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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

呪いと批判

「アンチ巨人ファン」という存在がいる。現在でこそ圧倒的な強さを誇るチームではなくなった巨人だが、長嶋・王の時代など絶大な人気と実力を兼ね備えていたため、アンチもそれなりにいた。アンチ巨人ファンとは、巨人に“呪い”をかける人たちである。

「巨人-中日戦で巨人が勝てば優勝、負ければ阪神が優勝という状況で、阪神ファンが巨人の負けを願う」のは呪いではない。阪神ファンは、贔屓チームの優勝という“自分にとっての利益”を得るために巨人の負けを願う。
純粋なアンチ巨人ファンは、巨人の負けによって何らかの具体的利益を得るわけではない。ただそれにより自身がカタルシス、精神的快楽を得ることができるので、巨人の負けを願う。これが呪いの構造である。

金持ちが金を失う、地位や名誉のある者がその座を追われる、幸せな人に不幸が訪れる… TVのワイドショーやゴシップ紙、そしてネットの世界は、様々な“呪い”に満ちている。




“呪い”は“批判”とよく似た姿形をしているので、よく間違われる。もちろん、この二つは全く別のものである。

SQ-CUBE CUP準々決勝西尾麻美vs小林海咲での私のジャッジングを“本来の意味で批判する人”は、今後私がより良い審判になるために、またスカッシュ界をより良いものにしていくためにそれをしてくれている。とてもありがたいことだと思う。私はこれを真摯に受け止め、活かしていかなければならない。

そして私を批判する人は私と同様、プレーヤーが気持ちよくプレーし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることを願う人たちである。この方々は、私の大切な仲間だ。


“本来の批判”の根底には「良くしていきたい」という気持ちがあるのに対し、“呪い”は妬みや僻み、弱者・敗者意識から発生している。「巨人の金満体質は、日本プロ野球の振興に良くない。大リーグのように『フリーエージェントで選手を獲得したら、ドラフトでの指名順位は最下位にする』といった改革が必要だ」といった批判・提言と、「あんなに年俸の高い選手を集めてるのに負けやがって、いい気味だ。ザマミロ!」という呪いは、根本的に違うものなのだ。

人間が生きている限り、いや死者に対してですら、呪いを根絶するのは不可能である。「呪うものは呪われよ」では、呪いが増殖するばかりだ。
まずするべきは“結界を張る”、すなわち批判と呪いを識別できる知性・能力を備え、「批判や提言のみを受け入れ、呪いを撥ね返すフィルター」を構築することだ。



今回いろんな方からコメント、メール、メッセージをいただきました。ご心配を掛けておりますが、大丈夫です。「オレ以上にスカッシュを愛し、スカッシュ界のことを考えてるヤツはいない!」という強い信念があれば、呪いに倒されはしない。「いや、オレの方がスカッシュを愛しているし、実際にスカッシュのために活動をしているゾ!」という人は、私の敵対者ではなく大切な仲間です。

「他者の苦しみは、自己の喜び」とするのが呪う者であるのに対し、私にコメント、メール、メッセージを送ってくださった方々は「他者の苦しみは自己の苦しみ、他者の喜びは自己の喜び」と感じることができる人たちである。こうした慈悲・祝福によって、“呪いは祓われる”。

ありがとうございます。これをもってお礼の返事に代えさせてください。
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  1. 2008/06/30(月) 12:07:19|
  2. スカッシュ
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正当な評価

「選手と審判は共にいい試合を作っていく仲間だと思っている。選手に気持ちよくプレーしてもらうことを心掛けているつもりだけど、今回はそれができなくて申し訳ありません」


SQ-CUBE CUP準々決勝西尾麻美vs小林海咲の後、私は両選手に謝罪した。

試合後マーキングシートにサインする際「いろいろ言ってしまってすみませんでした」との言葉を掛けてくれた西尾は、「いえ、私も自信を持って言ってたわけではありませんから」と言ってくれた。小林は「今回は麻美さんスゴかったです。2月(神奈川オープン)のときはもうちょっと何とかなったんですけど、今回は自分のプレーをさせてもらえませんでした。だから私イラついちゃってたんです。すみませんでした」と語った。


プレーヤーとしてだけでなく、人間的にも素晴らしい彼女らの良いところを引き出すジャッジングができなかったことを私は反省し、改善していかなければならないと深く感じた。



今回の私のジャッジングは、プレーヤーの信頼を得られるようなものではなかった。それは正当な評価である。私はこれを受け入れなければならない。
だが一般には、審判に対する評価は正当とは言えない。審判が話題になるのはたいてい「自分がストロークと判断した場面を、あの審判はレットと判定した。あいつのジャッジングはおかしい」といったことだ。これに比べ、「あの人のジャッジングは素晴らしい」といったことが話題になるのは極めて少ない。

こうした現状では、『審判をすればするほど、マイナスの評価を受ける機会が増える』のである。そんな割に合わない仕事は、誰もやりたがらない。


今回の私のジャッジングを批判するのは、間違っていない。だが正当な評価をすると言うのなら、素晴らしいジャッジングには同様の勢いで賞賛の意を表明すべきだ。そうでなければ、“ただの文句言い”である。

『スカッシュを愛しているから、もっと良くしていきたいから批判する』のであれば、正当な評価をして欲しい。正当な評価をする人は、批判の場として匿名掲示板を利用したりはしない。
  1. 2008/06/28(土) 09:59:56|
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SQ-CUBE CUP 13 [ホスピタリティ]

ジンギスカン、焼きそばもそうなんだけど、大会スタッフによる結果速報やこのスコアボード(?)にも主催者の「来た人を楽しませよう。スカッシュを盛り上げていこう」という姿勢を感じることができる。



サンセットブリーズ保田でも同様のホスピタリティを感じた。行ったことないけど、上田のスカッシュLemonや彦根のJ-Courtからも同様の温かさがWebから伝わって来る。


これらに共通しているのは、比較的最近に建てられた、大手スポーツクラブや公共施設ではない形態で運営される施設ということである。
以前からこうした形態の施設はあった。だがこのような盛り上がりをみせるのは割と最近のことだ。そのタイミングは、スポーツクラブ内のスカッシュコート減少との間に“何らかの力”が働いたからではないかと思う。


経済効率、つまり単位面積や時間あたりの売上げ・利益という面において、スカッシュはエアロバイクやスタジオプログラムなどに対し不利な状況にある。よってスポーツクラブ内のスカッシュコート減少を食い止め、さらに増やしていこうとする活動は、困難を極める。
だから何もしなくて良い、というわけではないが、コストパフォーマンスが悪い仕事である。金と暇が有り余ってるなら、取り組んでもいいといったところだ。

スカッシュの普及を目的とした事業を行うのなら、スポーツクラブ・公共施設・学校などのコートを増やすべくアプローチするのではなく、上に挙げた施設がビジネスモデルとして成立するよう最大限バックアップすることこそが、“公益”に繋がると思う。



これらの施設が時を前後して誕生したのは、単なる偶然ではない。

そんな気が、しませんか?
  1. 2008/06/27(金) 00:01:56|
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SQ-CUBE CUP 12 [モチベーション]

表彰式の優勝スピーチで「20万円という賞金が懸かっていたのでガンバリました」と笑いを取っていた福井裕太
yuta sq

これ、スポンサーや大会主催者にとって嬉しい言葉だよ。「お金を出して良かった」、「こうゆう大会を開催した甲斐があった」と思えるもん。

プレーヤーのモチベーションを上げること、考えていかなきゃね。
  1. 2008/06/26(木) 00:03:20|
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SQ-CUBE CUP 11 [プロ根性]

2日目のジンギスカンに続き、最終日は焼きそばがふるまわれた。
YAKISOBA.jpg
食べるペース早くて、生産が追いつかない。





カメラを向けるとヘン顔してくれた意外とオチャメなアロン
hengao aron






そこへ「試合で負けてもヘン顔では負けられないっ!」と、けんぢクンが参戦
hengao kendi









しかし、ヘン顔クイーンといえばコイツだ!
hengao misaki1






実は最初にこれを撮っていたのだが、
hengao misaki2

デジカメでチェックしたMisakiプロは自身でダメ出しして、家元に撮り直しを命じた。しかも「鼻の穴拡げるから、下から撮ってください」と指示までしやがって★

さすがのプロ根性である。皆も見習うよーに♪
  1. 2008/06/25(水) 00:01:27|
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素直

「まつじゅんの連覇への寄道☆彡」より


試合に負けたのは自分自身の非力さによるものなのに…そんな自分を最後まで必死に応援してくれた方々。
本来ならば勝者を称え、観戦者および関係者に一礼すべきところでした。
本当に申し訳ありません。





こうゆうことって心の中で思っても、人間の器が大きくないと言えない。
いい歳こいた大人が、ましてや日本チャンピオンにまでなった男が言うのはとても勇気がいること。

こんなに鮮やかに言える素直さに感動した。男らしくてカッコイイ!
見習わなければ。


応援してます。
  1. 2008/06/24(火) 13:23:19|
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SQ-CUBE CUP 10 [ウェア対決]

“断然スコート派”の家元ではあるが、このウェア対決は短パンの勝ち☆

TANPAN1.jpg



「だってそれは着てる人がいいから…」という声が聞こえて来そうだ。
確かに着ている人はいい。だが彼女とて、スカッシュを始めてすぐのころからこのウェアが似合っていたかは疑わしい。家元作の格言(修正版)を贈ろう。


「強い者がカッコイイウェアを着るのではない。
 
 スタイルの良い者がカッコイイウェアを着るのでもない。

 カッコイイウェアを来た者が、強く美しくなるのだ」


TANPAN2.jpg


てへっ。ダーウィンのパクリなんだけどね。元は「生き残るのは強い者でも、頭の良い者でもない。生き残るのは、変化する者だ」です。




ピント来てないけど、短パンギャラリーをどーぞ♪






TANPAN3.jpg

  1. 2008/06/24(火) 00:01:26|
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SQ-CUBE CUP 9 [男子決勝フォローレビュー]

福井裕太bt清水孝典 9-4,3-9,9-3,1-9,9-1

3rdゲームと4thのインターバル、ギャラリーがひしめく中をわざわざ掻き分け、「サンセットブリーズでのこの2人の対戦は、これより凄かったの?」と私に尋ねに来た人がいた。答えは「Yes」。でもそれを確認したくなる程、この試合も見応えのあるものだった。



1stゲーム、福井はバックハンドのクロスドライブで清水をコート後方に追いやり、ラリーの主導権を握る。2ndで清水はこれにカウンターボレーで応じ、福井のクロスを封鎖することに成功する。2ndゲーム終了時点でイーブンだと私は感じていたのだが、潮木さんは「清水の1stゲームが勿体なかった」と評した。清水が2ndでした対応を、1stゲーム中に自分で気付き修正していくことが必要で、それができなかった清水は後手に回ったというのだ。

ファイナルゲーム、3-1とリードしたところで福井が右足首を気にする素振りを見せる(捻挫したらしい)。「あそこでロブ上げて裕太にジャンプさせるとか、考えてしてかなきゃな」。 さすが全日本14連覇した人は意地が悪… いや、勝負に厳しい(笑)。ファイナルゲームの途中なので、誰からもアドバイスはもらえない、自分で気付いて修正するしかないのだ。

2ndゲーム、清水に8-0とリードされながらも福井は反撃を試み、3点を返す。勝敗の分岐点は3rdゲーム2-3から清水が続けてしまった無理な攻撃(カウンターボレー、ワーキングボーストがダウン)だと思うのだが、2ndゲームを捨てなかった福井の姿勢がプレッシャーとなり、清水の焦りを誘ったのかもしれない。
実はこれも、潮木さんが「裕太は0-8でもキレなかった」と褒めたのでそう思ったのだ。14連覇中にはこの試合のように“どっちが勝ってもおかしくない”ものがいくつかあった。それにことごとく勝ってきたのは、スカッシュの技術や体力ではなく『勝負師としての能力』が高かったからなのだ。清水に潮木仁並の勝負師能力があれば、この試合にも勝っただろう。福井に連敗したが、差はその程度だと思う。




ラリーがニックショット終わると、拍手が贈られる。でもこの試合では、ミスや「イエス、レット」の後にも大きな拍手が湧き起こるシーンが何度かあった。それだけそこに至るラリーが素晴らしかったということ。観ていて「決まった!」と確信したショットをお互いに拾い合い、何事もなかったかのようにラリーが続いていく様は、14年前初めて生で観たPSAトッププレーヤー同士の試合を思い出させた。各ゲームの点差は開いているが、とてもタイトで素晴らしい内容だった。
  1. 2008/06/23(月) 12:15:06|
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SQ-CUBE CUP 8

[男子決勝]
福井裕太bt清水孝典 9-4,3-9,9-3,1-9,9-1

1stゲーム有効だった福井のバックハンドクロスドライブを2ndで清水はボレーで封鎖、ドロップ・ロブだけに限定させることに成功する。このままいけばその手にできる勝利を、3rdゲーム清水はつまらないミスを続けて手放してしまった。

サンセットブリーズカップ時に比べボレーカットの早さが劣った福井だったが、コンセントレーションをキープすることに成功し、成長の跡をうかがわせた。
  1. 2008/06/22(日) 18:41:08|
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SQ-CUBE CUP 7

[女子決勝]
松井千夏bt西尾麻美 7-9,9-0,10-8,9-7

動きに切れのある西尾を、松井はボレードロップで前へストレッチさせて崩し、厳しい戦いを征した。
  1. 2008/06/22(日) 17:10:45|
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SQ-CUBE CUP 6

[男子3位決定戦]
前川宏介bt松本淳6-9,9-1,9-1

「スピードのない松本はただのプレーヤー」
試合後、どこかで聞いたことあるような言葉を、審判を務めた潮木さんは言った。
松本からスピードのプレッシャーを受けない前川は、持ち前の執拗なピックアップに加え丁寧なドロップショットも冴え、松本に初勝利。
  1. 2008/06/22(日) 16:06:53|
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SQ-CUBE CUP 5

[男子準決勝]
福井裕太bt松本淳 9-0,9-4,9-3

前日の丹埜、岡田との試合で素早い動きを披露しフィットネスを上げてきたとうかがわせた松本だったが、1stゲームでは固さがみられ、あっさり落とす。
2nd以降ややほぐれてきたが、福井のクロスドライブにラリーを支配されてしまった。



清水孝典bt前川宏介9-7,7-9,9-2,9-3

スピードを増した清水に対し、前川はアロンとの準々決勝同様、素早い反応と魂のピックアップで執拗に食い下がる。
前川は簡単に勝てる相手ではない。だからこそ、清水はいかに体力をロスしないで勝ち上がるかを頭を絞って考えなければならない。課題はウィニングショットの精度だ。この準決勝ではどうだったのか?
答えは決勝で明らかになる。
  1. 2008/06/22(日) 13:49:34|
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SQ-CUBE CUP 4

[女子準決勝]
西尾麻美bt鬼澤こずえ 9-3,9-1,9-0

全日本不参加を表明した昨年秋ごろから今年4月のサンセットブリーズカップまでの西尾は、フィットネス万全の状態ではなかった。この印象を裏付ける素晴らしいパフォーマンスを西尾は演じている。木曜日に香港でエリス・ンに勝ち、昨日は小林海咲を一蹴した。

この準決勝も鬼澤を寄せ付けず快勝。
  1. 2008/06/22(日) 12:05:01|
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SQ-CUBE CUP 3

男子2回戦
アロン・ソイザbt田山健司9-3 10-8

トレーニングをしてきたのかと尋ねたところ、「いや、レッスンばかりなんだ」と答えてたアロンだったが、明らかに2月の神奈川オープン時よりも身体、ショットの切れが良かった。気候がペナンとそれほど変わらないからだろうか。ドロップフェイントを入れたクロスなどで田山の逆を突き、得点を重ねる。

2ndゲーム、田山懸命のピックアップにウィニングを焦ったアロンにミスが続き、田山7-3とリード。このゲームを落とすとフィットネスが厳しいアロンは集中を取り戻し、再び切れのあるショットで田山に雪辱した。
  1. 2008/06/21(土) 18:56:22|
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SQ-CUBE CUP 2

SQ-CUBE 札幌進出記念ジンギスカン♪


  1. 2008/06/21(土) 14:38:33|
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SQ-CUBE CUP 1

机伸之介bt河野文平4-9 9-5 9-6

2006世界ジュニア代表同士のこの対戦、机は戦略を立てずに試合に臨んだのではないだろうか。力強いショットを繰り出すが、河野はよくこれに対応し、7-3とリード。ここで机は丁寧にコースを突いていこうとするが、時既に遅く1stは河野がWin。

2ndゲーム、机はどうする?
佐野公彦氏の見解は、「“バカ打ち”すればいい」だった。

「伸之介はマレーシアで格上の相手と練習することが多く、プレーが受け身になり自分で展開を作ることに慣れていないのかもしれない。もともと“そうゆうタイプ”ではない伸之介は、展開を作りにいくよりもスピードで押すことをすべきだ」

なるほど。机はバカ打ちしたわけではないが、河野は机のスピードの押されタッチにブレが生じ始める。2ndに続き3rdも一進一退を繰り返しながらなんとかスピードで河野を振り切った机は安堵の表情を見せた。
  1. 2008/06/21(土) 14:13:04|
  2. スカッシュ
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報酬を支払う おまけ

パーティーのイベントで、『100円ジャンケン』をしたことがある人は多いだろう。各自が100円を握りしめてジャンケンし、負けたら相手に100円を渡してゲームから降りる。最後まで勝ち残った人が総取りするというゲームだ。

これ、行為としては賭博である。ただし年1回のクリスマスパーティーでやったからといって摘発されることは現実的にはあり得ない。その場所に行けば毎晩、100円ジャンケンや1000円ジャンケンが行われていてフリーで参加できるといったことをしていると摘発される。

『大会に賞金を(エントリーフィーから)出す=違法行為』と勘違いしている人がいる。『支払った以上のお金が得られることを期待して参加する』が賭博の要件だ。お金を支払って参加した人にキャッシュバックされる仕組みがなければ、賭博ではない。




人気を得ることに関して、スカッシュが目指すべきところは東京ドームを満員にすることではないと思う。何千人、何万人という人に観てもらうには向かない競技だからだ。

目指すべきは、ホテルのディナーショーだと家元は考える。
料金は3万円、ジャニーズ東京ドームコンサートの数倍だわ。でも氷川きよしが自分の目の前で歌ってくれるのよ。食事はどうでもいいけど、“選ばれたファン”の気持ちにさせてもらえることに3万円はリーズナブルなのよ…と考えるファンをいかに掴むか。

人気を得ることに関して、ユウタが目標とすべき者はジャニーズではなく、流し目王子なのだ。その資質は、あるよーなないよーな…





目標を正しく設定するのはとても重要なことである。各県に正会員がいるのは、間違った目標設定に基づく間違った仕組みであり、多くの弊害を生んでいる。社団法人となってから7年間、どのような活動実績があり、どんな成果を挙げたのか。間違った目標を設定した者、それを放置し続ける者の罪は重い。
  1. 2008/06/19(木) 08:34:55|
  2. スカッシュ
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報酬を支払う (3)

観るスポーツとして人気が高いとは言えないスカッシュでは、「大会の観戦を有料とし、チケットを購入した人のみが観戦できる」というビジネスモデルを成立させるのは難しい。全日本選手権では有料観戦が定着しているものの、運営スタッフの人件費と選手への報酬を正当に支払えば大赤字になるだろう。

だがストリートパフォーマー/大道芸人のビジネスモデル、つまり「事前にお金を支払って、観る」のではなく「観ておもしろかったら、お金を払う」であれば成立し得ないだろうか。
「サンセットブリーズカップの福井裕太vs清水孝典は、映画1本以上の価値があった。だから1,800円払う」といった人は、家元以外にもいると思うのだ。


金額は1,000円でも500円でもいい、払う側が決める。福井vs清水に50人が平均1,000円払ったとして、売り上げは5万円。配当を以下とする

・勝者 :70%…35,000円
・敗者 :25%…12,500円
・レフリー: 4%… 2,000円
・マーカー: 1%… 500円


これではプレーヤーに正当な報酬を支払っているとは言い難い。「1,000円x50人」は楽観的仮定なので、現実ではなおさらだ。
だが重要なのは金額の多寡ではなく、「プロプレーヤーが観せてくれた素晴らしいパフォーマンスには、お金で応える」という考え方を示し、定着させることなのだ。

レフリーへの配当率が高過ぎるかもしれない。まあこれも実際にレフリー手にする額はだいたい200~300円といったところになると思う。「報酬を受け取るんだから、ちゃんとジャッジしろよ!」というプレッシャーにはなる。こういうプレッシャーはどんどん掛けるべきだ。


こういった提案をすると「人気のないプレーヤーがかわいそう。お金で評価されちゃうのは気の毒、残酷だ」ということを言う人がいる。冗談じゃない、プロの世界とは、すべからく残酷であるべきなのだ。こういう世界に馴染めないのなら、プロプレーヤーになどならなければいい。「わざと相手にぶつかってアピールするようなプレーヤーに人気がなく、SBカップでの福井や清水のような素晴らしいプレーヤーには多くのファンが付き収入が増える」というのは当然の市場の原理なのだ。

市場の原理が導入されれば全てがバラ色になる…というわけではないけれど、今のスカッシュ界には市場の原理を取り入れることが必要だと思う。






内田 樹は(2)の冒頭の言葉、『「人気」は「この人は私たちのために何かをしてくれるだろう」という期待の関数である』に続けて、こう書いている。


「士気」というのは「この人のために私たちは何をしてあげられるだろう」という意欲の関数である。



スカッシュが人気を得ていくには、コアなスカッシュファンの士気を高めることが不可欠だと思う。そして士気は、形に現してこそ意義がある。
今週末のSQ-CUBE CUP、「この試合になら2,000円払っても惜しくない」や「これじゃお金払う価値ないな」といった視点で観戦してみてはいかがだろうか。
  1. 2008/06/18(水) 12:09:26|
  2. スカッシュ
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報酬を支払う (2)

「人気」は「この人は私たちのために何かをしてくれるだろう」という期待の関数である。


と、神戸女学院教授の内田樹(たつる)が書いている。



なるほど。
SMAPに人気があるのは、カッコイイ男の子(と呼ぶには少々年齢が高いが)たちが歌やダンス、コントなどで楽しませてくれることを私たちは経験的に知っているからである。楽しませてくれることを期待してコンサートに足を運び、感動を得ようとキムタク主演のドラマにチャンネルを合わせる。何千円、何万円というコンサートチケットが売れるのは、SMAPがファンに対し「払ったお金に見合う満足感を与えてくれると期待させること」に成功しているからだ。


スカッシュは『するスポーツ』あるいは『してみたいスポーツ』としては日本でもそこそこ人気がある。スカッシュをするのは楽しい、ダイエットに効くといったことを経験的に知っている人が少々いて、知識として知っている人がそこそこいるということである。

だが観るスポーツとしての人気は低い。試合が興業として成立するのはとても難しい。それは「スカッシュの試合を観るのは楽しいということを知っていて、素晴らしい試合が観られることを期待して大会会場を訪れる人」が少ないからだ。


どうすれば人気を得ることができるか?
これは「無名ながら実力のある歌手は、どうすれば売れるようになるか?」に似ている。
どんなに人を感動させる歌を歌っても、無名のミュージシャンは武道館を満員にすることはできない。どうすればいいのか?


音楽の場合はプロダクションやレコード会社(って今でも言うのかな?)が金の卵を発掘しようとしているので、こういったところに売り込みを掛けるという手が使える。「売れたい」と「売りたい」、両者の利益は一致する。
だがスカッシュではこの手は期待できない。音楽界と違い、新しいスポーツを発掘しプロモートすれば大きな利益が得られるというビジネスモデルはなかなか成立し得ないからだ。可能性は皆無ではないが、誰かにプロモートしてもらうのは期待しない方がいいだろう。


実力をアピールする方法として、ストリートでパフォーマンスするという手がある。ストリートミュージシャンのほとんどは、箸にも棒にもかからないコピーバンドに毛の生えた程度のプレーヤーだが、ごく稀に素晴らしいパフォーマンスを演じる者がいる。将来売れるにふさわしい実力を備えたパフォーマーには固定ファンが付き、その人気が口コミやネットで広がっていく。


ストリートでのパフォーマンスは誰でも無料で観ることができる。その演奏が気に入った、楽しませてもらえたと感じた人は、ミュージシャンの前に蓋を開けた状態で置いてあるギターケースの中に、自分で決めた額のお金を置いていく。


ストリートパフォーマーのビジネスモデルを、スカッシュに取り入れることはできないだろうか。



(つづく)
  1. 2008/06/16(月) 07:20:09|
  2. スカッシュ
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報酬を支払う (1)

美味しいお店を見つけるコツは、自分と好み・価値観が似ている人のオススメに従うこと」だと思っていてこれを実践しているのだが、もうひとつ実践していることがある。それは「紹介してもらったお店が気に入ったら、オススメしてくれた人にフィードバックする」ことだ。

「あのお店の豆乳鍋、美味しかったです。気に入りました。良いお店を紹介していただき、ありがとうございます。あの後、3回も行っちゃいましたよ♪」と伝えると、オススメしてくれた人は「家元に教えてあげて良いことをした」といい気分になってくれる。そしてもっといい気分になろうとして「もっといいお店を教えてあげちゃお♪」としてくれるのだ。


良いお店の情報を与えてくれた人は情報提供のプロではないので、情報提供料金を請求したりはしない。でも情報提供された側は、正当な対価を支払うべきである。「あのお店、気に入りました」と伝えるのは、情報提供の対価・報酬を支払うことなのだ。そうすることによって、さらに良い情報を提供してもらえる。
情報リッチな人は、情報提供への正当な報酬を支払っている人である。





サンセットブリーズカップ準々決勝の福井裕太vs清水孝典は、日本人同士の試合では史上最高レベルのものだった。
かつていくつかの名勝負があり、“名勝負度”ではそれらに劣るが、“スカッシュの質の高さ”では勝っていると断言する。特に福井が素晴らしかった。1、4ゲームで気持ちがブレた以外、完璧なプレーを披露した。清水には“勝とうとする意志”が感じられた。勝つための工夫が足りなかったので負けはしたが、観る者を感動させるパフォーマンスを演じた。


彼らは、プロプレーヤーである。素晴らしいプレーをみせたことに対する報酬はお金で受け取るべきなのだ。福井はこの大会に優勝し賞金を得たが、『この試合への報酬』があっても良いと思う。
映画1本1800円、それと同等の感動が得られた、同等の値打ちがあったと感じるなら、1800円支払うのに不満はない。正当な報酬を支払うことによって、素晴らしいプレーがもっともっと観せてもらえるようになる。
正当な報酬を支払っていないから、レベルの高い試合が観られない(観られるとしたら、たまたま偶然)と言うこともできる。


「感動しました」、「カッコ良かったです」、「応援しています」といった気持ちを表現することには意義があり、報酬を支払うことでもある。彼らにどんどん伝えてあげると良い。家元がここで試合のレポートをする目的のひとつはこれである。

だがプロプレーヤーに対しては、それだけでは足りない。素晴らしいパフォーマンスへの対価は、相応のお金であるべきだ。そうするための、何か良い方法があるだろうか。



(つづく)
  1. 2008/06/13(金) 12:07:53|
  2. スカッシュ
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我玩壁球的中文以及学

南京で開催される東アジア選手権応援企画、中国語を翻訳してみよー!クイズ

壁球→スカッシュ

發球→サーブ



要領わかるよね。じゃ、いくよん☆

1.側場球

2.高吊球

3.短球

4.死角

5.和球

6.得勝球

7.死球

8.低球



全部わかったかな?
  1. 2008/06/12(木) 19:12:00|
  2. スカッシュ
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スタミナ苑

食べログ.com東京の焼肉ランク1位、ザガットサーベイ東京の初代No.1(全ジャンルで)。こういった読者投票型ランキングってあまりアテにはならないが、さとなおさん始め信頼できる人たちも絶賛する焼肉店が足立区鹿浜にある。そのお店の名は「スタミナ苑」。


有名店になると、いろいろネガティブな評判も立ったりする

・予約できない、1時間以上並ぶ
・交通不便、自分の生活圏から遠い
・店が古ぼけている、煙い、臭いが付く
・追加注文できない(こともある)
・全員揃っていないと入店させてくれない


…って、全部味以外のことじゃん!



うーむ、食べることには必要以上に情熱を注ぐ家元、これは行ってみねばなるまい。
平日は開店時間の少し前にいけばほとんど待たずに入れることもあるらしい。しかし16:30開店の土日は、14時くらいから列が出来始めるという噂もある。神奈川からだと半日仕事だ。それでも行くどー!




久しぶりに晴れた土曜日、15:20に店到着。すぐ隣に20台くらいの駐車場あり。



噂通りシャビーな外観
sutamina gaikan




家元のポジションは13番手だった。やはり1番手は14時過ぎに並んだらしい。でもなんだかみんな嬉しそうなのだ。それほどの価値があるというのか?
お店のキャパは約30名、この日30人目が並んだのは16:10くらいだったと思う。30分前にくれば1stロットで入店できたわけだ(いつもこうとは限らないよ)。



きっかり16:30から入店開始、外観同様店内も大衆食堂の雰囲気。テーブルには小さなガスコンロが1台ボツーン。家元は2人で行ったのだけど、6人組でもコンロは1台だけだった。



ホントにここまでする価値はあるのか?
そんなに美味しいのか?



その答えは、あぶりレバー塩(900円)のビジュアルで判断して欲しい
sutamina reba

プロカメラマンがちゃんとライティングし、数十万円するレンズで撮った写真ではない。家元が使っているのは中級コンパクトデジカメ、それも2年前のモデルだ。店内は大衆食堂、撮影はもちろん手持ちでノーフラッシュ。それでこんだけの写真が撮れるというのは、どんだけ家元の腕がいい被写体がいいんだよっ♪

元々レバ刺として出していたものと同じなのだが、保健所の指導であぶって食べるという建前になっているらしい。つまりそのままでも食べられる☆どっちでもすんごいウマい♪



続いてミックスホルモン塩(1600円)
sutamina mix


共に歩き 共に探し
共に笑い 共に誓い
共に感じ 共に選び
共に泣き 共に背負い
共に抱き 共に迷い
共に築き 共に願い 



何が言いたいのかってえと、




コブクロサイコー!




紀香じゃなくてもホレるっちゅうねん♪


ハツ、センマイ、ホルモン(シマチョウ?)、ギアラも美味しいんだけど、コブクロには泣かされた。蕾も桜もエールもまとめてかかってこいってんでぃ!
sutamina hatsu






続いて上タン塩(1800円)
sutamina tan

芸能界一の“肉オタク”と言われる寺門ジモンによれば、「どこまで自分の舌かわからなくなるくらいぷりぷりです」



いえすあいどぅぷりぷり☆



並ハラミ塩(1400円)
sutamina harami

家元は車で行ったので、ビールは飲まず、焼肉&ごはんで進めた。でもここまでのは塩ベースで下味がつけてあり、焼いてそのまま口に入れて肉を味わえるようになっている。だからごはんはアルコールなしの場合でも必要ない。この後でカルビなどのタレ系と一緒のタイミングで持ってきてもらうと良いと思う。




家元はここまでで充分満足したので、締めにデクタンスープ(半サイズ 600円)を選んだ。
sutamina tegutan

これがまたウマイ! 卵で綴じてあってマイルドな味わい。ごはん入りと無しが選べるけど、ごはん入りの方が美味しさが引き立つ。



ビールの替わりの日本茶(350円)がまたナニゲに美味かった。
sutamina nihoncha




デザートの杏仁豆腐(350円)は普通。
sutamina annin




これに生ビール(550円)x2で、会計は2人で8400円。安っ!この内容では有り得ない安さである。



とにかくタマゲタ。人生観変わる。半日どころか1日かけても行く価値のあるお店だった。食べることそのものに興味のある方には超オススメです。



「スタミナ苑」
東京都足立区鹿浜3-13-4
03-3897-0416
水~金曜日 17:00~23:00、 土・日・祝日 16:30~23:00
月・火休み

公式サイトによると、いくつかある同名店とはまったく関係ないとのこと。
  1. 2008/06/11(水) 20:24:22|
  2. おいしいもの
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嗚呼、ジャパンオープン

スカッシュにもジャパンオープンという大会があったことを覚えているのは、そう古い人というわけでもないだろう。1974年から2002年(平成14年)まで毎年日本で開催された国際大会だ。

後年はPSA、WISPAの公認大会となったため、97年には若手(18歳?)のスチュワート・ボズウェルとアンソニー・リケッツがランキングポイント稼ぎに参加している。94年にはポール・ジョンソン(ロン毛だった!)、女子はセラ・フィッツジェラルドらバリバリのトッププレーヤーが参加したこともあった。

2003年以降開催されていないのは、スポンサーが見つからないからだと聞いたことがある。開催されてはいないが2003年(平成15年)以降もしばらくJSAの事業計画にはジャパンオープンは挙げられ、予算化もされていた。


JSAの平成17年度(2005年)予算では、ジャパンオープン以下の通り予算化されている

[収入] 600万円
[支出] 473万円

堂々たる金額である。
平成17年度が残り2カ月程になったころ、あるJSA理事に「何年も開催されないジャパンオープンを、何故事業計画に挙げ予算化するのか」と尋ねた。答えは、「開催したいという意志表示のためだ。計画に挙げ、予算化しておかないと開催に向けて行動しにくい」というものだった。どれだけ本気で開催しようとしていたかはさて置き、この説明には納得できる。しかしこの予算は大きな問題を孕んでいたのだ。


[収入]600万円-[支出]473万円=[収益]127万円

ジャパンオープンで127万円の収益を予算上見込んでいた。実際は開催されていないので、収益を計上することはできていない。問題は『プラスが出せなかった』ことではない。

平成17年度全体の予算は、[収入]43,811,500円-[支出]43,811,500円=[収益]0円。従ってジャパンオープン以外の項目が全て予算通りに着地した場合、ジャパンオープンが開催されないと、全体で127万円の赤字が発生するのだ。

『ジャパンオープン開催の可能性を5%とすると、95%の確率で127万円の赤字が出る予算を組んでいた』と言い換えることもできる。


開催するつもりで計画を進めていたが、突発的事情により開催できなくなってしまったというなら、仕方ない。何とか他でこの赤字をカバーするべく努力するしかない。だが平成17年度の予算立案時点で過去2年開催できていないという実績があるのだ。有力なスポンサーが見つかりそうだといった情報がなければ、開催できないと考えるのが普通なのだ。

この予算は、最初から“やらずもがなの赤字穴埋め”を強いているのだ。127万円の赤字を背負ったところから会計がスタートしているのだ。だから家元はその理事に言ったのだ、「ジャパンオープン開催の意志があるから予算化しているのはわかった。だが開催の見込みは低いのだから、予算では収入と支出を同額にすべきなのだ。そうすれば、開催できなくても収支には影響しないのだ」と。やたら『のだ』を多用してるのだ。


常務理事の中で最もこういったことを理解できると思われる人に家元がこの指摘をしたのが平成18年の2月ごろである。平成18年度ジャパンオープンの予算がどうなっているか確認して欲しい …てなこと言ってもどうせ確認しないだろうから、データが公開された平成13年以降のジャパンオープンの予算/決算を以下に示す


H13年度(決算)
[収入]4,650,263円-[支出]4,346,344円=[収益]303,919円

H14年度(決算)
[収入]1,929,800円-[支出]2,023,385円=[収益]▲93,585円

H15年度(予算) この年以降開催されていない
[収入]5,800,000円-[支出]5,110,000円=[収益]690,000円

H16年度(予算)
[収入]6,000,000円-[支出]4,730,000円=[収益]1,270,000円

H17年度予算
[収入]6,000,000円-[支出]4,730,000円=[収益]1,270,000円

H18年度予算
[収入]4,000,000円-[支出]4,000,000円=[収益]0円



最後の実績では赤字だった。なのに翌年は69万円の黒字が出る予算を組んでいる。さらにその翌年からは黒字が127万円に増えている。

このような予算が組める理由として家元が思いつくのは、有力なスポンサーを見つけられ確実に収益が見込めることぐらいである。
そうでなければ、自ら“お金がない状況”を作ろうとしていたとしか考えられない。なぜそんなことをしていたのかは、全く理解できないが。


平成19年度、ついにジャパンオープンは予算化されなかった。嗚呼。
  1. 2008/06/09(月) 08:11:06|
  2. スカッシュ
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シンクロ?

これこれの参加費への基本的な考え方♪
  1. 2008/06/08(日) 22:43:08|
  2. スカッシュ
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シンクロナイズドエントリー

うーむ、最近Wiki掲示板ともシンクロするなぁ。


家元が主張してるのは、「寄付金集めをしろ!」ではない。

1.目標を設定する
2その目標を達成するための行動計画を立てる


肝心なのは、これだからね。
.「対象選手を誰にするか」も2.のうちのひとつ。だから、目標が発表されていないのに対象選手が発表されるのはオカシイ。もちろんお金集めもできないハズなのだ。


例として挙げたけど、「男子は次回世界選手権団体戦で前回(20位)以上の成績」という目標、すっごいドンピシャだと思う。

これがどんなにタイヘンな目標なのか、前回の代表選手たちは骨身に沁みているだろう。だって前回成績ってアジア選手権準優勝のクウェートより上なんだもん。

だが「そんなのムリです。とてもできません」とは誰も言えない。実績残してるんだから。


目標は、『手に届きそうな最も高いところ』に置くものである。


目標設定/発表なくしてアクションプラン募金なんざぁ、ちゃんちゃらおかPーのだ。

今までしてるジュニア募金やアクションプラン募金は「アジアジュニアや世界選手権などに出ること」が目標で、そのためのお金集めである。

世界選手権やアジア選手権は、強化・育成してきた成果を試す場なのだ。これらに参加することは結果的に強化につながるけど、強化目的で参加するわけではない。

一方、世界ジュニアやアジアジュニアなどは、強化・育成を進める場である。この考えにのっとると、「山崎真結はアジアジュニアU19よりも、ミロオールスター・ペナンジュニアU17に出た方が得るものが多いので、アジアジュニアではなくミロ・ペナンに代表として派遣する」という発想も出てくる。アジアジュニアはU19だがミロ・ペナンならU15の郡司颯も同様だ。

目的は強化・育成であって、アジアジュニアに出ることではない。 これも間違えてはいけない。



結論:必要なのは、目標/目的を明確にすること

これである。
  1. 2008/06/06(金) 08:13:06|
  2. スカッシュ
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お願いをする時の常識

ここで「未だ(アジアジュニア代表が)発表されていない」と書いた8日後に「第2回アジアジュニアスカッシュ選手権大会日本代表選手決定!」がJSAオフィシャルサイトで発表され、「アクションプラン対象選手リストは第4次強化選手が最新か?」と月曜朝書けば火曜夜に「’08アクションプラン対象選手発表!」がUPされる(「!」は品格が損なわれるので付けない方がいいと思う。はしゃぐことでもないし)。
どうやら家元とJSAは気が合うみたいなのだ♪






とゆうわけで、シンクロを期待してこれを書く。


アクションプランプロジェクト、具体的にどのような活動をするのかをチェックしようとJSAサイトのトップページから「ナショナルチーム」→「スカッシュ・アクションプラン」→「活動予定」とクリックしていく。すると「アクションプランプロジェクト 平成18年度活動予定」が表示される。




平成18年度活動予定?!



今、平成20年度なんですけど。。。。




実は「ナショナルチーム」→「スカッシュ・アクションプラン」→「アクションプラン募金」→「平成19年度 募金のお願い」と進んでいくと、<平成19年度アクションプラン募金のお願い>があり、ここには<平成19年度活動予定>が記されている。



また、「ナショナルチーム」→「ナショナルチームの予定」に今後の代表派遣と合宿の予定はある。だけど『代表派遣・合宿=アクションプラン活動』ではない。



募金のお願いはというと、昨年12月の「第14回アジアスカッシュ選手権大会女子選考会参加選手決定!」(ここにも「!」がっ!!)に<アクションプラン募金へのお願い>が追記されているのが最新だろうか。





すでに6月なのに<平成20年度アクションプラン活動予定>と<平成20年度アクションプラン募金のお願い>がない。しかし’08アクションプラン対象選手が発表されているということは、活動はしていくのだ。
つまりこれは、『平成20年度のアクションプラン活動に必要な資金は、寄付に頼らなくても確保できた』ということに違いない(反語)。





「男子は次回世界選手権団体戦(2009年12月?)で前回を上回る成績(=19位以内)を収めることを目標とする。この目標達成のために、○○○や△△△を行っていく。これには2千万円が必要である。このうち15百万円は何とか工面したが、残り5百万円がどうしても足りない。どうか5百万円を協力して欲しい」


人にお金を出してもらう時のお願いの例である。このようにお願いするのがビジネスの世界の常識だ。掲げる目標に賛同してもらえるか、行動計画である○○○や△△△に具体性があり目標達成につながると思わせることができるかがキーポイントとなる。


公益法人にビジネスの世界の常識を求めるのは非常識ですか?
  1. 2008/06/05(木) 12:17:10|
  2. スカッシュ
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公平/不公平、選択と集中

全国高等学校野球選手権大会、いわゆる“夏の甲子園”に出場できるのは、各地区予選を勝ち抜いた原則『1県1校』の代表校だ。地区予選の参加校数や実力レベルは均一でなく決して公平とは言えない(だから東京と北海道からは2校)が、まあ許せる範囲ではある。

これがスカッシュの全日本選手権に導入される、つまり全日本の出場枠を『1県1人』にしたら、暴動が起こるだろう。「神奈川10人に対し東北6県で1人、それが公平ってもんだ!」と。


「いやいや、10人対1人じゃなくて、5人対1人だ」といった意見はあるとしても、『1県1人』が不公平でこうした調整をするのが公平だという考え方には異論ないだろう。

高校野球なら許せる範囲のものがスカッシュでは何故ダメなのか?
その答えには、日本における野球とスカッシュの普及度合いの差が根底にある。広く普及している競技では、実力は人口と相関関係にある。甲子園での県別勝利数ランクが示す通りだ。


西ヨーロッパでの国別人口数ランクは、ドイツ、フランス、イギリス、イタリアの順。南米はブラジル、コロンビア、アルゼンチン。アフリカはナイジェリア、南アフリカだ。サッカーの強さと人口には相関関係がある。人口が多いのにサッカー強国とは言えない中国、インド、アメリカなどは、サッカーの普及度が低い。


よく普及していれば、実力は人口に概ね比例する。普及度が低いと偏りが大きくなる。高校野球の『1県1校』の偏り、不公平は、「オラが県の代表」という意識で打ち消すことができる程度に小さい。

一方、残念ながら日本では広く普及しているとは言えないスカッシュでは、偏りが大きい。これは地域だけでなく、年代においても同様である。


ふぅ、ここからやっと本題。
家元のリクエストに応えるかのような絶妙のタイミング(←自意識過剰♪)で掲載された「 ’08アクションプラン対象選手発表!」には、以下の選考基準が記されている


【2008年6月26日~29日開催のアジアジュニア選手権個人戦(釜山) 代表選考について】
・2008年全日本ジュニア結果により、アンダー19・15の優勝・準優勝。男女各2名(合計8名)を選出。


《アクションプラン強化ジュニア選手の選考に関して》
(1)全日本ジュニア選手権のアンダー19・アンダー17・アンダー15・アンダー13のチャンピオンを必ず選出していきます
(2)08年ジャパンジュニアのアンダー15・13の日本人選手の最上位成績者を選出いたします




このような『1県1校』式の選考は、不公平なのだ。暴動を起こしてもいいくらいなのだ。

強化・育成の資金が潤沢にあるのなら、こうした選考でも強化・育成は進む。1~11レース全て単勝・連複・連単・3連単の一番人気馬券を買えば、どれかは当たる。1億円の投資で1億1千万のリターン(儲けは1千万)を得るやり方だ。
だが100万の元手で1千万儲けようとするなら、自信のあるところを1点買いだ。リスクは高くなるが、仕方ない。それしかやりようがない。


アクションプラン対象選手が多ければ多いほど強化・育成が進むのであれば、全員アクションプラン対象選手にしてしまえばいいのだ。必要なのは「選択と集中」である。選択のあり方は、不公平であってはならない。
  1. 2008/06/04(水) 12:30:40|
  2. スカッシュ
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トップの責務

6月2日ワールドカップアジア3次予選オマーン戦、日本代表選手は喪章を左袖に付けてプレーしていた。この日亡くなった長沼健元日本サッカー協会会長に追悼の意を表すためである。


「早大に入学し同好会でエンジョイサッカーをしていた岡田少年を叱り飛ばした協会の人」は、長沼だったらしい(岡田は「たまたま会った」と語っていたが、「協会に呼びつけて叱った」とする記事もある)。

1996年アジアカップ、準々決勝でクウェートのカウンター2発に沈んだ責任を追求し、当時の加茂周代表監督の解任を迫った記者に対し、「加茂でフランス(ワールドカップ)に行けなかったら、オレが(会長職を)辞めればいいんだろ」と言い放った長沼に、唖然とした記憶がある。ワールドカップに行く/行かないは、日本サッカー協会会長の首程度でカタがつく問題ではない。
その非論理的思考は会長というポジションにふさわしくないが、オレが責任取る!という心意気は素晴らしい。人情に厚い、親分肌の人だったのだろう。ご冥福をお祈りする。



昨年12月に亡くなった前スカッシュ協会会長の衞藤瀋吉さんは、とても良識のある方だった。それだけでなく、船が難破しかけ「1人が犠牲になれば残りは助かる」という状況に遭遇したら、真っ先にオレが犠牲になる!と名乗り出る船長のような男気もあった。健康状態が芳しくなく、その実力をスカッシュの発展に充分活かしていただけなかったのが残念でならない。

「3人が犠牲になれば残りは助かる」という状況だったら、衛藤さんは、全員で助かろうとしたはずだ。その結果全滅しても、自分はともかくあと2人の犠牲者を選ぶことなどできない人だった。
「船員の命を犠牲にしてでも、船を目的地に運ぶのが船長の使命だ」と言うような奴がいたら、はり倒しただろう。荷主にとっては、船員の命よりも目的を優先させる船長の方が望ましい。でも衛藤さんは、荷主との契約、船長としての使命よりも、仲間を大切にすることを重視する方だった。



衛藤さんが亡くなった昨年12月12日は、インドで開催された男子世界選手権(団体戦)の最終日である。訃報が間に合うタイミングだったか微妙だが、間に合ったとしても「喪章をして試合しよう」とは誰も言い出さなかったと想像する。主に健康状態のせいなのだが、そうゆう会長ではなかったからだ。

私がスカッシュに出会った25年前、協会トップだった大根田清さんは、私がヒッティングパートナーのアルバイトをしていたスポーツクラブの会員で、週3~4回スカッシュをされていたと思う。

当時の大根田さんなら、神奈川オープンやSBカップ、また代表選考試合といった代表&代表候補選手同士の対戦には必ず顔を出し、審判の隣の一番良い席で観戦していたと思う。そして福井や岡田に「強くなったな」と声を掛け、海外をベースにする小林姉弟や机に「頑張れよ。期待してるぞっ!」と檄を飛ばしただろう。
ご自身がスカッシュ好きだったことに加え、それが協会トップの仕事の一部であることを知っているからである。そうすることが、選手強化・育成施策のひとつであると計算できる人だったのだ。


日本代表の喪章から、そんなことを考えていた。
  1. 2008/06/03(火) 21:39:01|
  2. スカッシュ
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海外代表派遣を考えてみる。

ここで示した海外大会派遣基準を採用した場合どうなるかを、平成18年度の例で検証してみよう。



平成18年度に行われた海外派遣の支出は以下である

1.マレーシアJr.遠征  319万円  個人戦
2.アジアJr.選手権   71万円  個人戦
3.東アジア選手権   48万円 団体戦
4.男子世界Jr.選手権  200万円  個人戦+団体戦
5.女子世界選手権   193万円  団体戦

「平成18年度募金用途報告」より)


平成18年度収支計算書の「選手強化委員会・ジュニア」には収入が264万円ある。これはマレーシアJr.遠征(ミロオールスタージュニア、ペナンジュニア)に参加した代表以外の選手およびその保護者が出した“自己負担金”である(それ以外があるとしたら、ごくわずか)。
従ってマレーシアJr.遠征の支出319万円のうち264万円は参加者によって賄われており、協会の実質支出額は319ー264=55万円である。

同じ人数、大会期間のアジアJr.(シンガポールで開催)の約8割の出費に押さえられているので、代表以外の選手およびその保護者は自己負担だけでなく同行したコーチの費用の一部も負担したと推測される。



さて、私が勝手に作った海外遠征基準をこれらにあてはめると、個人戦のみの1.2.の選手宿泊費と4.の個人戦に掛かった選手宿泊費が協会支出からカットできる。ケースによっては同行コーチの費用もカットできるのだけど。

1人1泊1万円弱、マレーシア&アジアジュニアが選手6人で12泊、世界ジュニアが4人で個人戦分6泊とすると、概算90万円くらいが浮く。


一方、支出が増加するのは、1人1大会10万円、年3回が限度なので、アクションプラン対象選手数x30万円が最大の金額となる。

アクションプラン対象選手はというと… 公表されているリストとしては、この「第4次強化選手」が最新だろうか?これに3名程追加されているような気がするが、このリストによれば対象選手は22名。
ということで、22名x30万円=660万円が最大の支出額。

従って支出増は年間400~500万円になるだろう。この原資を確保するのは、結構やっかいだ。単独年度であれば繰越金を充てればよいが、継続はできないのでやはり見直しが必要だ。

見直すべきは、アクションプラン対象選手だと感じる。これに関しては別に述べよう。
  1. 2008/06/02(月) 07:58:43|
  2. スカッシュ
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