席


ポールスター@京王プラザホテル45階
バー 47席


MAJESTIC@汐留シティセンター41階
バーラウンジ 56席




参考までに、ニューヨークグリル138席、ニューヨークバー89席、ピークバー52席。


いずれにしても夜景店に料理を期待すべきではない。食事は別のところで済ませ、夜景店はお酒やお茶だけで攻めを組み立てるのが無難である。
  1. 2008/10/16(木) 12:01:44|
  2. デート
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タクティカルデート(5) Pressure shotその2

意外性で相手をTから追い出すPressure shotのお店紹介を続けよう。
以下の4店は「一般にはデート向きではないジャンルの料理だが、意表を突く美味しさで、お店の雰囲気も良い」というパターンの攻めだ。




MIST@表参道ヒルズ
ラーメン店はデートに向かない。少なくともこれからゲットしようと狙ってる段階では用いるべきではない。
でもだからこそ意外性の演出に使える。

表参道ヒルズ3階のカフェ風の店内。ここにはラーメンの技法を活かしたヌーベルキジュイーヌ風のコース料理がある。家元はコースを食べたことないけど、ラーメンの出来からしてきっと美味しいと思う。
普通のラーメンも1杯1250円(塩柳麺)という値段なので、話のネタに。いや、値段なりの価値は充分ある美味しさだよ☆






ヴィラ・マダレナ@西麻布
ポルトガル料理。スペイン料理から油っこさを少なくした感じね。
ここでは名物の魚介のカタプラーナ(ポルトガル風ブイヤベース)を注文するべし。残ったスープで作るリゾットが絶品! ポン・デ・ケージョ(チーズ味のモチッとしたパン)も美味しいよ☆

お店の雰囲気もデート向き。近くには大使館が多く、外人客率高し。





Mu-Hung@西荻窪
漢字では「夢飯」と書いてムーハンと読む。シンガポール料理。

海南チキンライスが名物。
チキンライス



鶏のスープで炊き上げたチキンライスを特製のタレで食べる。これが意外な美味しさ♪ シンガポールで食べた経験のあるコだったら懐かしく思い出すだろう。

店内はカフェ風、おつまみ系のメニューもイケるよ☆ 西新橋に支店あり。






シターラ@南青山

下の写真は品川の支店「シターラ・ダイナー」のビリヤニセット
20070705211215.jpg



ゴーシュト・ダム・ビリヤニは、軟らかなラムとカルダモンなどの香辛料を入れたバスマティライス(インドのお米)のピラフ。これが適度にパサパサして美味しい。クルチャ(ポテトやオニオンを詰めたスパイシーなナン)はカレーに合うよ。

「シターラ・ダイナー」はエキナカにありザワザワしてるが、骨董通り沿いの本店は落ち着いて食事ができる。本格的な北インド料理を楽しもう。




今回紹介したラーメンのコース料理、カタプラーナ、海南チキンライス、ビリヤニは、食べたことない人が多いはず。こんな美味しい料理があったなんて!という驚きでTに戻るのを忘れてる隙にWinning Shotを決めにいこう。
  1. 2008/10/15(水) 12:01:30|
  2. スカッシュ
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タクティカルデート(4) Pressure shotその1

さてBasic Shotで女の子をこっちのペースに引き込んだらPressure shotを打ち、相手をTから追い出そう。キーワードは『意外性』。

ストレートと同じフォームから放たれるワーキングボースト、ドロップのフェイクをかましたロブ… 予測を裏切ることで相手の初動を遅らせ、Tに戻る余裕を奪うのだ。



家元が満を持して放つPressure shotは、ベトナム料理の「ミレイ」。
JR蒲田駅を京急側に出て、線路沿い品川方向に風俗店が並ぶ猥雑な街並を進む。するとラブホテルの向かいにこんな看板が見えてくる。
my-le kanban


「本格家庭料理」って、何か矛盾してないか?



古ぼけたビルの階段を上がるアプローチ…
と、ここまではどう考えてもデート向きではない。彼女も「こんなところで?」と不安げな表情だろう。


しかしドアを開け店内に入ると形勢は一変するはずだ。簡素だけど趣味の良いカフェ風の店内は大半が女性客で占められている。たいていの女性グループ=自腹客なので、こうゆうお店は一般にコストパフォーマンスが高い。
BBB.jpg




写真やイラストが多く使われたメニューから料理を選ぶのも楽しい。


魚の生春巻き
harumaki.jpg





生春巻きには特製のタレで
my-le ebiharumaki

エビの生春巻きにはニラを使っている。





青いパパイヤのサラダ
papaia.jpg





海老味噌ひき肉茄子炒め
nasu.jpg




鶏肉のフォー
for.jpg

出汁の取り方とパクチーの使い方が上手いのだろう、特に汁ものがオススメ。でも何でもウマイ! そして安い!!!料理だけならひとり2000~3000円で充分満足できる。



内装、食器、料理など全てにおいてファンシーになり過ぎない少女趣味でまとめられた女性ウケするお店なのだ。アプローチまでのイマイチ感とのギャップの大きさにやられ、相手はTに戻るのを忘れている。一気にWinning Shotを決めにいこう。
tea.jpg



ただし、不用意なワーキングボーストやドロップが相手のチャンスボールになってしまうように、Pressure shotにはリスクがつきまとう。
「ミレイ」の場合、相手はパクチー(香草)が苦手ではないことを確認しておこう。
それと、数日前までに予約は必ずしておくこと。ミレイは人気店なので、予約なしではまず入れない。ここで入店を断られたら悪夢だ。近くにデート向きのお店はないため、土屋雄二のロブ地獄のごとく挽回策の施しようがない。


あと、どうしてもギャップを楽しめないタイプの女の子もたまにいるので注意。その場合、次回挙げるお店を使っていこう。



my-le kanban2




ミ・レイ
03-3732-3185
東京都大田区蒲田5-1-4 関根ビル 2F
[月~金] 17:00~22:00(LO) [土・日・祝] 17:00~21:00(LO)
月休
  1. 2008/10/14(火) 12:45:51|
  2. デート
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タクティカルデート(3) Basic Shotその2

Basic Shotとして使えるお店をいくつか紹介していこう。まずフレンチから


アクアオリビン@横浜日本大通り
古いビルの利用のしかたが上手い。すぐ近くには大桟橋、山下公園、中華街があるので、攻めの組み立ては思いのまま♪



ランファン@住吉
場所はBasic Shot向きではないけど、内装と料理はドンピシャ☆ 牡蠣、雲丹、ジビエなど季節の食材を用いることに積極的なので、デートに誘う理由に使える。
夏なら東陽町ホテルイースト21のガーデンプールとの組み合わせで。



コム・ダビチュード@三宿 
実は三宿に移転してからは行ってないのだけど、より小じんまりしてBasic Shot向けになったようだ。移転後はこんな感じらしい。相手がチーズ好きなら効果倍増♪
従来ディナーのアラカルトだった釜飯がランチで、しかもコースのメインとして選択できるようになったようだ。上手く使えばPlessuer Shotにもなるお店だよ。



サリュー@恵比寿
ランチ、ディナー共に前菜+メイン+デザート+カフェの構成。ランチの方がコストパフォーマンス高い。ガッツリ食べる人向け。接客が暖かいので、安心して使えるお店。





イタリアンにも使えるお店がいくつかある。

ナディア@鎌倉長谷 
ここも古い木造民家を改装している。友達の家にお呼ばれしたような感覚に。人気店なので予約必須。
ランチで利用し、長谷観音や由比ヶ浜と組み合わせよう。



オステリア・ダ・ピエリーノ@北新横浜
SQ-CUBEでの練習や試合観戦を軸にデートに組み立てるなら、食事はここで。野菜が力強い。
接客は素っ気無いから、スカッシュの話で盛り上げよう。



カノビアーノ@代官山 
優しい料理。イタリアンを食べ馴れてる人向け。多店舗展開し始めてからは行ってないけど、レベルはキープしているらしい。



アソ・チェレステ@二子玉川
ニコタママダム気分を演出。ひらまつグループは本流のフレンチよりイタリアンのアソ各店の方が使える。代官山のリストランテ・アソはWinning Shot向け。


ポルチーニ茸のタリアテッレ
チェレステタリアテッレ







傾向が掴めただろうか。基本だからしっかり自分のものにしておくことが大切である。
  1. 2008/10/13(月) 11:44:11|
  2. デート
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タクティカルデート(2) Basic Shotその1

中級者がまず身に付けなければならないのは、図1(タクティカルデート1参照)の状況で打つBasic Shotである。


基本のストレート/クロスドライブなのだが、常にPressure shotを打つ機会を伺う意識を持つことが重要である。良いコースに力強いドライブが打てれば、これ自体がPressure shotとなり図2の状況を作り出すこともできる。また、相手にPressure shotを打たさせないSafety shotの役割を担う場合もある。 

つまり基本中の基本。彼女をゲットするためのデートにはなくてはならない定番テクニックなのだ。
ここはやはり王道のフレンチかイタリアンを用いるべきだろう。適度にカジュアルで、かつ趣味の良さを感じさせることのできるお店がベストである。
価格帯は最も安価なコースの設定がランチ2000円前後、ディナーは4000円前後といったところが望ましい。



家元がBasic Shotに選ぶのは、広尾の一軒家フレンチレストラン「エパヌイ」
広尾と言っても駅は恵比寿の方がやや近く、下町っぽい雰囲気もある街の古い木造民家を改装してお店にしている。調理はシェフひとりで行い、接客を奥様とワイヤーヘアード・フォックステリアのチャーリーが担当する。
EPANUI6.jpg



女性が子供のころ、花屋やケーキ屋さんなど「将来こんなお店をやりたい!」と夢見たものを、控え目に具現化してみせたようなお店なのだ。
そして相手がごく少数派の犬嫌い、動物嫌いの場合を除き、チャーリーがお出迎えからお見送りまで接客を務め、和ませてくれる。

この舞台装置でBasic Shotは完璧、上手くいけば相手をTから追い出しWinning Shotを打つ状況をつくることもできるだろう。



ここまででBasic Shotとして充分機能するのだが、エパヌイは料理も美味しいよ☆


4389円(税・サ込)のコース(※家元訪問時 現在は少し値上げされている模様)の一例を紹介しよう。

アミューズはエビとアボカドのマリネ
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フォワグラのポワレトリュフソース半熟たまご添え(+840円)
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鴨のもも肉のコンフィいろいろなきのこのリソレ添え鴨の出汁のソース
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デザートもカワイイ
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あと、カフェが付く。



とにかく、家元が自信を持ってオススメするBasic Shotなのだ☆☆☆





エパヌイ
03-3407-1513 東京都渋谷区広尾3-2-14
12:00~13:00(LO)(ランチは金・土・日・祝のみ) 18:00~21:00(LO)
水・第1第3火休
  1. 2008/10/12(日) 13:11:34|
  2. デート
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タクティカルデート(1) 序章

「家元初級者講座」を書いた後、中級者向けもやってくださいとのリクエストをいただいた。

実はネットには既に中級者以上向けの指南書が存在する。「Noguchi Squash Academy」の「Tactical Squash」だ。

野口氏が書いていることを簡単に説明すると以下である。



「相手がTにいて、自分はT以外の場所から打つ(図1)」場合、得点する(=Winning Shotを決める)のは難しい。
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Winning Shotが打てるのは、図2や図3の状況である。

zu12.jpg



zu13.jpg



図2や図3の状況を作り出すためのショットをPressuer shotという。如何にPressuer shotを打つかを考えて実行していくのがTacticalなSquashである。




なるほど。
これを読んで家元は膝を叩いた、「このショット選択の理論・Tactics(戦術)は、気になる女の子をゲットするためのデートのお店選択に応用できる♪」と。


恵比寿ガーデンプレイスの「ジョエル・ロブション」や銀座の「ロオジェ」は素晴らしいフレンチレストランである。しかし最初のデートでこれらに行くのは、サーブでニックを狙いにいくようなもの。雰囲気に飲まれて会話は弾まず、デートは失敗に終わる可能性が高い。

まず相手の気持ちを和らげ、意外な一面を見せるなどして心を動かしたところで一気に攻める!といった組み立てがデートにも必要なのだ。




野口氏は言う

相手が“T”にいる場合、1本のショットで得点することはできないということです。プレーヤーのレベルによりますが、中級者以上はTactical(戦術的)にはそう考える必要があります。
得点するには、1本目のショットで相手を“T”から何れかのコーナーに走らせ、相手が“T”に戻る前に反対側のコーナーに2本目のショットを打たなければなりません。


相手の位置と自分がボールを打つ状況から、攻めるか否かをまず判断しなければなりません。
守ると判断した時はSafety Shot を打つことになり、その中で最も相手にチャンスを与える可能性の低い安全なショットを選択します。


つまり、すべてのショットは「試合に勝つ」という『目的』のために選択するのです。
常にTactical(戦術的)な目的に基づいてショットを選択することによって、如何なる試合展開においてもパニックに陥ることなくプレーすることができ、試合に勝つ確率を高めることができます。


意図を持ってショットを選択し、理詰めで攻めれば得点出来る確率は高まります。Pressure Shotを打ち、次にWinning Shotを打って得点するという意識を常に持つことが重要です。


Basic Tacticsより






ならば家元は、こう言おう☆

相手が“T”にいる場合、1回のデートでゲットすることはできないということです。プレーヤーのレベルによりますが、中級者以上はTactical(戦術的)にはそう考える必要があります。
気になるあのコをゲットするには、1回目のデートで相手を“T”から何れかのコーナーに走らせ、相手が“T”に戻る前に反対側のコーナーに2回目のデートをしなければなりません。

相手の位置と自分がデートを申し込む状況から、攻めるか否かをまず判断しなければなりません。
守ると判断した時はSafety Dateをすることになり、その中で最も相手にチャンスを与える可能性の低い安全なデートのお店を選択します。

つまり、すべてのデートのお店は「気になるあのコをゲットする」という『目的』のために選択するのです。
常にTactical(戦術的)な目的に基づいてデートのお店を選択することによって、如何なる展開においてもパニックに陥ることなくプレーすることができ、狙ったあのコをゲットする確率を高めることができます。

意図を持ってデートのお店を選択し、理詰めで攻めれば彼女をゲット出来る確率は高まります。Pressure Dateをし、次にWinning Dateをしてゲットするという意識を常に持つことが重要です。





相手も初級者の場合、自分の良いところを出せれば、ただデートを申し込むだけもゲットできた。しかし中級者以上になると理詰めでデートの組立を戦略的に考え、お店を選択する必要があるのだ。

次回から選択すべきお店の実例を挙げて解説していこう。
  1. 2008/10/11(土) 10:50:36|
  2. デート
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貧乏クジ

JSAサイトにある「全日本大会実行委員長からのお知らせ」を読んで、大きな違和感を覚えた。その理由は文の最後、『(社)日本スカッシュ協会 全日本スカッシュ選手権大会実行委員長』の後に当然記されているべき名前がないからだと思っていた。



プレーヤーは(当然ながら)実名を晒してプレーしている。
観ている者は、それに対して何を言おうと自由だ。素晴らしいプレーを称賛し、不甲斐ないものを叩く。

現実の世界では、「誰が言ったのか」は基本的に明らかになる。
「誰か」を明らかにしないで発言できる場所がネットにはいくつか存在するが、このTEAM KANO戦記では匿名での批判を禁じている。プレーヤーや審判、大会運営者や協会の仕事に携わる方など実名で活動している人たちを、匿名で批判するのはフェアではないと考えるからだ。

全日本大会実行委員長は、“実際には何も行動しないけど、匿名なのをいいことに好き勝手に文句タレてる連中”と同じレベルに堕ちようとしてるのかと思ったけど、事態はもっと深刻なようだ。



本来それは「日本のスカッシュをこうしていきたい! そのために全日本はこうゆう大会であるべきだ。だから出場資格はこのように規定してこのタイミングで発表し、優勝者には…」といった諸々を考え実行していくことに、情熱を持って取り組む人がなるポジションである。

あの「お知らせ」に全日本大会実行委員長の名前が記されていないのは、それが“貧乏クジを引いた人”だからだろう。「オレはそんなのやってるヒマないから、オマエやれよ」と押し付け合った結果、一番マトモな人(誰だか知らないけど)がそれを引き取ったのだ、想像だけど。

だから、(今は)全日本大会実行委員長や実際に運営に携わる人たちにどうこう言う気にはなれない。



でもねー、事態は深刻なんですよ。ううむ…
  1. 2008/10/10(金) 12:14:35|
  2. スカッシュ
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トシ・ヨロイヅカ

東京ミッドタウンで最長のウェイティングを発生させていたのがスイーツの「トシ・ヨロイヅカ」だろう。14席のイートインは2時間待ち、スペースが狭いため入場制限をしているテイクアウトコーナーは40分待ちといった状況が開店以来続いていた。

オープン後半年程するとミッドタウン全体の混雑が落ち着きだしたが、ちょうどその頃シェフパティシエの鎧塚俊彦氏と女優川島なお美の婚約が報じられたため、さらにウェイティングが加熱した。休日には6時間待ちや、開店時点でその日の受付が全て埋まるという日もあったという。
鎧塚氏は自身の休日である火曜日以外はお店のカウンターに立ち、スイーツを作っていたらしい。


そんな「トシ・ヨロイヅカ」だったが、ミッドタウン店オープン以来テイクアウト販売のみを行っていた恵比寿本店が9月中旬からイートインを再開したこともあり、かなりウェイティングが短くなっているようだ。
それでは、と「スカッシュを始める前は、ケーキ屋さんになるのが将来の夢だったんです」というMisakiと行ってみた。



お店の前に到着したのが13:30。ウェイティングリストに名前を書くと、お店の人から「14:10にここに来てください」と言われる。ミッドタウン内のインテリアショップや雑貨店でウィンドウショッピングして時間をつぶし、いよいよ店内へ


明るく撮れてるけど、実際はもっと暗い。
yoro tennai



調理しているところを目の前で見られる
yoro tsukuri
ホオズキをホワイトチョコでコートしてるのかな?




テンション上がるMisaki
yoro misaki




チョコレートのミルフィーユ(1350円)
yoro mill




イチジクのスフレ(1200円)
yoro suf



どちらも『伝統的フレンチグランメゾンのデゼール』といった味わい。重厚でどうだっ!とグイグイ押しつけてくる感じ。もちょっと軽やかで華やかなのが好みかも。

この日は火曜日ではなかったが鎧塚の姿は見かけなかった。恵比寿のお店にいたかな。シェフパティシエがいるときだったら、もっと華やかさがあったのだろうか? 次回はケーキをテイクアウトしてみよっと




トシ・ヨロイヅカ 東京ミッドタウン店 (Toshi Yoroizuka)
03-5413-3650
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン プラザ 1F
11:00~22:00(L.O.21:00)
不定休(東京ミッドタウンに準ずる)
  1. 2008/10/09(木) 12:02:02|
  2. おいしいもの
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ピッツェリア・トラットリア ナプレ

東京ミッドタウンがグランドオープンしたのは07年3月。多くのお店でランチ時に行列ができたが、ほとんどは夏を過ぎたころから並ばなくても入れるようになった。
それでも未だに行列が絶えないお店がある。「ピッツェリア・トラットリア ナプレ」もそんな1軒。何度かランチタイムに行こうと試みたのだけど、いつも20人程度の行列だったので未訪だったが、今回Misakiをお供に従えて行ってみた。


平日の12:40にお店の前に行ってみると、並んでいるのは4人。10分程で店内に入れた。お店を出るときには10人以上並んでいたので、たまたまラッキーだったみたい。


店内はワイワイガヤガヤ系のカジュアルな感じ。窓からは庭園が眺められ、テラスもある。
ランチセットは以下の3つ

A サラダ、パスタ、コーヒー 1,200円
B サラダ、ピッツァ、コーヒー 1,600円
C 前菜、パスタ、魚料理または肉料理、コーヒー  2,200円

本格的な石窯で焼くピッツァが有名とのことなので、Bを選んだ。


パンはごく普通
nap pan



サラダも別に美味しくない
nap salada




うーむ。評判倒れかとよぎりかけた不安を、ピッツァが払拭してくれた



サルシッチャ
nap pizza
生地が香ばしくモッチリしてウマイ!




Misakiとマルゲリータ
nap misaki



生地が美味しいから、マルゲリータなど具はシンプルなのが良いと思う。
ボリュームも十分。お腹いっぱいになった。



ピッツァに関してはオススメできる。40分並ぶ価値があるかと言われると微妙だけど。
他の料理はどうなかぁ…?



Pizzeria Trattoria Napule 東京ミッドタウン店 (ピッツェリア・トラットリア・ナプレ)
03-5413-0711
東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウンガレリアガーデンテラス1F
11:00~14:00(LO) 17:30~22:30(LO)
不定休(東京ミッドタウンに準ずる)
  1. 2008/10/08(水) 12:02:24|
  2. おいしいもの
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コメント返し

このコメントに関して


>ジュニアの場合、大人が「この子は良い」と思い目を掛けても
>結局、進学や就職であっさりとスカッシュの世界から姿を消すパターンを
>散々目にしてきました

「目を掛けた」というのは、大人が一方的に思っているだけではありませんか?
当人と良く話し合い、将来に渡ってスカッシュに取り組むんだという意志を確認した上でバックアップしていたのですか?
それが大人の一方的な思い込みの場合、『期待外れだ』などと言われるのは、当のジュニアには迷惑もいいとこではないでしょうか。


「問題の本質は、選ばれるジュニアではなく、選ぶ側の強化・育成担当者にある」というのが私のスタンスです。
当人とよく話し合い、意志や姿勢を充分確認し「この子なら間違いない。海外遠征の経験を積ませるなど育成すれば、きっと将来フル代表として活躍する」と担当者が思えるジュニアプレーヤーを代表に選んでいるのであれば、結果がどうであろうとそれなりにOKだと思います。
育成・強化担当者とジュニアプレーヤー間でこのようなコミュニケーションが成立しているのであれば、「全日本ジュニアの上位2名を…」といった代表選抜など行われるはずがないのですが。


「最も将来性があるのは、誰か」はとても難しい問題です。現時点では誰にも正解はわからない。だから議論してもしょうがない。正誤の判断ができない。
我々が議論すべきなのは「選ぶ人(=育成・強化担当者)は信用できる人物か、情熱を持って育成・強化に取り組んでいるか」だと私は思います。これならば(本来は)判断できる。現実には、判断する材料(情報)が乏し過ぎるのですが。




全日本に関しても同様です。

「全日本の参加資格はどうあるべきか」や「会場はどこにすべきか」、「エントリーフィーはいくらが適切か」…etcといった種々のテーマに対し、いろんな人がいろんな意見を持っています。もちろん私にも考えがありますが、それはさほど重要ではない。

繰り返しになりますが、成果に決定的な影響をあたえるファクターは、「何を為すか」ではなく、「誰がそれを担うか」です。その人の人間性や能力が信用でき、情熱を持って全日本の運営にあたるのなら、我々がすべきなのは彼をフォローすることです。足を引っ張ったり、あげ足を取ることではありません。


全日本の大会実行委員長やその下で実際に働く人たちではなく、その上位概念を決定する人たち、つまり「全日本とは、こうゆう大会であるべきだ」ということを扱う人たちの理念を聞いてみたいですね。
「私は全日本をこうゆう大会にしたい」や「日本スカッシュ界をこうしていきたい」と熱く語れる人かどうか。

それを聞く機会があまりにも少ないと思います。
  1. 2008/10/06(月) 20:38:50|
  2. スカッシュ
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将来の成果に決定的な影響をあたえるファクターは、「誰が」それを担うか

ジュニア代表は、現時点の強さではなく将来性で選ぶべきだと書いた。
「今現在その年代ではAクンが一番強いが、将来性ではBクンに分がある。10年後には絶対Bクンの方が強くなっているはずだ。よってBクンを代表に選び、集中的に育成・強化していく」といったことである。

だが、現時点ではこれの正しさを証明することは不可能だ。10年後どうなっているかなんてやってみないとわからない。だから「いや、将来性でもA君の方が上だ」とか「いやいや、きっとCクンが大化けする!」なんてことをあーだこーだ言い合ったところで役には立たない。

つまり「ジュニア代表に選ばれるのは、誰か」を議論の対象にすることには意味がない。未だ実現されざる未来について厳密な議論をしたところで、それが未来を保証するわけではないことを我々は経験的に知っている。
議論すべきは「ジュニア代表を選ぶのは、誰か」である。その人が信用できる人物であり、情熱を持ってジュニア育成・強化にあたるというのであれば、半分以上道筋は見えている。

将来の成果に決定的な影響をあたえるファクターは、「何を為すか」ではなく「誰がそれを担うか」である。



これはジュニア育成だけに限った話ではない。
「SQ-CUBEのようなスカッシュ専用施設を積極的に活用し、盛り立てていくのがスカッシュ界の務めだ」と「スカッシュ界の発展にはセントラルと協調していくことが大切」は、どちらも正しい。よって「全日本を開催すべきなのは、SQ-CUBEかセントラルか」を議論しても結論など出ない。どちらも正しいからである。

誰かが、「全日本はSQ-CUBE(もしくはセントラル○○)で開催する!」と決めるしかない。問題は「決めるのは、誰か」だ。全日本を主催する人たちの人間性や能力は信用できるか? 情熱を持ってスカッシュの普及と強化に取り組んでいるか?
スカッシュの普及・強化に関心がありお金を出している(=協会の登録費を払っている)人ひとりひとりが考え、議論すべきはこれである。




SQ-CUBE CUP、東北オープン、セントラル宇都宮オープンを主催/運営する人たちの顔を思い浮かべることができる人はある程度いるだろう。一方、全日本の主催者であるJSAの、事業執行者である理事はどんな人たちなのか? あなたはJSA理事のうち何人を知っていますか?

12月末のSQ-CUBE CUPや来年1月に開催される東北オープンの開催要項や宇都宮オープンのドローが既に発表されているのに、全日本は出場資格すら明らかになっていないのには、それなりの理由があるのだ。
  1. 2008/10/06(月) 07:50:28|
  2. スカッシュ
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ジュニア代表選考について

フル代表選考にあたっての考え方は、大きく2つに分られる。
「その時の最強メンバーを選ぶ」と「将来性を見越した選抜をする」だ。
選考試合を行いその結果で代表を決めるというのは、前者の考え方に立つものだ。

最強メンバー3人を選び、あと1人は将来性で選ぶという折衷策もある。今年のアジア選手権代表の4番手に17歳のウィウェン・ローを入れたマレーシア女子がこれだ。



ジュニア代表には、『将来日本代表として活躍しそうな選手』がなるべきである。重要なのは現在の実力ではなく、将来性だ。

従って、「全日本ジュニアの上位2名を選出」や、選考試合の結果で選出するのは間違っている。結果ではなく、内容で選ぶというなら納得できるが。
「現時点で最強だから」という理由での代表選抜を、ジュニアに関してはしてはならない。


ジュニア代表を決めるのに選考試合をするとしたら、将来日本チャンピオンになりそうな人材がたーくさんいて選ぶに選べないか、お金が捨てるほど潤沢にあって使い道に困っているかのいずれにしてもウハウハ状態なのである。
日本スカッシュ界って、そんなウハウハなのか?


強化・育成に真面目に取り組んでいるのなら、結果で代表を選ぶジュニア代表選考会なんて開催されるはずないのだが…
ジュニア代表強化を目的とするテストマッチは、選考試合ではなく学生の団体戦にジュニア代表をオープン参加させることで行う。香港ジュニアオープンに代表を派遣するのに比べ、少ない経費で遙かに大きな効果が得られるはずだ。


全日本選手権にジュニアの大会を併設するのは良いアイディアだと思う。
っていうか、ジュニア代表クラスには強制的に全日本などトッププレーヤーの試合を観戦させるべきだ。そして以前書いたように準決勝・決勝など重要な試合のマーカーをさせる。大舞台を疑似体験させるのは、強化・育成施策なのだ。


このような「お金を掛けなくてもできる施策」をちゃんとやった者にだけ、「お金がない」と言うことが許される。お金がないと言う前にすべきことが山ほどあるのだ。
  1. 2008/10/05(日) 07:16:03|
  2. スカッシュ
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代表選考会をイベントに(3) 代表強化施策を実施する

国内のほとんどの大会はトーナメントで行われる。トッププレーヤーが決勝に進出した場合、2日間で5試合をこなす。5試合といっても、そのうち“勝負試合”は1~2試合であり、実質的に1日で勝負が終わるのが大部分だろう。
これでは、1~2試合/日が4~6日続く世界選手権・アジア選手権のペース配分を掴むことができない。

私が提案する代表選考会の方式なら、世界選手権・アジア選手権団体戦の予行演習になるのだ。こういうのが代表強化施策となる。



JSAの収支予算書/決算書をみれば、現状経費面では概ね「代表強化施策=代表海外派遣」となっている。だが世界選手権・アジア選手権に参加する目的は、強化した成果を試すためである。

世界選手権・アジア選手権を経験することは代表選手が強くなることに繋がるので、海外派遣費用を選手強化費にカウントすることに異論はない。しかし、強化費用が海外派遣費用のみになっていたのでは、選手強化はしていないといっても良い。練習しないで試合だけしているようなものだ。

現状シニアに関して、海外派遣以外の選手強化施策は日韓合同合宿しかない。この合宿の費用の大部分は、文部科学省からの助成金で賄われる。JSAが存在する目的の大きな柱のひとつは、強化なのだ。私が提案するような強化施策を企画し、その実行に経費を使うことがJSAの存在意義である。



それはさておき、私の提案する代表選考会は、全日本同様“銭の取れる大会”ではないだろうか。ある程度の入場料収入が見込めるだろう。お金が足りないなら、集める方法を考えるのだ。

アイディアを出し、実行していくこと。それが協会理事や強化委員の仕事である。
  1. 2008/10/04(土) 07:14:10|
  2. スカッシュ
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代表選考会をイベントに(2) 選考会スケジュール案

代表選考会の具体例を示そう。

女子は6名の総当たりリーグ戦とする。
参加選手は松井千夏、鬼澤こずえ、小林海咲、大宮有貴の前回アジア選手権代表に新多祥子、前川美和を加える。

日程は3日間。ひとりあたり5試合なので、1or2試合/日となる。例えばこんなスケジュールだ

[1日目]
松井 vs 小林
鬼澤 vs 大宮
新多 vs 前川

[2日目]
松井 vs 鬼澤
小林 vs 新多
大宮 vs 前川

松井 vs 新多
小林 vs 大宮
鬼澤 vs 前川

[3日目]
松井 vs 大宮
小林 vs 前川
鬼澤 vs 新多

松井 vs 前川
小林 vs 鬼澤
新多 vs 大宮






男子は8名を2つのグループに分け、まずリーグ戦を行う。
家元がメンバーを選んでみた

[A組]
松本淳
福井裕太
前川宏介
土屋雄二

[B]
清水孝典
岡田賢
机伸之介
田山健司


代表選考会で最もモチベーションが高いのは、レギュラー争いとなる3位と代表の座が掛かる4位をめぐる争いだ。よって「A組2位vsB組3位」、「B組2位vsA組3位」で3-4位決定戦を行い、それぞれの勝者が3位決定戦に進む。

具体的対戦をみていこう。

[1日目]
松本 vs 土屋
福井 vs 前川
清水 vs 田山
岡田 vs 机

松本 vs 前川
福井 vs 土屋
清水 vs 岡田
田山 vs 机

[2日目]
松本 vs 福井
前川 vs 土屋
清水 vs 机
岡田 vs 田山




ここまでの結果で順位が以下になったと仮定する

[A組]
①福井
②松本
③前川
④土屋

[B組]
①清水
②机
③岡田
④田山




[3日目]の対戦は以下となる

[3-6位決定戦]
松本 vs 岡田
前川 vs 机

[決勝]
福井 vs 清水

[5位(補欠)決定戦]
3-6位決定戦の敗者同士

[3位決定戦]
3-6位決定戦の勝者同士



どうだろう。代表やそのレギュラーの座を掛けたこれらの戦いの経験は、選手の成長を促すはずだ。



このイベントの効果はこれ以外にもある。次回はそれに触れよう。
  1. 2008/10/03(金) 12:03:15|
  2. スカッシュ
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代表選考会をイベントに(1) 強化施策としての代表選考会

12月にエジプトで開催される女子世界選手権の代表選考会が10月6日に行われる。代表選考会といっても4名のうち3名は決定済みで、最後の1名の座を2名が1試合で争うものだ。これは”とても勿体ない企画”と残念に思う。




サッカーにはアジアチャンピオン国を決めるアジアカップという大会がある。アジアにおける最高権威を誇る試合のはずだが、これよりも参加国のモチベーションが高い大会がアジアにはある。ワールドカップ予選だ。

次回本大会出場できるアジア枠は4又は5。アジアカップで何位になるかよりも、この4又は5に入れるかどうかの方が遙かに重大な意味を持つ。関心度が高く、選手・監督に掛かるプレッシャーは大きく、モチベーションも高い。

このワールドカップ予選で修羅場をくぐり抜けると、チームは強くなる。オリンピックやユース世界大会の予選でも同様だ。選手や監督が、良い経験を積める。
アジア予選自体が真剣勝負の本番であるのと同時に、代表強化の場でもあるのだ。




日本のスカッシュに於いて最高の注目度があり、参加選手のモチベーション最も高いのは全日本選手権だ。全日本チャンプを目指す者だけでなく、全日本への出場権獲得を狙う層へのモチベーションにもなっている。これに次ぐのが、賞金付き大会だろう。

代表の座を掛けて戦う選考試合は、全日本や賞金大会同様、もしくはそれ以上に参加選手のモチベーションが高い。勝てば代表、負ければ留守番という結果が待っている試合を経験することは、選手の成長に繋がる。

だから代表入りを目指す全ての選手に代表選考試合を課すべきだ。代表選考会自体が強化施策なのだ。




次回は具体的アイディアを紹介しよう。
  1. 2008/10/02(木) 12:03:48|
  2. スカッシュ
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パスワード解除

パスワードブロックを解除した。

何故パスワード化してたかと言うと、「匿名でしか行動(発言、批判など)できないヤツらには読ませたくないやいっ!」と拗ねてたから。
拗ねたのは、“批判に”ではなく、“匿名で”に対して、ね。

とゆーわけで、解除したは、拗ねてるのが治ったからです。




内田樹がこんなことを書いている

格差はつねに存在し、私たちは(意識しようとしまいと)そのつどすでに私が所有しなければ違う誰かに属していたはずのパンをおのれの口に咥えている。これは動かしがたい事実である。けれども、人間を差異化する根源的なカテゴリーはパンの有無によって決まるのではない。
差異はたまたま自分の口にあるパンについて「私にはそれを占有する権利がある」と思っている人間と、「私にはそれを他者に贈与する権利がある」と思っている人間の間に引かれている。

どちらもパンについての自由裁量権を持つことを喜びとする点では変わらない。だが、人間の共同体は後者のタイプの人間を一定数含むことなしには成立しないのである。





お金に関して、残念ながら家元は他者に贈与できる自由裁量権をそう多く持っていないため、自前でスカッシュコートを作って無料開放したり、トッププレーヤーの生活をバックアップするようなことはできない。
だからせめて情報で、“後者のタイプの人間”になろうとしているのだ。

試合会場にいて、結果を知っている。試合を観て感じたことがある。どうすれば日本スカッシュが強くなるかについて考える。
私はそれらを、他者に分け与える権利を持っているのだ。他者と共有できることを、自身の喜びと感じるタイプの人間でありたいと願う。



でもまた拗ねたら、何しでかしちゃうかわかんないだからねっ!




TEAM KANO戦記では、匿名の批判を禁止するのでヨロシク♪
実名での批判、主張はウェルカムであーる。



  1. 2008/10/01(水) 00:00:01|
  2. スカッシュ
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