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TEAM KANO戦記

美味しそうなこと、オモシロそうなことに必要以上に情熱を注ぐ人たちの記録です。スカッシュについても思いついたことを書いてみようかと。 パスワード希望の方は、実名フルネームを明記してteamkano@gmail.comまでメールしてください。

審判講習会(2)

さて、審判講習会の内容はとても良いものだったのだけど、「難易度上げ過ぎ」とも感じられた。

家元が参加した日に同席したのは、「審判の経験は少ない。でもルールを理解し、レット/ストロークの判定ができるようになる必要性を感じるので、ちゃんと勉強したい」という意欲を持って参加した人が多かった。
1ヵ月後に関西支部が行った講習会・試験でも、2級を受験したのは1名だけで残りは3級・4級だったらしいので、おそらく似たような人たちが参加したのだろう。


そうした人に対する講義は、ノーレット/レット/ストロークそれぞれの基本的な考えたを示すものであるべきだ。

「○○○の場合はレット。△△△であればストローク」とルールブックに書いてあるけど、言葉では説明し切れない。それに、JSA発行のルールブックは翻訳が下手クソ過ぎで、理解に苦痛が伴う。

そこで講義では、明らかにストロークのシーンを見せて、「今のは、『プレイヤーはスイングできる状態にあるけど、相手が近くにいてスイングすると相手にラケットを当ててしまうと判断したからプレーの続行を止めてアピールしてる』でしょ。だからストロークなんだよ。」と説明する。

ある程度スカッシュをやってる人なら理解できて当然のことを説明したのでは、「物足りないと感じられてしまうのでは」と講師は不安になるかもしれない。でも、その程度でちょうど良いのだ。
多くの人はレット/ストロークの判断に自信を持っていない。だから、「自信持っていいんだよ」と認めてあげる。「今まで『あれはストロークでいいのかなあ~?』と迷いがあったのですが、講習を受けて自信が持てました☆」と感じて帰ってもらうくらいのレベル。

そうして自信を持ってもらえれば、元々審判の勉強をしたいという意欲を持った人達だから、この後いくつかの試合で経験を積み、優秀な審判に成長していくことが期待できる。

この日の講義は、レットorストロークの微妙な境目のシーンを見せ、「審判委員4人のうち3人がストローク、1人はレットと判定しました」という難易度のシーンを判定させるものが多かった。
このレベルの判定が続くと、「やっぱ審判てムズカシイなぁ~★」と印象させてしまうのが危惧される。


高レベルの講義になったのは、おそらく昨年の宇都宮オープン後に一悶着あった審判に対する風当たりに、『過剰に反応してしまったため』と思われる。
確かに、トッププレーヤー同士の対戦を担当する審判のスキルアップを図りることは必要だ。でもそれは既に資格を有していて、審判の経験が豊富な人が対象になる。今回の講習は、このレベルの難易度。


あの審判講習会に参加した人を対象とするならば、もっと難易度を下げ、審判に自信を持ってもらうことを図るのが、普及・強化というJSAの大きな目的に添うはず。講義の内容・教材(アピールシーンを編集したDVD)が素晴らしいものだっただけに、この点を再考願いたい。


(資格試験編へつづく)
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  1. 2007/02/28(水) 11:18:50|
  2. スカッシュ
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リハビリ更新 審判講習会(1)

♪じっ、もとじゃ負け知らずぅ~♪

ブエノスディアス、私が家元のカノウである。 そーおだろ?

「充電中」と言いながら放電しまくっている家元であるが、時々リハビリ的に更新してみよう。



1ヵ月以上前になるけど、JSA東京支部主催の審判講習会・資格試験に参加した。
講習内容は、ルールブックから抜粋したルールに関する解説とディスカッション。それとレット/ストロークのアピールシーンを集めたDVD映像を見て判定を下すというもの。

講習はとても有意義なものだった。
ルールブックに書いてある内容に関しては、既に知っていることなので特にどうこう言うほどのものではない。試合の経験(観戦や審判・マーカーも含め)が少ない人には意味があるものだったと思う。


レット/ストロークの判定に関して。
このブログで何度か書いている通り、これは審判の主観により判断されるところが大きい。サッカーでイエローカードとレッドカードの微妙な判断が、主審の主観によるように。

その“主観”とはどうゆうものであったのか、何をどう判断したから今のがストロークなのかは、解説されないのが実態だ。身近に「今のはどうしてストロークなの?」と聞ける人がいる場合に限り、解説されるけど。

それは、『わかる人にはわかる。しかし、わからない人には(もしかしたら永遠に)わからない』を意味する。プレーヤーとして上達していけばわかる瞬間が訪れるだろうが、観戦してるだけでわかるようになることは難しいだろう。


そんな状況下、オフィシャルに解説してもらえる唯一の機会が審判講習会だ。
DVDに収められたアピールシーンを皆で見て、講師が「プレーヤーは一度フェイントに引っ掛かっているが、相手が邪魔にならなければ充分ボールに追いついてリターンできると判断されるから、レット」や、「相手が邪魔にならなかったとしても、プレーヤーがボールにたどり着いた時点ではツーバウンドしてると判断でき、ノーレット」といった具合に“判定に至る考え方”を示してくれる。

これとっても貴重なことなのだ、このような機会は他に存在しないのだから。
講師の浅野雅さんは、できるだけわかり易く説明しようと努力していることが伺われた。その努力は成功していたように思う。
また、DVDは判断を問うのに適した良いシーンがいくつも集められていた。「講習に役立つ良いものを作ろう」という製作者の努力が感じられた。

講習会開催に尽力された方々に感謝したい。


(長くなってきたので、つづく)
  1. 2007/02/27(火) 09:07:21|
  2. スカッシュ
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